港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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総訪問者数が20万人を突破しました!

2015-10-22 21:15:42 | 港区まち創り研究会
総訪問者数が20万人を突破しました。ブログ開設から1654日目で総訪問者数は200026人です。総アクセス数は694996PVです。
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Singapore Vol.6 シンガポールの建築①

2015-10-22 10:26:30 | Singapore シンガポールのまちから
シンガポールは建築作品の宝庫である。世界から著名な建築家を招いて、積極的に斬新な作品をつくらせている。丹下健三、黒川紀章、槙文彦、伊東豊雄など日本の建築家の作品も多くある。シンガポールは地震や台風がないこともあり、奇抜なデザインもいろいろあり、構造上大丈夫だろうか?と首をかしげるような建築物もあった。
マリ-ナベイサンズに旅の前半泊まったが、デザイン力は圧巻、まさにシンガポールのシンボルとなっている。我々が泊まった時は、丁度中国の秋節の祭日と重なっていて、ロビーが結構混んでいて、高級ホテルというより、テーマパークのエントランスのようであった。
旅の後半に見た二つの建築作品をご紹介する。
① Reflections at Keppel Bay (リフレクションズ・アット・ケッペルベイ)
2011年完成。建築家、Daniel Libeskind(ポーランド系アメリカ人)が設計した住宅プロジェクト。セントーサ島の対岸にある。24階建てから41階建てまでの6つの高層アパートメントと、11の低層アパートメントで構成されている。その中の傾斜しているような超高層アパートの形状は、遠くから歩いていても、視野に入ってくる。
一緒に行ったのは、アメリカの友人のJ氏とAさん含む5名で、たどりつく前は、そのビルが、どんなユニークな環境?の中に現れるのかと期待に胸をふくらませていた。ところが近づいてみると、そのエリア一帯が柵で囲われていて、中には全く入れない。暑い中、周囲をぐるぐる歩き回ったが、出入り口には厳しい顔つきのガードマンがいるだけで、受付などもなかった。
アメリカの高級住宅地でたまにあるように、住民&関係者以外は入れませんというスタンスなのだろう。近くにはヨットハーバーやゴルフコースがあり、富裕層にターゲットをあてた開発コンセプトが根底にあるのかもしれない。中には、一戸数億円もするアパートもあるそうで、驚く。結論としては、どちらかというとオーソドックスな高級アパートが並んでいる敷地内に、このとんでもなくユニークなビルがあり、違和感というか、ちょっと拍子抜けであった。ただ全体的にきれいに緑を配し、カーブした超高層アパートの屋上まで緑化しているのはすごいと思った。
内部を見ないので何とも言えないが、このカーブした超高層アパート、デザインが面白いと思う反面、快適とはいえないのでは?住み心地が悪いのでは?などと、5人で勝手に言い合う。低層アパートは、ヨットハーバーの真ん前にあり、バルコニーもありとても快適そうだった。
J氏のオフィスからは、このカーブしたビルが遠くに見え、皆で「あれは、いったい何なんだ?」といつも言っていたそうで、私達に同行して「やっとカーブしたビルの様子がわかった、友人達に教えます」とうれしそうであった。
とはいうものの、場所を変えて、ヨット・ハーバーから眺めた住宅群の景観は近未来的、圧巻であった。ヨット・ハーバーにあるレストランでくつろぐ。夕方には風もさわやかで、ビールを飲みながら軽い食事をして、最高のひとときであった。

超高層アパート 二棟はブリッジで連結されている。屋上だけでなく、ブリッジにも緑が配されていてすごいと思う

超高層アパート 近づいて見る

低層アパートとクラブ建築, 周囲は全て、低いへいで囲われている。

川沿いもきれいに緑化されている。昼間のせいか、人はあまり見かけなかった

ヨットハーバーから眺める住宅群


ヨットハーバーから眺める住宅群

② Parkroyal on Pickering (パークロイヤル・オン・ピッカリング)
中華街近くの環境配慮型高級ホテルである。シンガポール緑化建築物の象徴である。
シンガポールで今最も有力な建築家ユニットWOHAが手がけ、2013年にオープン。「ホテル・イン・ザ・ガーデン」というコンセプトのもと、敷地内のさまざまな場所が緑化され、なかでも建物の外壁に沿って4階ごとにつくられたグリーンガーデンは、空中に浮くジャングルのよう。草木を育てるために雨水を利用するなど、随所に最新鋭のエコシステムを採用。環境への配慮が高く評価され、シンガポール政府が実施する環境配慮型建築物の推奨マークのプラチナ賞、太陽光発電パイオニア賞など、さまざまなアワードを受賞している。

外観の建物緑化が見事である

外観緑化詳細

内部 造形的な天井

建物周りの緑化

ロビー

ロビー

ロビーの前庭 環境上必要な水面か
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