阿部 浩子さまよりアンケートの13,14,15についてのご回答がありました。
ありがとうございました。
港区在住( 10 )年
13 最近、無縁社会という言葉が流行語となっていますが、地域の絆を強くしていくためには、どんな施策が必要ですか
2005年の国勢調査では、男性の生涯未婚率は15・96%。女性は7・25%です。所在が不明の百歳以上の高齢者の数も大きな社会問題となりました。マンションなどで「ひとり誰にもみとられず」孤独死するお年寄りも激増しています。
私は、介護保険だけでなく、福祉サービスを充実させ、地域のネットワークを連携させることが基本となると考えています。
14 日本の男女平等指数は134か国中94位です。先進国の中では桁違いのランクになっており、国連から男女平等を解消するよう勧告がなされ、男女平等政策は世界の流れになっています。港区に男女平等が根付くためにはどのような行動や政策が必要でしょう。あなたのお考えをお聞かせください。
港区男女平等参画計画にあるように、すべての人が性別にとらわれず自分らしく豊かに生きるために、あらゆる場で、一人ひとりがその能力と個性を発揮できる男女平等参画社会を実現するために、ワーク・ライフ・バランスを推進し、人権の尊重と生涯を通じた健康を支援し、男女平等参画社会に向けた推進体制を充実させることが必要と考えています。
15 世界は中東やアフリカなど政情不安が続き、戦争や紛争が拡大して人々の暮らしを脅かそうとしています。日本は9条を持つ平和憲法の下、戦後65年間直接戦争に巻き込まれていません。憲法についての考えをお聞かせください。
私は、憲法の前文と9条を指針にした平和外交と非軍事・文民・民生を基本とする積極的な国際貢献で、世界の人々とともに生きる日本を目指すべきだと考えています。核兵器の廃絶、対話による紛争予防を具体化するため、北東アジア地域の非核化と多国間の総合的な安全保障機構の創設に積極的に取り組み、「緊張のアジア」を「平和と協力のアジア」に転換することが必要と思っています。