港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

自転車のまちづくり講演会アンケートのご意見

2013-09-30 09:15:04 | 港区まち創り研究会

参加者のアンケートでのご意見は以下のようです。
ご協力ありがとうございました。
・とても良かった。車、自転車、歩行者どれを優先するか。今までは車を優先に、自転車は邪魔者と考えられていた。そこを変える必要がある。港区住民として自家用車は必要なものではない。そうなら、自転車、歩行者を優先に考えるべき。少なくとも生活道路については。
・とても良かった。各自治体の具体例が紹介されていたのが勉強になった。
 今後、まち研に期待したいテーマとして
①  民間主導の開発に対して行政がどう関与していくがの問題。
②  「環境」と「街づくり」の整合性について
・とても良かった。自転車の走りやすい街づくりが簡単にできないことがよくわかりました
・良かった。日頃自転車のルールを守っている人が少ないと感じる。道路の整備がされていないと思う。今日のお話のように整備されると良いと思う。大変参考になりました。ありがとうございます。
・自転車はエコライフ
・ふつう。自転車利用者のマナーの悪さが目に付く日常です。日本の道路事情によるのでしょうか、この辺りの整備と利用者のマナー教育をもう少し促進されるべきだと思う
・良かった
・「まち研」お話楽しく拝聴させていただきました。大変参考になりました。
自転車に乗らないので、余り意識していませんでしたが、ルールを守らないで走っているのを見かけ本当に危ないですね!お話と、港区の整備に落差があり、行政の対応が遅れていると考えさせられました。
・良かった
自転車道に関して日本はとても遅れていると思う。タイムリーな企画だと思った。自転車道を積極的に整備してほしい。
・とても良かった
行政の方が参加されなかったのは残念。道路幅員が狭い港区で自転車を快適に走らせる方法をみんなで考えていきたい。
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港区まち創り研究会「自転車のまちづくり」の講演会が開催されました

2013-09-29 14:44:57 | 港区まち創り研究会
9月28日(土)東海大学高輪校舎のきれいな教室で「自転車のまちづくり」の講演会が開催されました。
参加者は20名で前回よりやや少なかったでしたが、みなさん須藤先生の講演に熱心に耳を傾けていました。行政の関係者の参加がなかったのは残念ですが、うかい港区議会議員がご参加いただきました。
 講演の内容は、「快適な走行空間の整備に向けてー安全で快適な自転車利用環境の創出ガイドライン」というタイトルで、浜松市や宇都宮市などの国内諸都市の具体的な例をあげて自転車走行空間の整備の仕方をお話いただきました。
 整備手法の説明は、かなり技術的にレベルの高い内容でしたが、わかりやすいパワーポイントの資料と自転車に乗っているような動画による説明が素晴らしかったです。
 側溝などを利用してできるだけ車道側に自転車専用レーンをとることが基本ですが、道路幅員からとれない場合は、法的には根拠がないが自転車が走ることを示すナビマークをつけることでも事故を防ぐ効果がかなりあるとのことでした。
歩道に自転車を走らせることは、人や自転車の事故や交差点で混乱を生じやすいのでできるだけ避けたいとのことでした。また、交差点での事故が多いことから、交差点の自転車の走行を示す□型のナビマークの表示が重要とのことでした。
 浜松市では国土交通省の示す「自転車利用環境創出ガイドライン」に基づき自転車利用環境整備の事業計画を作成し、5ヶ年事業費100億円の予算を計上したようです。 
 フリーディスカッションに入り、うかい議員から港区の場合、道路幅員が足りない道路が多く、拡幅整備を要求しているが遅々として進まない現状で、自転車利用についても賛否があるとの意見でした。須藤先生の回答は、幅員が足りない道路でも歩車道の構造を変えることで自転車レーンを整備することもでき、また自転車の走行を示すナビマークをつけることも大事とのことでした。
 その他では、ヨーロッパでは自転車道の整備が進んでおり自転車利用が盛んだが、なぜ日本は遅れているのか、道路の整備が自動車優先の思想があるので、通学途中の子どもの列に車がつっこんだりする事故があるのではないか、子どもを乗せた自転車の利用はどうかなどの質問がありました。
 今後港区でも浜松市のように自転車利用環境創出整備の事業計画を作成し、自転車道のネットワークづくりに取り組む必要があることがわかりました。
 行政、警察を含めたこのような会議の再度の開催が待たれます。

自転車利用環境創出の基本(講演会資料)

自転車走行空間整備の仕方 港区で多く考えられる(講演会資料)

自転車走行レーンがとれない場合のナビマークの表示(講演会資料)

歩車共存道路での自転車ナビマーク(講演会資料)

交差点での自転車ナビマーク(講演会資料)
講演会資料は転載不可
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港区まち創り研究会の講演会「自転車のまちづくり」が明日開催されます

2013-09-27 09:50:00 | 港区まち創り研究会
明日(9月28日(土))、港区まち創り研究会の講演会が午後2時から東海大学高輪キャンパス1201教室(1号館2階)で開かれます。
 自転車のまちづくりがテーマですが、特に今回は自転車が安全に走れる走行空間をどう整備していくか、豊富な事例から詳細な説明があります。国内の事例として、浜松市、尼崎市、千葉市、岡山市、高槻市、金沢市、今治市、江戸川区、京都市、世田谷区、箕面市、小平市、宇都宮市の整備の仕方を取り上げて説明されます。
 講演者の須藤敦司先生は日本都市計画家協会の自転車部会の代表として活躍され、自転車のまちづくりの専門家として5指に入る方で、全国の都市の自転車のまちづくりの指導をされています。パワーポイントで事例を中心に視覚的にわかりやすく説明され、動画もあります。
 港区では、自転車シェアリングなど積極的に自転車利用のまちづくりに取り組んでいますが、自転車走行空間の整備はまだまだです。他の都市の整備に見習い取り組んでほしいと思います。区民のみなさまのご参加をお願いします。
当日の上映されるスライドの1枚とちらしを掲載します。

パワーポイントの1枚です

ちらしです
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「みなと第九を歌う会」の演奏会のプログラムと演奏者が決まりました

2013-09-26 14:31:44 | みなと第九を歌う会
 11月30日18時からに行われる「みなと第九を歌う会」のプログラムと演奏者が決まりました。
 プログラムは以下のようです。もちろん、全体の指揮は山口浩史先生です。
 第1部
       ソリストによる 「カルメン」ハイライト ビゼー作曲
       ピアノ2台による 「スカラムーシュ」 ミヨー作曲
 第2部
       交響曲第九番二短調125 第4楽章 ベートーヴェン作曲

ピアノの演奏は鳥居礼子さんと相田久美子さんです。
ソリストはソプラノが野田ヒロ子さん、メゾソプラノが藤井奈生子さん、テノールが渡邉公威さん、バス・バリトンが三戸大久さんとプロの一流のメンバーが揃いました。
 第1部の演奏も素晴らしいものとなるでしょう。
 第2部を歌う「みなと第九を歌う会」の100人の合唱団も山口先生の指導のもとに、きっちり練習を行なっています。昨年より一段と進歩しています。
 どうぞ、11月30日東海大学高輪キャンパスにおいでください。
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港区景観街づくり賞を見る 大門シガレット

2013-09-23 19:04:25 | 港区のできごとあれこれ
大門シガレットは第一京浜国道と大門通りの交差点の角にある、フリーの喫煙スポットである。喫煙所は大抵タバコを吸う人や煙、灰ざらなどが見えきたならしい。この大門シガレットの外観は、一見して喫煙所には見えない。グレーのメタルと紺色のパネルの対比がおしゃれな建物である。こういう喫煙所をつくることにより、たばこのぽい捨てなどがなくなり街の美化の向上につながるということが景観賞の理由であろうか。建物自体は大きな特徴はない。

大門シガレット

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松ヶ丘会の出前講座・防災訓練・懇親パーティが開かれ、そして事件が!!

2013-09-22 18:10:30 | 高輪地区のできごと
9月22日、松ヶ丘会の出前講座・防災訓練・懇親パーティが開かれました。
まず、高輪区民センター3階講習室で高輪警察署と高輪消防署の方がDVDを使ってそれぞれお話していただきました。高輪警察署のDVDは主に振り込め詐欺の手口の説明でした。高輪消防署のDVDはいざ災害の時は近隣で相互に助け合うことが大事というDVDでした。出前講座には茂木協働推進課長、協働推進課防災担当上村さんも出席されました。
 出前講座を終了後、高松くすのき公園で消火器とD級ポンプの防災訓練を行いました。高松くすのき公園で実施するのは初めてで少しとまどいましたが、無事終了し、いよいよ公園のかまどベンチを使った炊き出しの訓練を行いました。
 かまどベンチの鍵をあけて、防災たきぎセットでたきぎを組んでいよいよ火をつけました。防災たきぎセットはたきぎの他燃えやすい小枝やチェッカ-マンなどが入っており、順調にたきぎが燃え始めました。鍋に水を入れ、レトルトのカレーを暖めました。
 その時、突然事件が起こりました!!。バーンと破裂音がして、何かが飛び散りました。多分たきぎに水分が含まれて破裂したのだと皆思いました。さらに、たきぎを追加してカレーを煮ていると、もう一度バーンと破裂音がしました。なんだろうと消防署の方、協働推進課の方などと一緒によく見ると、かまどベンチの床のコンクリートが粉々に壊れておりそれが飛び散っていることがわかりました。
 かまどベンチそのものがおかしいのか、施工のミスかわかりませんが、ほんとに危なかったです。怪我人が出なくてよかったです。
 消防署や区の方がいる前で事件が起きてよかったと思います。町会だけで行っていれば町会に何かミスがあったということになりかねない。防災施設はきちんと使ってみるべしという教訓にもなりました。
 この事件はともかく、高松くすのき公園での懇親会はビールを飲みカレーを食べながら和気藹々の雰囲気でみなさん楽しまれたようでした。

高輪警察署と高輪消防署の出前講座30人以上が出席しました

高松くすのき公園での防災訓練が始まりました

小さいお子さんも訓練に加わっています

かまどベンチのたきぎも順調に燃え始めました

D級ポンプの訓練です

ホースから勢いよく水がでます

突然かまどベンチから破裂音が。コンクリートが飛び散っています

ビールを飲みカレーを食べながらの懇親パーティ盛り上がっています
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高輪地区デジタルアーカイブワークショップが開かれました

2013-09-21 21:17:57 | 高輪地区のできごと
高輪地区デジタルアーカイブワークショップが9月21日に開かれました
15人の方が参加し、3グループに分かれてワークショップを行いました。
まず、写真の提供者がそれぞれの写真について、想い出やその時の様子をお話してくれました。50年以上前の写真が多く提供されました。私のグループで最も古い写真では大正末期の貴重な写真がありました。また、昭和20年代、30年代の都電の脱線事故の写真とか火事の写真とか興味深い写真が多くありました。情景だけではなく、当時の服装の様子など興味はつきません。
 グループ毎に議論して、次回のワークショップで今昔を説明する写真をグループでそれぞれ10点を選びました。古い写真を見て同じアングルで現在の写真をとり比較をするのです。
 次回での選ばれた写真を説明するワークショップを行います。次回が楽しみです。


ワークショップの様子
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世界の街から106--バンコク ワットアルンとチャオプラヤ川

2013-09-20 15:24:26 | タイの街から
再びタイの街歩きです。
ワットアルンの建設年次はアユタヤ王朝時代17世紀より前といわれているが定かではない。三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台になった寺として有名である。
 チャオプラヤ川沿い立地しており、渡し船に乗り、渡っていく。仏塔の高さは75mあるが、がっちりしてプロポーションがよい。船から見る塔の景観は趣きがある。
 チャオプラヤ川はバンコクの中央部を流れており、水上交通路となっている。沿岸には様々な施設が立地している。
 2011年、このチャオプラヤ川流域が洪水となり、なかなか水が引かず、大きな被害が発生している。
 ワットアルンに上陸して近づいて見ると、仏塔には細かい装飾がびっしりつけられているのに驚く。急な階段を上るとバンコクの街並みが一望できる。
 バンコクの観光地では、一番印象に残る場所である。

渡し船とワットアルン

チャオプラヤ川から見たワットアルン

川から見た街並

ワットアルン

ワットアルンの細かい装飾

ワットアルンの細かい装飾

ワットアルンの細かい装飾

ワットアルンの上部からバンコク街並みを見る

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港区みどりの街づくり賞作品を見るその3 六本木東京

2013-09-19 17:09:08 | 港区のできごとあれこれ
六本木の交差点近く、商業施設・業務施設・高級賃貸マンションの39階の大規模複合施設である。
 賃貸マンションは600戸以上もある。1階部分の空地を積極的に緑化しているのが、受賞の理由であろう。特に、この六本木周辺は緑が少ない地域なので、このような施設は効果的である。六本木通り側をセットバックして常緑樹の並木をつくったのが評価される。
 建物の周囲をセットバックさせ、3方に沿道空地を生み出しどの通り沿いも緑化している。低木、草本類も多種多様である。
 難を言えば、建物高層部のデザインが平凡で面白みがないのと、これだけのヴォリュームの建物にしてはまとまった広場がないのが残念である。


39階の超高層マンションである

六本木通り沿いをセットバックして常緑樹を植えている

アプローチの部分に緑化された壁を設けている

3方の道路の沿道空地をとり、緑化している

ややまとまった空地。芝などで緑化されている
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福祉と環境にやさしいまちづくり講座次回のご案内

2013-09-18 08:11:29 | 港区まち創り研究会
港区社会福祉協議会より助成を受けた「福祉と環境にやさしいまちづくり講座」次回は9月28日(土)14時からです。
場所は前回と変わり東海大学高輪校舎です。自転車のまちづくりがテーマです。
タイトルが少し変わりました。
「快適な走行空間の整備に向けて」、副題は「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン+計画・整備事例」ということで、
具体的に自転車道、自転車専用レーンをどのように整備していくかが講演のテーマです。
須藤先生は「自転車のまちづくり」では日本で5本指に入る専門家で、日本全国あちこちの都市で計画づくりを指導されています。
そんな計画・整備の事例を中心にお話いただけます。とても楽しみです。自転車走行レーンの整備がやや遅れている港区で参考になります。ご期待ください。当日、港区の担当課の方も出席していただくようお願いしています。
入場無料なので、区民のみなさまどうぞふるってご参加ください。
ちらしを添付します


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