港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区の情報、まちづくり情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

2011年 安藤・個人の活動をふりかえって

2011-12-31 07:46:10 | 港区まち創り研究会
 今年は、個人としては健康に恵まれ、またみなさまのご支援を受け、きちんといろいろな活動に参加できたと思います。

1 港区まち創り研究会
 すべての会議・公開講座に参加しました。

2 町会活動
 町会長として、町会にかかわるすべての会議・行事に参加しました。
 5町会合同の桜まつりを企画、準備していましたが、東日本大震災により中止しました。
 復興支援のフリーマーケットを行い、北茨城市の物産の販売の支援を行うとともに気仙沼中学校に寄付をしました。町会独自の防災訓練を行いました。
 5町会合同の盆踊り大会を行いました。
 高輪支所主催の防災フォーラムを町会として支援しました。
 防災倉庫が新しくなり、備品の移し替えや整理を行いました。

3 高輪地区情報紙みなとっぷの編集
 チーフとして、すべての会議に出席しました。14号、15号、16号、17号の編集にかかわりました。16号では、防災特集をまとめました。

4 タウンフォーラム
第一グループのメンバーとして、会議にすべて参加しました。
 野本さんが病気でダウンしたため、代わりにリーダーになり、最後の提言書をまとめました。

5 港区まちづくりルール認定審査委員
 公募により、まちづくりルール認定審査委員になり、会議に出席しました。

6 高輪地区生活安全・環境美化協議会
 道路・公園部会の役員として、すべての会議に出席しました。

7 みなトーク会
 チャレンジコミュニティ大学卒業生の会、みなトーク会の行事、会議にはすべて参加しました。

8 ことばつむぎの会
 朗読の会である「ことばつむぎの会」に所属し、発表会には詩の朗読を行いました。

9 高縄発明特許研究会
 高縄発明特許研究会に所属し、渡邊さんなどの発明家の方の発明や生き方について、学びました。

10 日本建築家協会港地域会
 ときどき、日本建築家協会港地域会に出席し、ドイツの建築家水島さんの講演のMASセミナーのお手伝いをしました。


今年は、いろいろな方にお世話になりました。
ありがとうございました。
来年、みなさまにとってよいお年でありますように。
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2011年 港区まち創り研究会の活動をふりかえって

2011-12-30 09:21:47 | 港区まち創り研究会
今年は、東日本大震災があり、日本の大変な年でしたが、当研究会も振りかってみればいろいろなことがあった年でした。

1 公開講座の開催
 今年は、公開講座を8回行い、延べ200人以上の方が参加しました。自転車のまちづくりに始まり、区議会や田町駅東口の開発、防災連続講座、市民参加のまちづくりと分野は多岐にわたりにどの会も熱い議論がありました。

2 Kissポート財団からの助成
「市民参加のまちづくり研究」がKissポート財団から「自主企画」として助成を受けました。助成額は3回の講座で合計6万円ですが、講師代などを支払うことができました。

3 定例会の開催
 一時途絶えていた毎月1回の定例会を年の後半から開始しました。
会員相互の交流を図れて楽しい定例会です。

4 区議会議員候補者アンケートの実施
 区議会議員候補者の意見をきちんと聞こうということで、一民間の団体として異例の候補者アンケートを行いました。13人の候補者の方から回答をいただきました。回答はいただいた方は、難しい質問にもきちんとまじめに回答していただきありがたかったです。
これからも、選挙があったらこんなアンケートを実施していきたいと思います。
また、区議会議員や候補者の方も公開講座に数多くご出席いただき、ありがとうございました。
 
5 ブログの開設
 区議会議員候補者アンケートの回答を公表するために、ブログを開設しました。最初はアクセスが1ケタであまり意味がないと思っていましたが、継続していくうちにアクセス数が増え、今では1日300件を超え、開設261日目で42000件を超えています。

6 会員個人の活動
 会員の方がそれぞれいろいろな団体や区民参画組織などで巾広く活躍されています。

7 残念なこと
 当研究会を側面からバックアップしていただいた日本建築家協会港地域会の野老さんが亡くなられたのは、本当に残念なニュースでした。しかし、その後、大倉さん、今井さん、鈴木理巳さんなどの方が引き続いて当研究会を支援していただいています。

8 来年に向けて
 港区で実際に、まちづくりの活動を行おうということ、バス停留所の環境の実態調査をまず、実施することになりました。
 来年2月には、3回目の市民参加のまちづくり研究で横浜市編を行います。
公開講座も何らかの形で続けたいと思います。
 また、会員も少しずつ増えており、病気のためお休みしていた会員の方も来年は、復帰される見込みもあり、活動も活発になりそうです。
 いろいろな団体とのネットワークづくりも視野に入れていきたいと思います。
 今後の「港区まち創り研究会」の活動にご期待ください。
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世界の街から30 ホーチンミン市

2011-12-29 10:10:24 | ベトナムの街から
ベトナム旅行記その5 ホーチンミン市

 4年前、訪れた時とは、ホーチンミン市も大きく変わっていた。新しい高層ビルが林立している。60階のタワービル(通称いかタワー)ができているのは驚いた。バイクを相変わらず多いが車も多くなっている。信号も増えてきている。クリスマスの前ということで、デパート、銀行などのクリスマスの飾りつけが派手で、すごい。
日本のバブル期に近い街の姿になりつつある。ハノイとは別の国のようである。クリスマスの飾りつけを見に大勢の人が訪れて、街は大賑わいである。
 ベトナム在住のN夫妻、O夫妻と我々4人、合計8人で会食をする。ベトナムのいろいろな情報を学ぶ。60階の「いかタワー」は1年前に完成しているが、95%はまだ、テナントが埋まっていない。オーナーは売却を考えているそうである。新しいビルは5,6年前世界経済も上向きの時に、建設が認可されたものが多い。ベトナムの経済は、世界の動きより遅くあらわれるが、それでもすでに下向きの状況にあるようだ。お店ができても、入る人は多いが商品はあまり売れない。
 ベトナムも見た目の活気とは違い、これから大変なのではないかという。それでダナンの大規模な開発もあれだけ進んでいるかを理解できた。
 ベトナム人の平均給与は月1万円で、バイクは6万円位だそうだ。バイクは1家庭に1台あり、バイクがベトナム人にとって大きな資産となっている。貧富の格差が大きく、マンションなど建設されているが、一般庶民はなかなか手が届かない。
 翌日、市内を散策する。暑いし、バイクも多く歩くのも大変である。
 サイゴン大教会、中央郵便局などを見て回る。とにかくどこもすごい人が出ていた。
「いかタワー」は、まわりに空地がなく、窮屈で貧弱に見える。
 北から南への忙しいベトナム旅行を終え、夜の航空便で、日本に帰る。


中央郵便局

サイゴン大教会

新しいビルが林立している

開発の構想図が工事現場に示されている

クリスマスの飾りがどこも豪華

60階のいかタワー
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年末の町会夜間パトロールに参加しました

2011-12-28 22:17:57 | 高輪地区のできごと
 町会(松ヶ丘会)は12月27、28、29日夜9時から防火、防犯を兼ねて年末パトロールを行います。
高輪消防署、高輪警察署からも激励の品が届けられました。
昨日は、高輪消防署の方から始める前にご挨拶がありました。
今年高輪地区は、35件の火災が発生しましたが、焼失面積はなんと0だったそうです。
皆、燃え広がる前に消したということです。地域での普段の地味な防災訓練などの活動が大事ということだそうです。
 今年も参加者は毎日10名以上で、3日間で延べ30名を超えそうです。
 提灯をつけ、拍子木2台の音が高らかに響き、火の用心の掛け声が寒い夜空にこだましました。
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世界の街から29 ベトナム ホイアン

2011-12-27 09:05:29 | ベトナムの街から

ベトナム旅行記4 ホイアン

フエからタクシーでダナンを通りホイアンにいく。ダナンは、人口が80万人を超える都市で道路が広く近代的な街である。同じベトナムとは思えない。道路に沿った植え込みが何kmも続いて芸術的に刈り込まれている。手間がかかると思うが、人件費が安いのであろう。ダナンの海岸に沿って次々にリゾートや住宅地の大規模な開発が現れる。こんなに、開発して需要があるのだろうかと不思議に思う。
 ホイアンに昼ごろ着く。ホイアンは、建物の多くがうこん色で塗られた素敵な街ですっかり気に入る。ホイアンは16世紀末、オランダ人、中国人、日本人などが来航し、国際貿易港として栄えた。中国人街や日本人街ができている。また、ベトナム戦争の被害にあわず、ベトナムの古い民家風の建物が多く残されている。ホイアンの街並みは世界遺産に登録されている。日本橋もあるが、どちらかというと中国風なデザインの橋である。これらの建物をいくつか見学できることになっている。中庭のある京都の町屋のような2階建ての住宅が魅力的である。中庭が建物の中心となっているようで、中庭の壁に陶器の飾りがあり、また、壁のこけが木のように見えるしかけになっている。建物の奥には、かまどがあり、皆で土間に集まって野菜などを切っている。生活そのものが観光になっているのが自然でよい。一歩入ると、細い路地が続いている。路地の景観はどこでも趣きがある。
 ベトナムの庶民の街がそのまま、残されて現代まで生活が伝えられているまちである。
西欧人の観光客が多いのも、うなづける。

うこん色のまちなみ

まちなみ

まちなみ

まちなみ

中国風のデザインの日本橋

趣きのある路地

路地

民家の中庭

中庭にある壁の飾り こけが樹に見える

民家の図

犬も生活にとけこんでいる

2階からまちなみを見る

土間で野菜を切っている

16世紀日本人が王に謁見してみやげものを差し出している図
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バス停の環境を考える

2011-12-26 09:16:13 | 港区まち創り研究会
前回の港区まち創り研究会の定例会ででた来年のテーマの一つである「バス停の環境」について、少し考えてみる。
よいバス停の環境のための条件とはなんだろうか。
基本的な条件として、次の4つのことが考えられる。

1 人の待つスペースがある
 8人~10人待つスペースが必要である。
 待つスペースがないと通行する歩行者や自転車と接触することになる。

2 停留所に屋根がある
雨の時、傘をささずに、待つことができ、また降りることができる。
傘をさして降りると、通行する歩行者と接触することもある。
また、傘をさして待っている人が多いと通行できないことがある。

3 ベンチがある
 バス利用者はお年寄りや足に障害を持つ方が多い。
 地下鉄を利用するには、長い階段があったりするからである。
 また、バスは交通事情により、遅れることが多い。
したがってベンチがあるとありがたい。

4 視認性がある
 遠くからでも、バス停があると認識できる。
 初めて利用する客にとって、バス停がどこにあるか遠くから歩いてもわかるとよい。
 一定のデザインの屋根があると、遠くからでも認識できる。

それでは、条件が整ったバス停の例を見てみよう。

実例1 北里研究所前バス停留所
 これは、素晴らしい。快適なベンチが3つもある。屋根がある。人の待つスペースもある。しかも、このスペースは北里研究所が一部提供していることに意義がある。ベンチも研究所の提供と思われる。




実例2 高輪都営アパート前バス停留所
 人の待つスペースが十分ある。屋根がある。ベンチがある。これは、バス停に接している都有地があるために、実現できたと考えられる。


実例3 高輪2丁目バス停留所(高輪教会前)
 このバス停を見て、いつも感心して頭が下がる思いである。高輪教会の敷地の一部を提供して、ベンチを設置しているのである。ベンチも高輪教会が提供しているのであろう。屋根はないが、この快適なベンチによくお年寄りが座っているのを見かける。


実例4 高輪区民センター前バス停
 このバス停は、立派な屋根があり、人が待つスペースが十分あるが、ベンチがない。
 ここにベンチが置かれた素晴らしいバス停になるのだが、残念である。ベンチが置かれる場所は歩道でもよいし、また、区の用地の中でもよい。


それでは、反対に条件の悪いバス停の例を見てみよう。

実例5 白金高輪駅バス停留所
 このバス停は、都バスと地下鉄とを結ぶ重要な駅である。
 しかし、歩道(約1m)が狭く人の待つスペースが全くない。もちろん、屋根もベンチもない。常に、通行する人や自転車と交錯している。まわりに放置自転車もある。
雨の日などはほんとうに大変である。最も、環境の悪いバス停である。

実は、港区のバス停は、このような事例の方がずっと多いのである。
地価の高い港区では、バス停の最大の課題は、スペースの確保である。スペースを確保するには、実例1や3のように、民間の協力がなければできない。
私たちに課せられた課題は、民間の協力をどのように得ることができるかということである。
次回はバス停環境調査について、考えてみる。
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世界の街から28----ベトナム フエ

2011-12-25 11:03:16 | ベトナムの街から
ベトナム旅行記その3 フエ

今度の旅行で一番期待していたフエだったが、まず、ハノイからフエの飛行機が天候不良で飛ばないことが飛行場でわかり、目の前が真っ暗になった。なんとか交渉してダナン行きの飛行機に乗り、ダナンからタクシーでフエに行くことにした。
 ダナンからフエは山道が多く、万一車が止まると山賊がきて、身ぐるみとられるとの情報もあり、ひやひやしたが何とか2時間かけて夜12時にフエのホテルについた。
フエはベトナム中部の街で、ベトナム最後の王朝ゲエン(1802~1945年)の王宮があったところである。
香江(フォーン川)をはさんで、旧市街と新市街に分かれている。王宮などは旧市街にある。フエの建造物群は世界遺産に登録されている。現在、人口は33万人である。フエは一日雨で、午後からツアーで王宮とパゴダを見ることにした。
王宮
 フエ城の王宮は、ベトナム戦争で破壊され、着々復元作業が行われているので、広い王宮のまだ一部しか見ることができない。
 フエ城は、中国の紫雲城を模し、風水にのっとって建てられたといわれる。フランス帰りの建築家が設計したもので、フランス建築の影響もある。
 正方形のへいで囲まれた中を四角で区切っていくような幾何学的な配置パターンである。
 入口の門、王が謁見する大和殿などが復元されている。復元されたばかりの新しい建物もある。
 屋根や屋根に描かれた絵が美しい
 広大な敷地の中に、トルコや日本と同様、ハーレムがあったそうである。





大和殿

謁見の間

広い中庭



屋根と描かれた絵が美しい

新しく復元された部分

新しく復元された部分

壮麗な門

パゴタ
王宮を見た後、16世紀に建てられたフエで最も古いパゴダを見る。パゴダは7段の塔である。庭には、日本の石庭や盆栽のようなものもある。日本に似た仏教文化を感じさせる。
 そこから、船にのり、フォーン川を下ってホテルに着く。

パゴタ

日本の石庭に似ている

フォーン川と乗った船
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港区まち創り研究会の12月定例会が開かれました

2011-12-24 08:09:20 | 港区まち創り研究会
 
いつもメンバーに加えて、新しい方が3人も参加され、活発な会議になりました。
会員になるメリットの議論がありました。メリットの一つは、他の会員の賛成があれば、会員が芝コミュニティはうすを使用して、まち研が後援で集客も手伝うイベントを開催できるということになりました。
 松本さん、宮口さんから内部被曝から子どもを守る会・港支部主催の野呂さんの講演会の報告がありました。若い夫婦など、120人の参加があり、盛況で有意義な会でしたとのこと。
 今後の活動方針の話になり、港区まち創り研究会を中心にまちづくりフェスタを行ったらどうかという提案もありました。
 港区でもコレクティブハウスをぜひつくりたいという話が何人の方からでました。もう一度、話をききたいという意見もありました。とりあえず、見学会に2人がいくことになりました。
 また、身近なところからの活動をしていこうということになり、「バス停にベンチを置こう」という運動が面白いということで、参加者が盛り上がりました。
 バスを利用する方はお年寄りの方が多く、待つ時間も長いことがあるので、ベンチがあると助かるのではないかということからの提案です。
ベンチは個人や企業の寄付でよい。場所は、お寺、お店、教会などの一部の場所に無償で置かせてもらうことにすれば全く事業費がかからず設置できるのではないかという意見もでました。
 まずは、港区のバス停にベンチがどの位、置かれているか調べてみようということになりました。そのため、次回までにバス路線の把握をすることになりました。
 次回の会合は、1月27日(金)夜7時からコミュニティカフェで行います。
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大泉学園コレクティブハウスの見学会開催のご案内

2011-12-23 08:51:27 | 港区まち創り研究会
先日、ご講演いただいた「つくりっこの家」の金井さんからメールをいただきました。
大泉学園コレクティブハウスの見学会が以下のように開催されるようです。

2012年1月21日(土)10時15分~12時15分
(大泉学園駅からのバスの関係でこの開始時間になっています。)
なお、見学会の窓口は、
NPOコレクティブハウジング社になっておりますので、
下記のアドレスからお申込下さい。

http://www.chc.or.jp/chcproject/oizumi/visit.html
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祝い 4万アクセス突破

2011-12-23 07:27:04 | 港区まち創り研究会

祝い! 4万アクセス突破

ブログ開設254日目で アクセス数が40083となりました。
次第にアクセスが増えつつあります
ご高覧ありがとうございます。
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