4月24日、港区まち創り研究会の例会は、今回場所を変えて、新しくできた芝公園福祉会館の見学も兼ねて区民協働スペースで行いました。
区民協働スペースは、保育所などとの複合施設の3階にあります。
3階は、広いゆったりしたロビーと2つの会議室があります。内装はふんだんに木が使われており、部屋全体に、木の香りがします。我々が使ったのは30人収容の会議室で、例会にはちょうどよい大きさですが、講演会などにはやや狭い感じがします。
車椅子の方が使うことを想定して、ドアは広くなっています。壁面の一面が鏡になっていますが、ダンスや体操教室などを想定しているのか、使い方がよくわかりません。
まず、「私の町の物語」での松本、安藤の講演会の様子、高松桜まつりの盛況だった様子の報告がありました。
続いて松本さんから芝一丁目まちづくりで、まちづくり協議会ができることになったとの報告がありました。
開発型ではなく、地域改善型の協議会の成立は珍しくぜひ、これから港区の一つのひな型となるようがんばってほしいと思います。
タウンフォーラム第一部会の報告もありましたが、初めて参加する区民だけなので、まちづくりについての理解が十分でなく提案についても今一つ迫力に欠けていたようでした。野本さんががんばっていたころ、行政に鋭い指摘をしていた区民主導のタウンフォーラムとは大分違ってきているようです。
協議事項に入り、まず港区社会福祉協議会の助成金がおりれば、講演会を2回開催します。一つのテーマは「バリアフリー」のまちづくり、もう一つのテーマは「市民参加のまちづくり」としました。開催は9月になります。
6月の芝まつりでは自転車のまちづくりをテーマに港区の担当課のお呼びして、野外出前講座を行うことになりました。
展示は、今まで行ってきて「バス停」のあり方、また、大胆な提案として田町と品川との中間にあるJRの電車基地跡地を利用した計画構想の展示を考えています。面白そうですよ。
みなと区民まつりでもスペースを確保できれば、展示を行います。