港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

今年1年を振り返って

2014-12-31 08:00:59 | 港区まち創り研究会
私にとってこの1年は大変な年でした。
5月から9月まで病気治療を受け、その副作用がひどく食欲はなく、体重は減りちょっと歩いただけでも、息がきれるような状態で、3度も入院する始末でした。家にいる時はほとんど寝ていました。
その間、地域の友人たち、家族、親戚の方々、(猫のレオ)に励まされ続けられました。こういう時、地域に仲間・家族がいるというのはほんとにありがたいことだと感じました。
幸いなことに病気の治療は順調に進み、11月の末ごろからやっと普通の状態に戻ることができました。普通の状態に戻ると、あっちこっちでボランティアのお誘いがあり、毎日が忙しく、周囲の人から「やりすぎよ」とよく言われます。でも、才能もなく、体力もない私でも何か少しでも人のお役に立てるということは幸せなことだとつくづく実感しています。
このブログも多くの人に見ていただいていることも、生きがいの一つとなっています。
この頃感じるのは、まちづくりというのは建物を建てたり、道路をつくったりするハードなことだけではなく、いかにそこで暮らす人たちが幸せを感じることができるコミュニティをつくることがもっと大切なことだと思うようになりました。
来年も地域のために、微力ながら活動を続けていきたいと思います。
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服部ゼミナールのメンバーにお会いしました

2014-12-29 22:28:07 | 高輪地区のできごと
以前、このブログでもご紹介した明治学院大学教授服部先生とゼミのメンバーの方にお会いしました。
このゼミのユニークなところは、大学の教室で学ぶのだけではなく実際の社会に出て、様々な方とふれあながらフィールドワークからも学ぼうということです。魚らん商店会の商工会館を借り、木、金はこの場所でゼミナールを開いたり、街にでて論文の題材を見つけたりしています。
地域活性化のために、ゆるキャラのコンテストを企画し、最優秀賞を受賞した「ぎょらにゃン」のPR活動を行っています。
「ぎょらにゃン」の着ぐるみを着て実際街を歩いたりしています。
また、研究室から4人のアイドル歌手「ゆるドル」を育て、あちこちの地域のお祭りなどで歌って踊っています。
詳しくは、服部ゼミナールのホームページをご覧ください。(http://hattoriseminar.wix.com/hattoriseminar-mg)
服部先生はほんとにユニークな方でどちらかといえば、フォーマルな雰囲気の明治学院大学の教授から突出した型破りの先生です。
ゼミの学生も楽しそうに学んでいるようです。
1月23日のコミュニティカフェ高輪にもひょっとしたらこの「ぎょらにゃン」登場するかも知れません。楽しみです。

「ぎょらにゃン」の着ぐるみです

ゆるドルのメンバーです
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都市環境計画研究所の忘年会に参加しました

2014-12-28 10:36:29 | 都市環境計画研究所
12月26日、ECO都市環境計画研究所の忘年会に参加しました。
私は、普段あまり出社しない不良社員ですが、こういう時だけはきちんと参加します。(笑い)
会社OBの方も何人か見えられて、にぎやかな忘年会でした。
有名な建築家の原田鎮郎さん、台湾出身のしょうさん、東工大で先生をされているNさん、世田谷区役所にお勤めのOさん、金沢の国土開発センターにお勤めだったYさん、フリーで仕事をされているNさんなど久しぶりのメンバーにお会いできて楽しかったです。
原田さんとECOでベトナムの仕事を共同で行う話もでていました。しょうさんは、かって会社の社員旅行で香港に行った時、すべて手配していただいた方です。あの時、みんなで海を見ながら食事したすごいレストランは今でもはっきり覚えています。
ECOも若い人が増え、頼もしい感じがしました。
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祝い!51万アクセスを突破しました!!

2014-12-28 08:39:15 | 港区まち創り研究会
祝い!51万アクセスを突破しました!!
ブログ開設から1356日目(3年8ヶ月)で現在の総アクセス数は510287PV、総訪問者数は162996人です。
港区情報では1位です。
ご高覧ありがとうございます。これからもよろしく。
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CCクラブの「シンポジウム・活動報告会」が開催されます

2014-12-27 20:15:49 | CCクラブ
2015年2月28日(土)14時からCCクラブの「シンポジウム・活動報告会」が開催されます。
テーマは「地域でやっていること、やりたいこと」です。
シンポジストの一人として、私(安藤)も参加する予定ですが、時間が5分程度と短いのとシンポジストが7名と多く、話がうまく集約されるのかがちょっと心配です。
ちらしは以下のようです。
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高輪一丁目保育園等複合施設計画について、近隣住民との打ち合わせが行われました

2014-12-26 09:00:19 | 高輪地区のできごと
高輪一丁目保育園等複合施設計画について、近隣住民との今年最後の打ち合わせが行われました。高輪地区総合支所管理課、事業者のライフ・サポート、設計事務所の方(上垣内伸一)、近隣住民の方々と私(安藤)の話し合いでした。
問題となっていた建物高さ、屋根の勾配については近隣住民の方となんとか折り合いがつき、今回は外装の仕上げ、色、窓の取り方が主な調整事項でした。
予算の関係でタイルは無理でしたが、屋根(金属板)と壁(吹きつけ材)が一体に見えるよう同じ色を選定したらという提案でした。壁面の下地のコンクリートにも下見板のような表情をつけます。
北面は大壁面になるのでうすいベージュ系の明るい色にし、窓、入り口を引っ込められたサイドの小さな壁面の部分にグリーンとか赤とか強い色を使って変化を出させるとの提案でした。
道路側はガラス面が多いですが、壁面は茶系の色を使うことになりそうです。
地域の方からガラス面はくもりガラスにして、外が見えないようにしてほしいとの要望がありました。
模型や立面図を使い、ていねいな説明に好感がもてました。
平面については、ほぼ決まり1階部分のテーマは「四季折々の植栽や園庭が楽しめる施設のアプローチと明るい保育所」、2階部分のテーマは「保育所とお住まいの地域の皆様が活用できる区民協働スペース」、3階部分のテーマは「住み慣れた地域での自分らしい生活を提供する小規模多機能型居宅介護施設」となっています。
区民協働スペースの使い方もまだ決まっていないので、今後細かいプランニングが宿題となりました。
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メリークリスマス!

2014-12-24 21:13:02 | 高輪地区のできごと
今日は、クリスマス・イブ。比較的おだやかな日です。
東京タワーとレインボーブリッジの夜景が、とてもきれいでした。
東海大学高輪キャンパスのイルミネーション、通りが華やいでとてもいいです。
年々version up していますね。

東京タワー

レインボーブリッジ


東海大学正門前、イルミネーション

東海大学イルミネーション

東海大学イルミネーション、 最近あちこちでブルー系のライトアップが多いので、ピンクも
やさしい雰囲気でいいですね。

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高輪のまちづくり塾に参加しました

2014-12-23 10:03:45 | 高輪地区のできごと
12月18日、東海大学高輪キャンパスで高輪まちづくり塾が開かれ、第1回は東海大学教授加藤仁美先生の「代官山のまちづくりから」というお話だった。
槙文彦氏が設計した「代官山ヒルサイドテラス」などがある良好な環境な代官山地区に高層マンションの計画が続出したことから、それを阻止するために起きた市民活動の経緯の説明でした。代官山地区の特性として、大規模な土地が多い、用途が混在している、緑が多いなど高輪地区と似てる点がいくつかあった。
建築家などが中心となって、総合設計制度に対する声明文、山手通りの地区計画の策定、高さ規制に対する要望など市民活動の経緯を経て、平成18年5月、代官山ステキな街づくり協議会が結成された。協議会は代官山ルール(わがまちルール)を定めた。
代官山ルールは規制の数値は一切なく次のようなことを定めている。
「住民、建築等の専門家と事業者は開発計画について意見交換し、協働型のまちづくりにより地域固有の環境を維持する」という主旨である。
簡単に言えば、この地区を開発する事業者は計画について、地区の住民、専門家とよく協議しながら決めなさいよということである。
このルールでNTT猿楽社宅跡地と旧ノースウェスト寮跡地の開発は、分棟案で計画がまとまり、蔦屋書店など良好な建築が生まれたことなど成功例もあった。しかし、やはり数値規制がないため、事業者と調整できず高層マンションの計画になった例もいくつかあるようだ。
その他、いろいろなお話があったが、最後のまちづくりの哲学のお話が新鮮で印象に残った。
まちづくりとは
●まちとの「関係性」をもちながら「幸福」感を感じることのできる「場所」にしていくこと
●皆で地域の価値を共有し、創っていくこと
・住民・行政・専門家・事業者の連携
・協議調整しながら地域空間を創っていくプラットホームづくり

質疑で泉岳寺中門に隣接して建てられる高層マンション計画について議論があったが、このまちづくり哲学を考えれば、自ずと結論がでると思う。
高輪地区でもこのまちづくり塾を通して、協議会の設置が望まれる。

加藤先生の講演風景
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港区まち創り研究会の連続講演会が開催されます

2014-12-21 13:51:07 | 港区まち創り研究会
港区社会福祉協議会歳末助け合い基金の助成を受け、港区まち創り研究会主催の連続講演会が開催されます。

第1回は平成27年1月31日(土)14時から16時、芝コミュニティハウスで開催されます。

テーマは「市民参加のまちづくり イギリスのまちづくりの進め方から」講師は連健夫先生です。
連先生は1991年から1996年までイギリスにおられ、イギリスのまちづくりの進め方を学んだ体験をお話します。
港区では、赤坂地区や芝地区でまちづくり協議会の指導を行っています。
連先生の経歴は以下の通りです。
建築家・まちづくりコンサルタント
多摩美術大学美術学部建築科(現:環境デザイン学科)卒業。東京都立大学大学院修了後、建設会社に勤務、10年間、建築設計実務に携わる。
1991年に渡英、ロンドンにあるAAスクールに入学、AA大学院優等学位取得の後、同校助手、東ロンドン大学非常勤講師、在英日本大使館嘱託を経て96年に帰国、有限会社連健夫建築研究室・一級建築士事務所を設立する。
1996年-1999年多摩美術大学非常勤講師。1996年-1998年東京都立大学非常勤講師。1997年-1999年東京電機大学非常勤講師。2001年-2004年明治大学兼任講師。2001年-2009年ルーテル学院大学非常勤講師。現在首都大学東京、早稲田大学非常勤講師。


第2回は2月14日(土)14時から16時、芝コミュニティハウスで開催されます。
テーマはバリアーフリーのまちづくり」で講師は秋山哲男先生です。
2006年オリンピック・パラリンピック開催に向けて、港区では「バリアーフリーのまちづくり」は重要なテーマと考えられます。
秋山先生の経歴は以下の通りです。
1972年明星大学理工学部卒業、1974年明星大学大学院理工学研究科修士課程修了(土木工学専攻)。東京都立大学(現首都大学東京)工学部土木工学科助手などを経て2001年都市環境学部・大学院都市環境科学研究科教授に就任。 2001年~2010年都市環境学部・大学院都市環境科学研究科教授 2011年~北星学園大学客員教授。 2012年早稲田大学文化構想学部非常勤講師。 2012年東京大学まちづくり大学院非常勤講師。
2006年には世田谷区まちづくり功労賞、ユニバーサルデザイン統括を務めた沼津駅北口広場が「土木学会デザイン賞2008」優秀賞を受賞している。
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高輪地区CCクラブ主催のミニ講演会が開かれます

2014-12-20 09:58:38 | CCクラブ
2015年1月9日(金)11時から12時、高輪地区CCクラブ主催のミニ講演会が高輪区民センター2階第2創作室で開かれます。
「地域の先輩に聞く」ということで、第1回は石松勝さん(92才)です。
従軍中、広島の原爆の投下を実際に見た方です。原爆の投下を実際に見た方は少なくなっており、貴重な体験談をお話いただけます。
石松さんは、高輪共和会の会長さんもされていた時期もあり、戦後すぐの高輪地区の状況のお話もあります。
石松さんの古くからのご友人でバスガイドを長くされていて、本も執筆されている及川光代さんも応援に来ていただけます。
楽しそうな講演会になりそうです。その後、いつもの高輪コミュニティ・カフェが開かれます。どうぞ、ご参加ください。
ちらしは以下の通りです。
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