第2回市街地再開発事業後評価委員会に区民委員として、リモートで参加しました。
再開発事業の事後評価をきちんとしていくことは、大切なことで有意義な委員会と思いました。
地区内外の住民・企業にアンケートを実施し、評価に入れていくことはよい試みと思いました。
議題として、赤坂インターシティAir再開発事業の「創意工夫・独創性など施行者が提案する評価項目について」、「アンケートの実施について」、「一次評価作業の中間報告」でした。
一つ目の議題、「創意工夫・独創性など施行者が提案する評価項目」では、①地下鉄連絡通路、地下鉄連絡広場の整備と活用、②豊かな緑化空間の整備と維持管理、③国際水準のコンファレンス整備と運用の3点でした。
私は虎ノ門病院に行くとき、①の地下鉄通路・連絡広場をよく通るので、個人的には便利で広場も空が見えてよい空間だと評価していました、②はこの開発の大きな目玉で、この緑化空間は地域に対する貢献が高いと思います。この緑化空間、地域住民と一緒に維持管理していければ、さらにその効果は高くなるのではと思います③については、私は国際水準のコンファレンスがどのようなものかよく理解できていないので、評価は不明です。
二つ目の議題、アンケートの実施について、地域の内外の住民、企業についてアンケートの項目は多面的でしっかりできていると思いました。地域のコミュニティについてもいろいろ尋ねられているのはよいです。
三つ目の議題「一次評価作業の中間報告」についても膨大な項目にわたり評価されていると思います。
以下は私の個人的な見解です。
再開発事業の評価がハード的な面の効果だけでなく、地域あるいは地域住民にどのような貢献・役割を果たすのか、その後、コミュニティの形成に寄与していくかをもっと掘り下げて長い目で見ていく必要があるのではないかと思います。
今回、事業後5年たった評価でしたが、10年後に地域コミュニティがどう育ち係わっているかを見たいと思いました。
再開発事業が「仏作って魂入れず」にならないようにしてほしいと思います。