港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

高輪子ども中高生プラザが完成しました

2011-11-30 10:11:50 | 港区まち創り研究会
 大型の児童センターである高輪子ども中高生プラザが完成し、11月28日開所式と内覧会が行われました。 開所式には、教育関係者や区会議員、地域の方々など関係者が大勢出席しました。
 港区では、子ども中高生プラザを各地区1ヶ所整備する方針で、赤坂青山地区、芝浦港南地区に整備されており、3番目の施設です。
 高輪子ども中高生プラザの目玉は3つあり、一つは、4階の80人収容の多目的ホール、一つは3階の児童向け図書館、もう一つは、1階の広い子育て広場です。
 建物の特徴は、2つあります。
 一つは、周辺住宅地に対する配慮で、外部を見る窓がほとんどありません。住宅やマンションの覗きや遮音に気を使っています。そのため、上部からの光を取り入れることを多用しているため、平面計画も複雑になっています。
 また、周辺の住宅地の景観と調和するため、大きな壁になることを避け凹凸のある入り組んだ壁面にしています。また、レンガタイルなどを一部貼り、住宅地との調和を図っています。
 もう一つの特徴は、港区の施設のコンセプトであるウッディな材料を多用していることです。そのため、親しみやすい清潔な内部空間になっています。
 ざっと、内覧した感想です。
 4階の音楽スタジオ、多目的ホールは設備、備品が整っていてぜいたくとも言える施設になっています。3階の子ども図書館は、一人で勉強できる学習ブース、グループ学習できる部屋、CD・DVDが視聴できるブースなどいたりつくせりのスペースになっています。
 2階は小体育館とプレイルーム、学童クラブ室などがあります。体育館はバスケット、卓球などができるそうです。学童クラブ室は70人収容で多目的創作室もあります。
 1階は、キッズ向けの広い子育て広場と読み聞かせコーナーなどがあります。小さい子どもがのびのびと遊べる広い空間となっています。
 全体、とにかく立派で、なにからなにまで行き届いた施設にただびっくりします。
子どもだけではなく、子どもが使わない空いた時間には地域の人達がうまく使えるとよいと思います。

住宅地の調和を考えた凹凸のある外観

入口

1階広い子育て広場

2階体育室

2階学童クラブ室

3階立派な児童図書館

3階学習ブース

4階多目的ホール
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自転車道の整備について(NHKの報道から)

2011-11-28 07:50:18 | 港区まち創り研究会
 今日(11月28日)の朝のNHKの朝7時のニュ-ス番組で自転車道の整備の話題が取り上げられていました。
 自転車道の整備には、自転車専用道、自転車専用レーン、歩行者・自転車道の3種類あるという説明から入りました。
 自転車道の整備には、いろいろな課題があると指摘し、まず、高松市の例をあげて、車道を狭めて自転車専用レーンを設置したところ、渋滞が発生して、自転車専用レーンの延長を一時中止したとのこと。次に、宇都宮市の例をあげて、宇都宮市では、すでに市街地全体を網羅する自転車ネットワーク計画ができているとの説明。
 課題として、狭い幅員の道路で自転車道を整備するのが大変で、歩行者と自転車が一緒に走ることになった道路の問題点を挙げていました。さらに、荷物の積み下ろしができなくなると業界の反対をあるとのこと。また、自転車専用レーンで逆走する自転車の事故もあり、自転車走行マナーの問題も上げていました。
 年内には、国土交通省で自転車道整備の方向性や自転車走行ルールの定めていく方針とのことでした。
 いずれにせよ、自転車道整備について、本格的な議論が始まるのは、大いに歓迎したい。
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練馬区福祉のまちづくりパートナーシップ区民活動支援事業について

2011-11-26 10:24:27 | 港区まち創り研究会
練馬区福祉のまちづくりパートナーシップ区民活動支援事業について

平成18年度から始まったこの事業、内容が十分考えられた素晴らしい制度で、港区もこのままそっくり行ってほしいので、紹介します。

●本事業のめざすもの
この事業は、「福祉のまちづくり総合計画」を、区民と練馬区のパートナーシップで推進することを目的としています。
福祉のまちづくりには、「すべての人がともに生活できる空間を整備すること」、「人と人との相互理解を深め、社会のネットワークづくりを進めること」の2つの課題があります。課題解決のためには、区民の皆さまと区が協働で取り組むことが不可欠です。
区民と練馬区のパートナーシップ・協働を前面に出しています。

●この事業の3つの目標
1. 主体的・継続的に福祉のまちづくりに取り組む担い手を地域に増やす
2. 多様な区民が一緒に考え、活動する場を増やし、理解と共感を広める
3. 課題解決の新しい手法や地域の資源を開発する
どれも、港区でもぜひやってほしい目標です

●この事業の3つの特徴
1. 選考は公開審査方式
提案グループは、区民のみなさんの前でプレゼンテーションをします。
2. まちの資源を活用
区民のみなさんのアイディア、人材、ネットワークなどの資源と、区の財源、情報、場所、広報力などの資源を効果的に活かし、協働の活動を拡げます。
3   人と人をつなぐ支援
グループ同士の交流、学習会、アドバイザー派遣など、新しい関係を生み、活動のネットワークを拡げていくための支援を積極的に行います。

公開審査方式は、世田谷区、横浜市などで行っていますが、港区でも必須の項目です
人と人をつなぐこと、それこそが求められます

●助成対象
誰もが地域の一員として社会参加できる環境づくりのため「練馬区福祉のまちづくり総合計画」の基本方針等を実現する活動・整備です。ただし、次の要件をすべて満たすものです。
• 区民が主体となって実施できる範囲であること
• 公共性があること
• 区民等が持つ新しい発想、手法、地域の資源などを生かした取り組みで、その成果が福祉のまちづくりに寄与すると考えられること
福祉のまちづくり総合計画 12の基本方針
1. 道路 歩きやすい歩きたくなる道づくり
2. 公園 また来たくなる、楽しめる公園づくり
3. 駅 駅はまちの中心。駅からはじまる福祉のまちづくり
4. 自転車 人と自転車が共存し、仲良くできるまちづくり
5. 建物の整備 行きやすい、入りやすい、使いやすい建物や施設づくり
6. 建物の管理 建物を活かす、総合的な運用やサービスの提供
7. まちづくり 建物や施設のつながりに配慮して、まち全体をバリアフリーに
8. 交流・学習 出会って交流、学んで行動、"気づき"で変える
9. 情報 手に入れやすく、分かりやすく、使いやすい情報の輪
10. 買物 みんながうれしい、商店街でハートフルなおもてなし
11. 安全安心 いざというときにも安全安心。ふれあいのまち
12. 身近な外出 気楽にお出かけ。行きたいところへ、行きたいときに

この12の基本方針は、うなづけます。どの項目も素晴らしい。そのまま、港区でも使いたいと思います。

●活動・整備期間
助成年度の3月末日までに完了するものです。
●企画提案ができる方
練馬区を中心に活動を行い、今後も継続する見込みがあり、つぎの要件をすべて満たすグループです。
• 練馬区内の住民等(区内お住まいの方、区内に勤務の方、区内の学校に通っていらっしゃる方、区内で事業を営んでいる方、区内に土地や建物を所有している方)を3人以上含むこと(ただし、3人のうち2人以上が同一世帯の場合は、要件を満たしていないものと考えます)
• 自らが主体となって、企画を実現する意欲があること
• 営利、宗教、政治を目的とするグループでないこと

●助成部門
助成部門の一覧表
部門 概要 限度額
はじめの一歩助成部門 来年度の事業提案を目標とした準備の活動 5万円
パートナーシップ
活動助成部門
<地域活動> 福祉のまちづくりの課題解決のための地域活動等 20万円
パートナーシップ
活動助成部門
<設備整備を伴う活動> 福祉のまちづくりの課題解決のための設備を伴う活動 100万円
(準備金含む)


公開審査の様子

公開審査の様子

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練馬区のコレクティブハウスの研究について

2011-11-25 08:16:38 | 港区まち創り研究会
次回講演される金井さまから練馬区のコレクティブハウスの研究のその後について、メールをいただきました

練馬区のコレクティブハウスの研究から、奇跡的な展開でなんと2010年にコレクティブハウス大泉学園として完成したのです。

金井さんは、ここにお住まいになっており、完成までの様子と現在住んだ感想もお話いただけるそうです。
また、金井さんが所属している団体「つくりっこの家」のお話もしていただけます。
「つくりっこの家」は障害の有無・年令を超えて人と人とが出会い触れ合う場です。
「つくりっこの家」のアドレスは次の通りです。
http://www2.ttcn.ne.jp/~tukurikko/sub1.htm
コレクティブハウス大泉学園は、NPOコレクティブハウジング社のホームページに説明されています。
アドレスは次の通りです。
  http://www.chc.or.jp/chcproject/oizumi/about.html

2年ほどハウスづくりの活動をしてきた居住希望者グループ「大泉学園にコレクティブハウスを作る会」の活動が実り、2010年7月に4つ目のコレクティブハウスがスタートしました。
 福祉の街づくりを推進している練馬区のファンドなども受け、「大泉学園にコレクティブハウスを作る会」は、大泉学園周辺でコレクティブハウスを作ることを目指して地域を限定して活動してきました。

 「作る会」の活動は、2つのコンセプトを持って具体化をめざしました。

  第1は、多様な人が自然に共に暮らす家でありたい
  第2は、駅から少し遠くても5万円以下の低家賃で住める住戸も作りたい

  この事は、新しいハウスの特徴でもあり、目標でした。

 今回、大泉学園町にあった建設会社:ライト工業(株)の使われていない社員寮に出会い、それをリフォームし賃貸住宅事業をしてくれる事業主:平和不動産(株)を得て、寮は13の住戸とコモンルームをもつ「コレクティブハウス大泉学園」として生まれ変わり、居住者組合も発足しました。取り壊し予定だった建物もリユースされ、暮らしの中でもさまざまな物をリサイクル、リユースし、地域の中で循環する暮らし、わけるとふえる暮らし、を実践していきたいと思います。

コレクティブハウスに関心のある方、福祉に関心のある方はとても参考になるお話となると思います。
ぜひ、12月10日の講演会にご参加ください。


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港区基本計画のまちづくりについて その3

2011-11-24 08:54:40 | 港区まち創り研究会
⑥人にやさしい道路網の整備
 歩行者の安全性や快適性を確保するとともに、防災機能の向上や、バリアフリーに配慮した人にやさしい緑豊かな道路のネットワークを整備します。
1)地域特性にあった区道整備の推進
 住宅地、商店街、駅前通りなど、地域特性にふさわしい道路となるよう整備を進めます。

2)歩道の整備
 自動車と歩行者の通行空間を分離し、歩行者などの安全を確保するとともに、防災機能の向上や、バリアフリーに配慮した、誰もが安全で安心して移動できる、ゆとりある歩道の新設・改良を進めます。
 また、通行空間の分離に当たっては、歩行者の通行する部分と自転車の通行する部分を標識や路面表示と合わせ、舗装の色彩などにより区分し、歩行者と自転車の動線を分離すること等も検討します。
 歩道が3m以下の場合、自転車の走行が禁止されるので、車道側に自転車走行レーンを設けてほしい。

3)道路緑化の推進
 まち並みの景観を高め、うるおいとやすらぎのある道路環境をつくるため、街路樹、植樹帯の設置など道路緑化を推進します。また、高木・中木・低木を組み合わせて植栽することを考慮し、樹種選定に当たっては、自動車の排気ガス、粉塵対策も考慮したうえで、地域住民等の意見を反映させるなど、地域特性に配慮します。
 タウンフォーラムの提言を踏まえ、自動車の排気ガス、粉塵対策を含めた高木・中木・低木の組み合わせた緑化の推進は、大変よい。

⑦地域特性を生かした魅力のあるまち並み景観の形成
 地域の貴重な景観資源を保全し、緑地・水辺・建築物・公共施設などが調和した個性的で魅力ある景観を育んでいきます。
1)良好な景観形成の方針・基準の設定
 豊かな自然地形や江戸以来の歴史の蓄積、あるいは活発な都市活動が創出する新たな魅力あるまち並みなど、地域特性を生かした景観を形成するため、景観計圃による景観形成の方針や基準に基づき、指導・誘導を図ります。また、景観計画については、まちづくりの状況や区民意識を踏まえ、景観形成の基準など制度の継続的な充実に取り組みます。
 歴史的な景観の保全と調和を配慮した景観の誘導を図ってほしい。景観形成の基準など制度の充実を望みます。

2)港区緑と水の総合計画の推進
 まちにとって重要な構成要素である緑と水を充実させるため、「港区緑と水の総合計圃」に基づき、緑と水に関する施策を推進します。
3)フラワーランド計画の推進
 うるおいとやすらぎを感じることができるまち並みをめざし、アドプト制度などの活用を図りながら、区民や事業者など、多様な主体との協働により、人通りの多い通りや公園、公共公益施設の周辺などを毎年継続的に四季折々の草花で彩ります。
 場所が確保できるなら、どんどんやってほしい。

)親しめる水辺空間の形成
 東京都と遮携し、古川や運河の水辺を生かした護岸を整備していくとともに、橋りょうや橋詰空間の整備、運河沿緑地の整備と連続化などにより、水辺の景観の向上を図ります。
 また、民間開発についても、水辺を生かしたオープンスペースを確保するとともに、公園や水辺の散歩道とのネットワークに配慮した、より親水性の高い計画へ誘導し、良好な景観の形成を図ります。
 古川のひどい景観を何とかしてほしい。運河などの水辺の散歩道よい提案で、どんどんやってほしい。
5)建築等の景観事前協議
 一定規模以上の建築物の建築などを対象に、景観に関する事前協議を行い、良好なまち並みを誘導していきます。
 地域住民の意見の反映する手段はないだろうか
6)道路景観・環境の向上
 地域と調和した道路景観を創出するため、地域住民等と調整し、街路灯や防護柵等のデザインに配慮します。また、歩行環境の改善のため電線類の地中化を推進します。

 電線類の地中化、推進してほしい。歩道が広がる効果もある。
景観に関する啓発事業や表彰制度の活用
 区民自身が地域の身近な景観を育んでいく機運を醸成するために、啓発事業や表彰制度を活用します。
8)景観重要建造物の指定
 地域の景観上重要な建造物の維持、保全及び継承を図るため、景観法に基づく景観重要建造物の指定に取り組みます。
 景観重要建造物の指定はまだないようだが、専門家や地域住民の意向を踏まえて進めてほしい。

⑧誰にでもやさしい都心の舞台づくり
 誰もが安全で快適に都心生活が営めるよう、「港区交通バリアフリー基本構想」に基づいてバリアフリー化を進め、人にやさしいまちへの改善・整備に取り組みます。

1)バリアフリー化の計画的な推進
 高齢者や障害者など、誰もが安全・安心・快適に移動できるバリアフリー空間の計圃的な整備を進めるため、「港区交通バリアフリー基本構想」と5つの重点整備地区ごとに定めた基本構想に基づき、重点的かつ一体的にバリアフリー化を椎進します。また、道路、交通機関等の関係事業者が策定するバリアフリーの事業計圃の進捗について、区民参画による協議会等において定期的に把握・評価していきます。さらに、施設利用者のマナーやモラルアップにも取り組んでいきます。
2)道路等の公共施設のバリアフリー化の推進
 高齢者や障害者など、誰にでもやさしい公共施設をめざします。坂道への配慮や水辺空間のバリアフリー等を進めるとともに、車椅子や白杖などでも安心して歩くことができるように、道路と歩道の段差の解消、歩道幅の拡幅、手すりの設置など、整備・改善を椎進します。
3)公共交通機関、駅周辺のバリアフリーの促進
 エレペーターの設置、分かりやすい案内情報の提供、車両と路面の段差解消など、公共交通機関及び駅周辺のバリアフリー化の促進を関係機関に要請します。
4)民間施設のバリアフリーの促進
 高齢者や障害者など、区民の誰もが安全・安心・快適に行動ができるよう、民間建築物の設置者に対してもバリアフリー化の整備・改善を指導します。
5)違法駐車(輪)、道路障害物の排除
 安全で決適な歩行環境や災害時の避難空間を確保していくため、地域住民との協働・連携により、自転車やバイク、道路障害物などの排除・撤去に努めます。
1)から5)までの施策、大歓迎。迅速に進めてほしい

6)放置自転車対策の推進
 東目本大震災の経験から、区民の安全・安心のさらなる強化を図る必要があるため、歩行者等の通行の妨げとなる放置自転車対策は、より一層重要性を増しています。
 そのため、放置自転車の多い駅周辺を中心に、自転車等駐車場の整備を進めます。整備に際しては、鉄道事業者に対する設置要請や用地提供の依頼、港区開発事業に係る定住促進指導要綱に基づく開発事業者等に対する生活便利施設としての自転車等駐車場の付置の要請等を行っていきます。
 なお、本格的な自転車駐車場用地の確保が困難な地域においても、駅近隣の民有地や広い歩道に設置する手法等を取り入れ、本格施設の整備までの緊急対策として暫定の自転車等を積極的に整備します。
 放置自転車に対する罰則も必要か。民間施設に対する義務づけ必要

7)国道・都道と区道のー体的な整備の要請
 国道・都道と区道が、地域と調和した構造及びデザインによって整備され、周辺の建物も含めた地区全体での一体感のある美しいまち並みをつくり出せるよう、国や都へ要請します。
 この意見タウンフォーラムでも出ていた。できる限り進めてほしい








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港区まち創り研究会の定例会が開かれました

2011-11-23 08:28:24 | 港区まち創り研究会
11月21日港区まち創り研究会の定例会が開かれました

 定例会といっても、山田さん差し入れのバナナを食べ、お茶を飲みながらの居間で雑談するような暖かい会です。
 この前の講演会の感想がいろいろでました。世田谷区の市民団体のエネルギーに感嘆し、私たちだけではとても追いつけないというのが素直な気持ちでした。
 建築家協会との協同主催の水島さんのドイツのまちづくりの話はとても勉強になったが、やはり国民性の違いはなかなか埋められないという話がでました。
世田谷区の市民団体の話からいろいろな団体との連携が大事、港区では、それぞれの団体は活動しているが連携ができていないのが実情との意見がでました。
 でも、みなさん何かやろうという意欲はまんまんで港区で自転車走行レーンのプランを描こうとか、区民が活動する拠点として、区民活動支援センターみたいなものができないかという意見がでました。既にある横浜市や中央区の施設を見に行こうなどの意見がでました。
 こんな話であったいう間に、2時間が過ぎてしまいました。次回の定例会は12月22日(木)芝コミュニティはうすで行われます。
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高輪地区版計画の説明会に参加しました

2011-11-22 08:55:10 | 港区まち創り研究会
11月19日に行われた高輪地区版計画の説明会に参加しました
 地区版計画というのは、港区を5つに分け、それぞれの地区の計画をたてる日本では、初めての計画だそうです。ただし、地区毎に配分される予算の上限が定められます。
 高輪総合支所では支所長以下各課長、担当係長など主要メンバーは全員参加しており、説明会に対して力の入れようがわかります。
 区民の参加は相変わらず少ないですが、10名を超える参加がありました。うかい議員、沖島議員の参加もありました。
 まちづくりに関係するプロジェクトでは、次のようなものがあります。

○ 高輪みどりのプロジェクト
高輪地区総合支所庁舎の区民協働の緑化、区が管理する樹木を区民がサーポーターとなって見守るなどのことを行います
○ さくらリバース高輪
公園などの桜の樹勢判断を行い、その結果を踏まえ樹勢回復治療を行います。



これらの事業は、公園などに留まっていますが、学校用地、その他の公共公益施設用地も対象にしてほしいと思いました。

○ 高輪地区歴史・文化遺産のデジタルアーカイブ
区民参画により積み上げられた「高輪今昔」、「かがやき百景」、「地域情報紙」などの資料をデジタル化し、ホームページ等を通じて発信します。


これを発展し、さんぽみちマップや地域の所々に表示板で示したらよいと思いました。

○ 止まり木のある道路づくり
区道を主体に坂道の途中に休憩スペースが確保できる場所に「止まり木」としてベンチ、背もたれ、手すりなどの休憩施設などを設置します。


 とてもよい案だと思います。欧米の街と比べて、日本ではベンチなど休憩施設が少ないです。ぜひ、進めてほしいと思いました。

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うかい議員、村上眞紀さんのブログから(当研究会講演会の感想)

2011-11-20 20:54:42 | 港区まち創り研究会


前回、講演会「市民参加のまちづくり研究」第1回に参加されたうかい雅彦議員の感想をブログから転記させていただきます。
何回か出席させて頂いております港区まち創り研究会の講演会に伺ってまいりました。
今回のテーマは市民参加のまちづくりについてでした。
玉川まづくりハウスさんと烏山・地域の力を集める会の皆さんのお話を聞き、フリートーキングとなりました。
世田谷区と港区の地理的立場の違いもあり、港区はなかなか住民の合意形成が難しいのではないかと発言をさせて頂きました。
それは、住民の発意というより国や都による色々な開発や整備が行われていて、その影響を受けているのが港区の現実であると感じます。
そういう中で、どこまで自分たちの住環境を守っていくかを考えていかなければなりません。
港区まちづくり条例は四年を経ましたが、なかなか多くの場所で活用されるには至っておりません。
自分たちの住環境は自分たちで考えるという趣旨の条例でありますから、組織を立ち上げるには大変な部分もありますが、地域で活発な議論がなされれることが望ましく感じております。

また、やはり前回の講演会に参加された村上眞紀さまの感想をブログから転記させていただきます。
赤坂区民センターで開催されました港区まち創り研究会講演会に参加いたしました。(時間の関係で遅刻で早退)
アンケート用紙のタイトルでこの講演会が赤坂区民センター事業のコミュニティ・カレッジ第一回講演会であるとわかりました。(私は「まち研究」さんのメンバーの方からご案内いただきました。)
赤坂青山地区の地域情報誌などに関わっていても知らないことも多く、もう少し情報の共有が必要です。
その意味でも講師の「玉川まちづくりハウス」http://www.tamamati.com/
の代表 小西玲子さんの講演は非常に意義深いものでした。
創立から10年で、行政と市場に任せてきた地域課題の対応を自らの手で行い生活の質を維持実現しようというNPOや地域の人々の
連携の実現です。
まちづくりのワークショップなどというものがまだなかったころの先駆けの活動を続け今では地域の事務局として多様な分野、
団体、活動を結び付ける核になってるそうです。
どの地域でも今、点在する団体や事業の横の連携をとるための合意形成、実施にいたるプロセスの共有が大きな課題です。
小西代表の事業のご説明をお聞きしてどの活動も、ひとつひとつは、港区で行われているものと類似していました。
「芝の家」の子どもたちの外遊び、菜園プロジェクト、レコードコンサート、和の遊び、南麻布いきいきプラザの「ちょこっと立ち寄りカフェ」の地域の高齢者が講師や演奏家になる集い、「赤坂まちづくりの会」のさくら草でのまちづくり、「和いず」の和文化伝承サロンなどなど。
違うのはそれをつなげる核の有無でした。
今、10数名の仲間と港区内の国際交流の活動を一堂に集め情報交換や横の連携を深めるという活動も始まったばかりですが(「国際交流・協力の日」実行委員会:MIEC)
玉川まちづくりハウスにお伺いして是非お話をお聞きしたいと思いました。
もう1グループの烏山からの「あおぞらワークショップ」のプレゼンの途中で用事のため退出してしまいましたが、ハードにたよらず青空のもと、烏山の地区の地図を囲んでこのまちの好きなところ、どうしたいかなどを話し合ったという1回目の反省をもとに2回目を11月19日(土)11時~17時に開催されるそうです。
うかい様、村上様、ありがとうございました。
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港区基本計画説明会に行きました

2011-11-19 21:51:08 | 港区まち創り研究会

港区基本計画説明会に行きました。
区民の参加者は7人と寂しい説明会でした。
区民の意識の低さを示しています。
説明も概要だけを触れるだけなので、初めて報告書を読む人はほとんど理解できなかったと思います。
質問もあまり盛り上がりませんでした。
私からタウンフォーラムで、ご意見が多かった絶対高さ制限型高度地区を進めるのかと質問したところ、課題もあるが地域の特性を踏まえ、行うことで進めているという回答があったのは収穫でした。
財政状況が今後悪くなるが、区民に対してサービスの水準が低下しないかという質問がありました。
基本計画の表現が専門的でわかりにくいとか経常収支比率の数字の意味の説明がかけているなどの質問がありました。
区全体の方針を決める基本計画について、区民がもっと関心を持ってほしい、理解を示してほしいと感じました。
こんなことでよいのだろうかと、残念な気持ちで会場を後にしました。
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港区基本計画のまちづくりについて その2

2011-11-18 15:22:41 | 港区まち創り研究会

①地域の特性を生かした土地利用の誘導
 地域の特性を生かした土地利用の方向性を定め、適切な用途地域・高さ制限等を指定することにより、計画的な土地利用の誘導を図ります。

1)土地利用動向の調査
 土地利用動向の調査や既存の各種調査資料の整理分析を行い、適切な土地利用を誘導するための基礎資料を体系的に収集・整理します。
 資料をきちんと公開してほしい。

2)土地利用方針の明確化
 将来の都市像を実現する上で、景観や環境・防災等に十分配慮し、地域の特性にあった土地利用を誘導するため、用途地域等を指定する際には、土地利用の方針を明確にします。
 これは、当然のことで今まで、土地利用方針を明確にしていなかったのかと疑う。

3)適切な用途地域・高さ制限等の指定
 地域の特性や土地利用の方針に基づき、適時適切に、用途地域等の見直しを行います。
 また、高さ制限については、良好な住環境や景観を守るために、景観計画によるまち並みの誘導に加え、区民の発意と合意による地区計画の活用を図るとともに、区民が安心して暮らせる港区にふさわしいまち並みをめざして、特に制限が必要な区域について、新たな高度地区の導入をめざします。
絶対高さ型の高度地区指定については、はっきり記載されていない。特に制限が必要な区域というあいまいな表現で新たな高度地区の導入を目指します。新たなとは何を示すのか、目指すということは、やらない場合もあるということか。
4)都市計画制度等の活用による地域にふさわしい土地利用の誘導
 犬規模な開発や未利用地の有効活用等に当たっては、従前からのまちの特性に配慮した上で、様々な都市計画諸制度等を活用し、個々の地域にふさわしい適切な土地利用を誘導します。
 これも抽象的な表現で、理解しにくい。都市計画諸制度とは何か、地域にふさわしいとは何か、はっきり書くべき。

②快適で災害に強い都心居住の実現
 災害に強く、身近な場所で必要なサービスが利用でき、様々な人たちが快適に暮らすことのできる住環境の整備に努めます。

1)生活に便利な施設の誘導
 港区開発事業に係る定住促進指導要綱などを活用し、地域が必要とする生活に便利な施設や周辺環境の整備と併せ、災害時に有効な機能の充実についても誘導していくことで、安全で快適な居住環境の確保をめざします。
 開発事業について、地域に必要な施設や防災に必要とする機能の充実をうたっているのは、前進。
 きちんと条例などで指導してほしい。

2)住宅の質の向上
 住宅の耐震化やバリアフリー化などを支援するとともに、丈夫で耐久性の高い構造躯体を有する長寿命住宅の普及促進に努め、長期にわたって使用可能な質の高い住宅ストックの形成をめざします。
 港区独自の基準をつくるのか。

)環境負荷の少ない住環境の推進
 省エネルギー、省資源など環境負荷の少ない住環境の形成を進めていきます。
 港区独自の施策・基準をつくるのか。
4)地籍調査事業の推進
 地籍とは「土地の戸籍」とも言われるもので、地籍調査は、一筆ごとの土地の所有者や面積、境界などを明確にする土地の鏝も基本的な調査で、国土調査法に基づき実施します。
 地籍調査を行うことで、土地の実態が明確になるため、土地境界紛争の未然防止や土地の登記手続きの簡素化につながることに加え、災害の場合にも境界を正確に復元することができ旧活動や復興に迅速にとりかかることが可能になります。

③安心居住の実現に向けた住まいの整備
 安心して住み続けられるための居住支援の仕組みづくりを椎進するとともに、安全な「住まい」を持続できるようストックの適切な維持、更新に努めます。
 
1)住宅関連情報の提供
 区民向け住宅の入居者の募集や、住宅の適切な維持管理に関する情報を「広報みなと」や区ホームページ等で情報提供します。

2)分譲マンション管理組合等への支援
 マンション専門相談、管理アドバイザーの派遺等の実施により、マンション管理組合や住民自身による自主的な課題解決を支援します。老朽化が進む分譲マンションの適切な維持管理や建替え計圃等を支援するために、劣化診断費用に対する助成、コンサルタントの派遺などを行います。

3)区民向け住宅の供給及び有効活用
 既存の区民向け住宅の改善、維持保全などに取り組むとともに、耐震上の課題を解決するため老朽化した区営住宅の建替えを進めます。建替えに当たっては、住宅の戸数の増加や地域の課題を解決する施設の併設などの検討を行い敷地の有効活用を図ります。


4)都営住宅の移管
 都営住宅の移管を受け入れる際は、区営住宅として真に住宅に困窮する区民に的確に供給します。
 また、建替えが必要な場合には、建替時都営住宅区移管事業などを検討するとともに、住宅の戸数の増加や、地域に必要とされる施設の整備を行うなど敷地の有効活用を図ります。
 具体的な場所があるのだろうか。白金の都の職員住宅は?

5)区民向け住宅の運用の変更及び子育て世帯等への支援
 区営住宅の入居収入基準等を見直し、真に住宅に困窮する高齢者や障害者、子育て世帯等、住宅の確保に特に配慮を要する方々の居住の安定の確保を支援します。
 また、中堅所得者向けの区民向け住宅については、募集方法の見直しなどにより、住宅に困窮する高齢者、障害者、子育て世帯等の居住を支援します。

6)住宅関連事業者との協働
 民間開発事業者へ民間賃貸住宅のバリアフリー化の普及促進を要請するとともに、住宅関連事業者と協力して、高齢者や障害者の方々などが民間賃貸住宅へ円滑に入居できる仕組みづくりに取り組みます。
 何か助成策があるのか。


全体として、絶対高さ型高度地区導入を明確化する、総合設計制度について、地域貢献の基準を、きちんと明文化するなどが必要。






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