港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区の情報、まちづくり情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

世界の街から60----ハンガリー ブタペスト 応用美術館(工芸美術館)

2012-08-30 09:47:56 | ハンガリーの街から
今日はまたちょっと話題を飛んで、ハンガリー ブタペストの風変わりな建築をご紹介する。西のガウディ、東のレヒネル・エデンと並び評される19世紀末のハンガリーの天才建築家の作品である。レヒネルはハンガリーのアールヌーボー建築の旗手といわれている。彼の建築はセラミックタイルを多用し、独特の装飾を施している。東洋的イスラム的な様式の影響も見られる。
工芸美術館は外観もさることながら、内部に入ってあっと驚く。光の取り入れ方、吹き抜けの使い方など計算されつくしている。細部のデザインも一つ一つ凝っている。装飾的すぎるところもあるが、100年以上前の建築の作品が現代にも十分アッピールする。

外観 タイルを使ったドーム状の屋根の部分がユニーク

入口付近

入口から入った天井 細かい装飾

ホールを見上げる 特異なインテリア

光庭を囲む空間

光庭と柱

光庭の天井の詳細 鉄骨にも細かいデザインがある

柱と壁のデザイン

林立する柱の空間

階段の手すりのデザイン
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