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港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

BoraBora Island, Tahiti 42年前のボラボラ島

2016-01-13 14:16:58 | タヒチ
ボラボラ島はタヒチから約260kmに位置し、一周30kmの本島とその周囲を約40kmのリーフ(岩礁)に囲まれている。フランス領ポリネシアの中で最も美しい島と言われていて、世界で最も人気のある島ベスト10の一つに入っている。42年前は羽田からの直行便が始まったばかりの頃で行く人も少なかった。今では、日本人含む多くの旅行客が訪れるそうだ。
パペーテから国内航空に乗り、念願のボラボラ島へ行く。飛行機がリーフにつき、そこからボートに乗りホテルへ向かった。乗客のほとんどがフランス人で、フランス語がとびかっていた。ボートで話しをしたフランス人夫婦が、「私達は、Club Med (地中海クラブ)に滞在するの」と言って、途中で降りたのをおぼえている。我々夫婦は、Intercontinental Hotelの水上コテージに2泊した。目の前には見渡す限りクリスタルブルーの美しい海が広がっていて、シュノーケリングをしたり熱帯魚と泳いだりして終日楽しんだ。自転車を借りて島をサイクリングし、みやげもの屋で木の皮に描かれた絵を買ったりして散策も楽しんだ。
一つだけ困ったことがあった。ボラボラ島では、日本人おろかアジア人は全く見かけなかった。(たまたまだったのだろうが、、)
ホテルのレストランに入ったら、我々除く全員がフランスのリッチそうな夫婦や仲間連れだった。何度か手をあげても、我々のテーブルにはボーイがきてくれず、一番最後にやっとオーダーをとりにきてくれた。ボーイもお客も全てフランス語だったから、英語しか使わない我々は嫌がられたのかもしれない。
あともう一点、思いあたることがあった。実は海外では、アジア人特に日本人は若く見えるそうだ。私や妻は当時特に若く見えたようだ(私30才、妻25才だったが)。クライストチャーチかどこかで夜、バーに入ろうとしたら、お店の人に「あんた達、子どもの来る場所ではないよ」と断られ憤慨したが、あとで「たぶん、学生のように見えたのだ」と二人で納得したことがあった。このレストランでも「アジアの学生みたいなのが、何でこんなところにいるの?」と思われたのかもしれない。いずれにしても、ホテルでの南国の料理は美味しかったし、夜は海辺で松明がたかれ、ポリネシアン・ダンスショーがあり、魅力的な踊りを楽しんだ。
マティラ岬へ行って、シュノーケリングを楽しんだり海辺でハンモックにゆられたりと、まさに楽園であった。シドニー、ニュージーランド、タヒチと合計2週間の旅は終わり、パペーテから羽田に戻り(幸い直行便があったのだ)妻と私は、東京で再び忙しい日々に戻った。 (写真の無断転載は、固くお断りします)

ボートに乗って、ボラボラ島のホテルに向かう

ボラボラ島に近づく

水上コテージが見えてくる

ボートで話をかわしたフランス人夫婦。とても旅慣れた雰囲気だった。乗客のほとんどがフランス人で、フランス語がとびかっていた。

ホテルでプレゼントされたレイをかけて。右のダイニングで、朝食やランチを食べた(今はもう変わってしまったことだろう)

水上コテージの前で

透き通るような海で、シュノーケリングを楽しんだり熱帯魚と一緒に泳いだ。

きれいな熱帯魚が沢山いた。コテージのデッキでのんびり景色を眺める人もいた(当時は、ホテルも水上コテージも少ししかなかった)

ハンモックでのんびりとすごす

椰子の木に登って

水上コテージ

夕焼けと水上コテージ


☆42年前の旅行の感想☆
昔のアルバム整理していて、新婚旅行の写真を約30年ぶりに見た(写真は、一部変色していた) 今回42年前の旅行のネガフィルムのデジタル化に成功し、当時を思い出すことができた。(フィルム8本のうち、劣化で復元できずは一本だけ)友人達や親戚から10年くらい前の写真と言われてもわからないと言われた。日本製フィルムの品質の良さの証拠になるし、保存状態もよかったのかもしれない。自分でも、当時ごく普通のカメラで撮ったわりには、比較的よく撮れていると思う。夫婦二人とも記憶がとんで忘れている部分が多かったが、写真を見ているうちに、双方でいろいろ思い出した。反対に写真がないと、どこのホテルに(またはB&Bに)泊まったのか、何を食べたのかも憶えていない。
友人達から、42年前の海外の雰囲気がわかり面白いという意見があったが、あと当時としてはずいぶん豪華な旅行ではないかとの質問があったので、以下に理由をいくつかお伝えする。
〇当時、妻が旅行関係の仕事をしていて、いくつかの割引や情報が得られた。
〇私はその当時、仕事がものすごく忙しく(帰宅はいつも夜の12時ころ)旅行どころではなかった。新婚旅行ということでやっと時間が作れたと思う。
〇妻から、子供ができたら海外旅行に行くどころではない、身軽なうちに行きたいという強い希望があった。実際その後子供ができて、妻と一緒に海外旅行に行ったのは、この10年後となった。つまり我々は、一度に10年分の旅行をしたわけであった。
それにしても若さゆえで、よくこれほど飛行機乗り継ぎ、あちこち移動したと思う。ニュージーランドのレンタカーの旅は、苦労したぶんかなり思い出に残っている。今は日本から多くの人が訪れるが、42年前は日本人含むアジア人にほとんど会わずで、隔世の感がある。ボラボラ島はまさに楽園で、当時日本の海しか知らなかったので、同じ地球上でこんなに海がきれいなところがあるのかと感激した。泊まったホテル(宿)でとても印象に残っているのは、ロトルア郊外の温泉つきモーテルとタヒチ島の斜面に階段状に建てられた「ホテル・タハラ」。今回、夫婦二人とも「Intercontinental Hotel」と思い込んでいたが、その後いろいろ変遷があったようだ。Intercontinental hotel に、現在もその建物があるのかお聞きしたところ、担当の方が親切に調べてくださった。Hotel Tahara'a(ホテル・タハラ)現在閉鎖中とのこと、いい建物だったのにとても残念。
 今回のアルバム整理で、若く元気だった時の旅行を思い出すことができよかった。あと数年後だったら、夫婦二人とも記憶が薄れて、少ししか思い出せなかったと思う。





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Tahiti 42-year-ago, 42年前のタヒチ

2016-01-11 11:07:45 | タヒチ
42年前のタヒチ旅行を紹介する。ニュージーランドをあとにして、南太平洋の島、タヒチの首都パペーテの飛行場に着いた。ゴーギャンの絵にでてくるような人達が歓迎してくれた。当時のパペーテの市内は、ごみごみしていてあまりきれいではなかった。繁華街のカフェで、赤ワインをオーダーしたら、グラスにハエが数匹入っていて取り替えてもらったが、またハエが一匹入っていて困った。ニュージーランドでは日本人にほとんど会わなかったが、メインストリートで日本から来た農協の団体さんに出会った。大勢の団体で、ここまで来るのは大変だろうと思った。翌日レンタカーを一日借りて、島を一周した。気候もいいし景色も良いし住民は親切で、ゴーギャンが晩年タヒチ島に定住した気持ちが少しわかったような気がした。私はゴーギャンが大好きなので、ゴーギャン博物館を訪れることができ感激した。ゴーギャンの絵や住まいの様子のレプリカなどをゆっくり見て、楽しんだ。
Hotel Tahara'a ホテル・タハラに2泊した。ここは建築的に特徴あるホテルで、海に面した斜面に建物が建てられていてロビーは最上階にあり、部屋へはエレベーターで下がっていくというもので、部屋のバルコニーからモーレア島の山々や海が一望でき素晴らしい眺めだった。(残念ながら現在、閉鎖中とのこと)プールで泳いだり、プールサイドのおしゃれなバーなど楽しんだが、特にレストランであったポリネシアン・ダンスショーが見事だった。
(写真の無断転載は、固くお断りします)

パペーテの飛行場でタクシーの運転手さん達と。皆さんやさしく、とても親切だった。

L'hotel Tahara'a (ホテル・タハラ)斜面に建物が階段状にできていて、とても素敵だった。残念ながら、現在閉鎖中とのこと。

ホテルのエントランス、建物の最上階にロビーがあった。

階段状のホテル客室

ホテル入り口にあるタヒチの守り神、Tiki像の前で(手に持っているのは、クジラの骨製武器を表したものだそう) ティキとは、木製の(石製の)彫像で大小さまざまある。ポリネシアの島々だけでなく、ハワイやインドネシアのバリ島などにもあるとのこと。

客室のバルコニーからは、モーレア島の山々や海が一望でき、素晴らしい眺めだった

ホテルのプールで

ホテルのレストラン前で(たぶん、マハナテラス)

プールサイドでくつろぐ。プールサイドにおしゃれなバーがあり楽しんだ

ホテル内のカフェで

ホテルのレストランでのポリネシアン・ダンスショー、見事な踊りを楽しんだ

男女のダンサーが大勢でて、素晴らしいショーだった。

レンタカーで島をまわり、ところどころで散策した. 大きなガジュマルの木の下で

島内にはいくつか村があり(?)、散策を楽しんだ

パペーテから車で約一時間のゴーギャン博物館を訪ねた。ゴーギャンの絵だけでなく、ポリネシアの生活様式などを伝えるコーナーもあり、ゆっくりと見て楽しんだ

中庭を囲んでいくつかの建物がある。緑濃い木々に囲まれていて、ここで木や花の写真をいろいろ撮ったのをおぼえている。

ハイビスカスの花、いくつか種類があり、島のあちらこちらで楽しんだ


ハイビスカスの花



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