港区まち創り研究会(まち研)ブログ

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帰宅困難者 受け皿不足

2012-03-10 09:04:48 | 港区まち創り研究会
帰宅困難者 受け皿不足

3月10日の朝日新聞の朝刊で大きくとり上げている。
帰宅困難者は都心だけで140万人に対し、民間事業者が自治体と受け入れの協定を結んで確保したのはわずか2万人である。これでは、遠く及ばない。残りの138万人はどうなるのだろうか?
それでも協定を結んだ企業は港区が一番多く25社で千代田区はわずか2社、中央区はないとのこと。受け入れるということは、水と食料を提供することと数日分の宿泊させることが主な条件である。港区では、88社を訪問し依頼したが、この程度である。
88社も大企業と考えられる。中小企業にいたっては、物理的、経済的に受け入れることが困難な企業がほとんどであるといって間違いない。
これから国や東京都が費用負担や補償範囲を検討するといっているが、それだけで解決できるとはとうてい思えない。
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