日々適当

hibitekitou

中部→能登(の根元)の旅 3日目

pictures |2013-09-11
はい3日目。
そいやこの日後にした宿はいわゆるビジネスホテルで、まぁ、ビジネスホテルだよねって感じで、その辺りは同じビジネスホテルでも初日に止まった高山のホテルの方がずいぶんと良かったなぁ。
3日目はちょっとね、鉄道に乗りました。のと鉄道。七尾から穴水を走る第三セクターの鉄道です。これに乗ろうと思ったのは、昨年湯涌温泉にひょんなことで行くことになっちゃったからで、んじゃ毒を食らわば皿までとばかりに鉄道にも乗りましょうとなったわけです。



七尾駅からの穴水行きの列車。乗ったのは2両編成の物でございます。





後ろの車両はこんなんだからか、数少ない乗客のおっさん達は前側の車両に乗り込んで行っておりました。おかげで後ろの車両は終点の穴水まで俺一人w



こんなんや、車内の広告スペースは全てアニメの一シーンとそこのセリフが付記されたポスターなものだから、この車両を避けるおっさんの気持ちも分かります。しかし、この列車の穴水からの折り返しの列車はもっと一般のお客には辛そうな物になっているのでした(^^)
その前に、穴水駅で折り返しの発車を待つ間、写真をいくらか撮影しておりました。



まず、乗ってきた2両編成の列車は、通常の車両が切り離され、ラッピングされた物のみホームに残されます。この、人の手を必用とする連結の解除(あるいは接続)というのは良い物です。見ごたえあります。まぁ、働いている人は大変でしょうけど、最近の車両の連結がほぼ自動で行われるのは、見ていて風情がありませんから(あっさりしてて、ねぇ)。



この穴水駅はのと鉄道の車両基地になっている関係で、劇場版公開前のバージョンの車両も置かれていました。



反対側を見に行くことは出来ませんでしたけどね。
というわけで、そうこうしているうちに、折り返しの列車の出発となります。この列車、車内放送が花いろバージョンというわけで、うん、一般の人つらいだろw どんなアナウンスかは、いろんな人がネットにあげているんで聴くことが出来ますよ。単にアナウンスだけじゃなく、観光案内的な内容も散らばした内容なんで、七尾まで全部聴いて行きたい所ではありますが、そこは時間に限りがある関係で西岸駅で降ります。





いつまで残すんでしょうね。この駅、のと鉄道に置ける聖地巡礼のメッカという扱いなのか、駅の待合室はそんな感じでいっぱいで、ここの普通の利用者はどう思っているんでしょうか。



しかし、何で関係のない作品の物も置かれているんでしょう。ファンが置いて行ったものなんでしょうが…
んで、降りたはいいけど、ひととおり興味を満たしたら、さて、どうしましょとなります。なにせ次の列車まで時間がありすぎる。というわけで、とりあえず歩きます。先のアナウンスをちゃんと聴いておくんだった。今それを聞き返すと、西岸駅は小牧風の駅と呼ばれているとのこと。駅から見える高台(小牧台)って所がよいらしい。地図を見ると国民宿舎が建っているんだけど、その下までは行ったんだよね。登れば良かった。



もちろん、穴水行きの列車を狙ってみたりもしましたよ。




ぶらぶらと港周りを歩きつつ時間を潰して、次の列車を待ちました。



これ、8月に来てたら暑さで相当きつかったかも。比較的良い陽気だったので、のどかな気分で散歩という感じでいけましたが。
というわけで、次の列車が到着。それに乗り込みました。こちらは普通ののと鉄道の車両。



んで、じつはのと鉄道の今の見どころとしては能登中島駅に展示されている郵便車があったり、今ウィキペディア見てみたら作品舞台のモデルとなった駅でもあったんですな。ただ、時間の関係上、降りるのは断念しましたよ。



降りりゃ良かったかな。
というわけで、のと鉄道の旅は終了。和倉温泉から多くの人が乗り込んできましたが、加賀屋の紙袋を持っておりましたな。いつか泊まってみたいものです。
で、後は帰路につく感じです。氷見を抜けて行くわけですが、そこの道の駅で休憩を入れます。空気が澄んでいれば海の向こうに立山連峰を望むロケーションなんですけど、この時期に当然見えるわけもなく。ちなみにこの写真は道の駅のもうちょっと手前で立山連峰が見えるならおすすめの場所付近らしいです。



見えている島は虻が島。子供の頃海水浴に行ったことがあります。すごく水が綺麗だったんですけど、それまで浅い所でしか泳いだことが無かったんで、ちょっと行くと深くなるのはかなり怖かった記憶があります。

道の駅横の工事中の公園にて。



可愛くない…。



氷見を走るバス。

とか何とか、そんなものを写真に収めたのを最後に、後はひたすら家に帰るための道を急ぎます。休憩入れつつのんびりとしたこともあるけど8時間かかりました。
3日間で1165kmオーバーのドライブとなりまして、そのうち半分近くが最終日の移動だったわけですが、もう一泊挟んで新潟とか長野によればもっと楽だったかね。
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中部→能登(の根元)の旅 2日目

pictures |2013-09-11
2日目は朝食後、高山の町をちょいと歩きます。
日が射しており、雲はけっこうあるものの、雨の心配をする必要が無さそうな天気でした。ということで、18mm-270mmレンズを装着です。
宮川脇の朝市は、ネットにアップされている写真を見るとなかなかに繁盛していることから土日祝祭日を狙えば店の量も違うんですかね。でも平日月曜日の朝ということで、ちょっと寂しい感じでした。



そこから古い町並みに足を踏み入れます。まだ朝が早いため、店は開いておらず軒先にゴミが出された状況で、それはちょっと微妙ではありますが、さすがの風情ですな。



軒先にあさがおが植えられている建物が多いのが印象的でした。



でも店が開いている時間になるとこのあさがおもしぼんでしまうでしょうから、これはこれでありでしたかな。
さらに散策をしていきます。



高山駅前。カメラ好きなおっさん達が何やら群がっていると思って近寄ってみたら、これはテレビ局の方々のようです。



そこのおっさんの一人に聞いてみた所、来月開かれる高山祭を告知するのぼり旗を揚げようとしている所だそうで、それでこのおっさん達の群れだったわけですな(あ、おばさんもいたか)。
ちなみに高山駅前に来てみたのは、中学の修学旅行のうちの一泊が高山だったのですけど、その記憶をたどろうとした部分もあります。確か駅前辺りの宿に泊まったんだと思うのですけど、行って見た所、全く思いだせませんでした。小中高の方々がここを読んでいるとは思えませんけど、是非、地名と景色を関連付けることを意識して修学旅行とかに行くことをお勧めしたいです。当時の俺、その辺にいかにも無頓着すぎました。



それにしてもさるぼぼの縛られ方は…。こちらは飛騨国分寺。



こちらを見た後、宿に戻り、高山を後にします。
向かった先は白川郷。これもいい道が付いていて、東海北陸自動車道沿いに白川郷があることもあり、1時間弱で着いてしまいます。近いですな。



いわずとしれた合掌造りの建物が多く残る集落です。



良い風情でございます。軽トラが似合います。



とりあえず展望台に上りました。公営駐車場から(写真を撮りながらふらふらと)歩くこと40分。そこからの眺めななかなかのものです。ここは車でも上がってこれるみたいですけど、散策のコースに含めて歩くと良いんじゃないかと思いまする。




展望台を降りて道行く風景を撮りつつ、中を公開している建物の一つ、和田家に入りました。



ちなみにこちらの写真はQ7のHDRで撮影したもので、おかげで空に雲が見えてきました。



和田家内部はGR IVを置けそうな水平な物の上に放置して撮影。涼しいし、なかなかによろしかった。
で、外に出て、また風景を撮影しつつ歩きます。



それなりに歩きごたえがありますな。



んで、白川八幡神社まで歩いてきました。



まぁ全く見たことがないものでしらなかったのですけど、絵馬がご覧の通り。



ひぐらしのなく頃にに登場する神社のモデルになったそうでね。
というわけで、隅から隅というにはまだ足りていないんですけど、ここいらで駐車場方面に戻って行くことにしました。世界遺産に登録された合掌造り集落としては五箇山の2集落と白川郷の1集落の合計3集落らしいのですけど、白川郷のまだ見れていない所も含めて次回以降の楽しみにしておくことにしましょう。



白川郷を後にしたら、東海北陸自動車道を北上し北陸道を少し走り金沢市外辺りに突入する前に高速を降りて能登半島方向へ。東海北陸自動車道に限らず新しめのルートってけっこう山越えのためにトンネルを掘っていますけど、それが長いですよね。長いトンネルが増えた。トンネルは直線であることが多く、眠くなります。困ったものです。ともあれ能登方面へ。この日の宿が七尾なもので、んじゃ、能登半島に西岸で夕日を撮ってみようと思ったわけです。ただ、まだちょっと早いので、巌門とやらに寄ってみたりしておりました。





遊覧船に乗るという選択肢もあったんですけどそれはやめておきました。
さて、そんなこんなで寄り道しつつ、目的地の機具岩(はたごいわ)に到着です。といっても小さな駐車場が道沿いにあるだけの場所で、同じ目的で来ていたおっさん一人以外に人はおりませんでした。



日が沈むまでおりました、あいにくすっきりとした夕日というにはほど遠いかんじでしたけど、雲好きなので、それなりに良かったなとは思います。おっさんは早々にあきらめて、後から現れた別のおっさんに対して写真についての雑談をしていたようでしたが。









つーわけで、日が沈んでもさらにしばらくその場に留まった後、七尾に抜けて走りました。1時間ほどで到着、宿に入った次第。
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中部→能登(の根元)の旅 1日目

pictures |2013-09-11
東京でのオリンピック開催が決定された朝、天気が悪化して行く中、とりあえず信州は松本に向けて車を走らせました。中央道を抜け、長野道から松本へ。途中から雨足が強くなり、松本ではずっと雨でしたよ。
ということで、松本の市営駐車場(30分150円)に車を止め、松本城へ歩きます。こんな天気の時には現在の常用レンズ DA 18-270mm は利用できません。防水じゃないから。ということで、僕が持っている唯一の簡易ながらも防水(簡易防滴構造)な DA 18-135mm をつけております。



残念ながら塗装塗り直し工事中で白い幕がかかっておりました。
んで、天守の内部に突入です。しかし、傘と靴を持ち、さらにカメラを持っている状況はよろしくなかった。雨さえ降っていなければもう少し楽だったかもしれんが。天守は階段を上って行くわけですけど、階段が非常に急でかつ狭いということもあり、中で渋滞が起こります。雨の日曜日でこれなんだから、夏休みとかどうなんでしょうね。しかも空調があるわけじゃないから、先の猛暑の中、どんなことになっていたんだろ。ちょっと突入したくない状態になってそうですが。



前述した通り階段は急です。スカートをはいて突撃する女性はいないかと思いますが、あまりお勧めできません。と思ったら、比較的短いスカートの前を歩いていたお嬢さんが躊躇無く登られて行きます。どうしても視線はそれを追いかけるわけですが、短パンをはいておられました。それぐらいの装備は必用ですよね、当然ですよね。(チッ)



そんなわけでけっこう時間をかけて中を見ることになるわけですが、人が多いものだから、あまり落ち着いて観るという気分になれないのが残念でした。




松本城でもっとばしゃばしゃ写真を撮るつもりでいたんですけど、傘を持ちつつの撮影はなかなかに面倒で、だから想定よりも短めに松本を後にすることになります。んで、この日の宿をとった高山に向かうわけです。
高山に抜ける158号線は途中上高地への入り口や白骨温泉があったりその他自然系の見物があるみたいですが、特に上高地へは足を踏み入れてみたかった所ですが、時間と何より天候の関係で断念。ただ、道は非常に良いですね。かつて安房峠を通るこの国道は酷道と揶揄される曲がりくねったきつい道だったわけですが、今はその地下にトンネルが掘られ、有料道路ながら、快適にドライブできるようになっています。ために、松本高山間は2時間だそうで。
天気は回復傾向にあり、安房峠を越えると日が差しております。早々に高山に到着出来そうだったわけですけど、それだと余りに寂しいので途中、飛騨大鍾乳洞&大橋コレクション館とやらに突撃してみました。



雨の後だから洞窟内傘必須。けっこう狭く、大鍾乳洞の名前から想像するような大きさを想定するとちょっと…となりまする。



照明を怪しげな方向に持って行った方が受けがいいんですかね? もうちょっと自然な荘厳な雰囲気に持って行くような照明を焚くにはちょっと規模が小さいってことなんかなぁ。とかなんとか思いつつ大鍾乳洞を後にして、高山市に突入。宿にチェックインし、ちょいと休憩後、高山の町に出ました。
ちなみに宿に至る行程で、商店街が車両通行止めをしているのは見ていたんですけど、こんなことをやっていたんですね。



まぁ、氷菓は観たことないんで、行ってもなにがなにやらって感じになりそうではありますが、ちょっと残念な気分にはなりました。





夕飯食って、この日はおしまいです。
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