日々適当

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ATEN US3312

pc |2024-08-14

2ポートUSB-C DisplayPort KVMスイッチ(4K60p対応、ワイヤードリモコン付属) - US3312, ATEN 2/4ポートKVMスイッチ(ケーブル一体型) | [ATEN Japan]

ATENのKVMスイッチとしてこれまでCS52DPってのを使ってたのですけど、操作対象から外れた方のマシンがディスプレイが外れた状態になってしまうのが気に食いませんでした。KVMがメインディスプレイ側を制御しているとすると、KVMのコントロールから外れるとメインディスプレイのウインドウがサブディスプレイに移動しちゃうのね。
ということでATENの誇るVideo DynaSyncって技術に対応したUS3312を今月頭に買っていたのだけど、ようやく接続した次第。

この製品、本体から直接PCに伸びるケーブルが出ているタイプで、PCとはUSB-Cケーブルとしか繋がないシンプルなものです。本体から伸びるケーブルが3本のみでとても良いのです(PC1とPC2に繋ぐためのUSB-Cケーブルと、切り替えのためのスイッチ)。んが、接続してみてちょっと四苦八苦してしまったのですが、そこのところを書きます。

マシンはM2のMac miniとASUSのノートPCです。つまりmacOSとWindows 11で、Windowsの方は問題なかったのだけど、Windowsを使ったあとにMacに切り替えてもMacの操作に戻れない(キーボード・マウスは反応せず、ディスプレイもつかない)って問題にぶち当たりました
こうなるとMacを再起動しても復帰できず難儀しました。

Mac miniはデュアルディスプレイ環境になってます。KVMが繋がるメインのモニタと、サブディスプレイとして使っているモバイルモニタですね。どちらもUSB-Cポートで繋がっている状態です。
Mac miniはUSB-Cポートを4つ持ってて、そのうち一番電源に近い方にモバイルモニタを繋いでました。そこがMac的には一番最初に見に行くポートなのでしょうか。デュアルディスプレイ環境ではそのポートのディスプレイに起動時のプログレスバーが表示されます。で、そこをKVMに明け渡すことで上記問題はとりあえず解消された模様。
Appleの仕様上、ポートの区別はなさそうだけど、真っ先にモニタとして認識しないとダメなんかね?

続いての問題はVide DynaSyncが動いてないっぽいぞ問題。
Windows側はノートPCだから、結果としてMacもWindowsもデュアルディスプレイになっているのだけど(それぞれが認識しているモニタ2枚のうち1枚がKVMに繋がっている)、自分がKVMのコントロール下にない時、KVMを介したモニタ側のウインドウがKVMを介してないモニタに集まってきちゃうのですよね。これでは前使っていたKVMと変わりません。

結論から言えば、このKVMは「高速モード」と「通常モード」があり、切り替えてもウインドウレイアウトが維持されるのが「高速モード」ということになります。デフォルトはそっちみたいだけど、切り替えスイッチを長押しすることでモードを切り変えることができ、その操作をやっちゃっていたのでしょう。
ちゃんと高速モードにしてあげると製品ページにある通りVideo DynaSyncの動作になりました。

ということで、これで快適に使っていけるはずです。

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