職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

現在の精神拠点のメタファーを求めて

2010-11-19 12:17:25 | Weblog

10.11.19 現在の精神拠点のメタファーを求めて


★昨夜、現在の精神拠点(=現時点を離れ、過去記事の世界に突入。その後、再び現時点に戻ろうとして、戻りきれず、現時点からも、過去からも、微妙にズレた「時空間」)のカタチを、より鮮明に、より具象的に顕現させるために「明日はメタファー(metaphor)を創出しよう」と考えながら眠った。

 そして、けさ、起きがけに、その手がかりを求め、過去記事の世界を彷徨している時、次の記述に出会った。

★視界の前方にある行事予定黒板が、ぼんやりかすんでいる。
 目を凝らすパワーが湧かない。
 目をこする気力もない。
 一瞬、昨日の仕事上のトラブルから生じた「茫然自失」の心境と関係しているのか?と思った。
 でも、そうではない。
 たしかに、ショックにはショックだったが、根源的には以前に記述した、諸通信(「主任会通信」「職員室通信」「地域&保護者通信」)の「融合」からくる、精神の、いわば「茫漠感」が原因だろう。

 今、自分のうちに、「職員室通信」を書こうとする自分は存在しない。
 ぜんぶ融合したのだから、理論上、存在できない。
 「主任通信」を書こうとする自分も存在しない。
 これも存在できない。
 書く「場」のすべてを融合させたために、自分の内部に、微妙だが、かなり複雑な変化が起きている。
 逆に、理論上は、存在できるはずの、HPにアップするDiaryを書く自分のカタチも、ぼんやりしている。

 これまでの精神の、堅固な枠組みが、すべて崩壊してしまったことから生じる「茫然自失」だ。
 ただし、決してマイナスの気分ではない。
 仕事のめどがたたない「茫然自失」のほうは、ホンマにホンマに困るが、こちらは大歓迎だ。(「過去記事」以上)

★引用した過去記事全体が、ある意味で、現在の精神拠点のメタファーになっている。
 粗くいえば、諸通信を融合して、新しい拠点を求めるという過去記事の内容は、空間軸上の拠点の変更だ。
 現在の拠点の変更は、時間軸上の拠点の変更だ。

★画像は、頻繁に飛び交うスズメバチや、ひょっとしたら出現するかもしれない大型野生動物を恐れ、しばらく訪れていなかった、こころはろばろ神社界隈を散歩中、パチリ。RICOH・CX3

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ピアニスト・舘野泉氏が取り戻した「過去の記憶」と、病以前のそれとの間には大きなズレがあるのではないか



★ネットショップからコーヒーの生豆2000グラムが届いた。
 エルサルバドル 1000グラム。
 マンデリン 1000グラム。
 これを、毎日、手鍋でカラカラと焙煎して飲むつもりだ。
 パートナーは、小さな焙煎器(例=手煎り焙煎器「煎り上手」5460円)でも買ったら?……と勧めているが、それは、今も、今後も考えない。
 戦力外通告され、ゴミ寸前の、手鍋で焙煎することを前提に、生豆を購入したのだ(*^_^*)。

★音楽好きだが、スピーカーはPCスピーカー(現在、エレコムMS-85CH)というのが、人生を貫く、わたしのスタイルだ^^;。

 グリーンがかった生豆を手鍋に入れ、ガスコンロの上で振っていると、湯気とともに、乾いた豆の香りが立ちのぼる。
 やがて、パチッ、パチッとはじける音がする。
 1ハゼだ。
 バチッという強い音も混じる。
 1ハゼが終わって、さらにカラカラやっていると、2、3分で、ピチッ、ピチッという音が聞こえてくる。
 2ハゼだ。
 深入りが好きなパートナーのために、さらにカラカラやって炭にしてしまったことがあるので、今は、2ハゼの直前か、2ハゼがはじまった直後に焙煎をやめている。
 このあたりが手鍋焙煎の限界なのだろう。
 ただ、ネットで焙煎に関する情報をチェックすると、「1ハゼが終わる頃から弱火に」とあった。
 強火のまま続けたので、わたしの場合、炭になってしまったのだ。
 修業により、まだ可能性がひろがるのかもしれない。

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やる気が起こらない休日は生豆から手鍋焙煎。ガスコンロの強火に鍋の底をあぶりながらカラカラ振りつづける


 大甘な感想であることを前提にしつつ


★先週、○○県○○町教頭会(小中教頭会13名・○○町教育委員会指導主事1名)の方々が来校された。
 〈視察研修プログラム〉
 ①本校の概要(乱氏)
 ②授業参観
 ③めざす学校像(岬氏)
 ④すこやかみなみネット事業(わたし)
 ⑤模擬授業体験(授業者・岬氏)
 ⑥アンケート記入

★今、手元に「⑥アンケート」がある。
 いくつかピックアップして紹介する。
 アンケートの記述から、視察研修の中味を想像していただきたい。
 もちろん、視察研修場所で記入するアンケートだから、辛口の感想は書きにくいだろう。
 大甘な感想であることを前提としつつ、今後の教師修業に生かしていきたい。

★まず、小学校の教頭T(女性)の次の記述は、鋭いと感じると同時にたいへんうれしかった。
〈わたしたちのために多くの準備をしてくださり感謝申し上げます。でも、この準備と発表をこの学校ならプラス思考でとらえ、1つの研修、指導力の向上ととらえているのではないかと思います。〉
 指摘のとおりである。
 模擬授業を行った岬氏は、だれかに命じられたわけでも、立場上しかたがないと引き受けたわけでもない。
 自分の授業力アップのために自薦したのだ。
 わたしも同じだ。
 自分のプレゼンテーション能力アップのために、また、自分たちが展開しているプロジェクトを外部に公開することにより、貴重なヒントが得られると思い、「すこやかみなみネット事業」の説明役をかってでた。
 この「気持ち」が伝わったことがうれしい。
 加えて、来校してくださった方々の内面に何らかのメッセージを残すことことができていれば、さらにうれしい。

★授業参観=1時間目の後半を全学級12クラスを自由に参観していただいた。

◇〈どの学級も落ちついた雰囲気で授業が進められていた。普段から生徒も先生方も見られることに慣れている。多くの教科で学習シートが活用され、内容も工夫されており、学力も高いと感じられた。〉

◇〈生徒たちが「学力向上の5原則」をしっかりと身につけていることに感嘆! また「指導力向上の5原則」に真剣に取り組み、年間100コマの授業研究&模擬授業を実践していることもおどろきである。この積み重ねが指導力向上、学力向上につながっているのだと思う。〉

◇〈あたりまえのことをあたりまえに、きちんと、一生懸命に実践している姿が伝わってきた。すばらしい先生方だと思った。〉

★模擬授業

◇〈10分間の模擬授業、1分間の指定発言……という模擬授業は初めての経験だった。授業力が向上するし、生徒役をしながら自分に何が不足しているのか考えることができた。100コマ実施におどろいている。〉

◇〈学力向上のひけつがここにあるのだということを体験でつかむことができた。〉

◇〈授業をして、評価されるシステムがとてもよい。〉

◇〈わたしは野口芳宏先生の模擬授業を何度も受けた。そして、どうにかして職員研修に取りいれられないかと考えてきた。それを既に取りいれ、年間100回も実施していることに驚き、感心した。〉

★すこやかみなみネット事業への反響も紹介したかったが、スペースが尽きた。
 また機会があるときに紹介したい。

★画像=〈視察研修プログラム〉の1つ、模擬授業体験。授業者は岬氏。




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