職員室通信・600字の教育学

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ピアニスト・舘野泉氏が取り戻した「過去の記憶」と、病以前のそれとの間には大きなズレがあるのではないか

2010-11-13 13:37:57 | Weblog

10.11.13 舘野泉氏が取り戻した「過去の記憶」


★ピアニスト・舘野泉氏がTVで「脳溢血で失われた記憶が、快復期に、徐々に、徐々に戻ってくるのが楽しくて……」と語るのを聞きながら、昨年、わたしのうちに起こった精神の「激変」現象を思い出した。

★激変現象の復習。

(1)「現時点」から、いったん「過去記事の世界」に突入する。
 これは、たとえば、日記を読み返したり、仕事上の過去の文書や論文を読み返したりするようなことで、だれでも経験することだ。

(2)そして、過去記事の空間(画像)、登場する人々と再会し、過去の自分の感情を追体験する。
 その時空間に浸りきる。
 これもよくあることだ。

 その後、わたしは、元の「現時点」にジャンプしようとするのだが、ここで、失速状態に陥る。
 うまくもどれない。
 
 
 過去記事の世界の、いってみれば引力が働くのか?
 抗するように助走し、ジャンプしても、抗しきれずに、過去(記事)と現時点の途中に落下する。
 あるいは逆に、抗する力が強すぎて、現時点を通り過ぎ、未来時空間に突入する。
 比喩的にいうと、タイムスリップして江戸時代に移動し、そこから現在にもどろうとして、10年か20年ズレた時空間に至るという感覚だ。……

 ただし、「激変現象」といっているのは、これではない。

 「うまく元に戻れないこと」に着目したわたしが、自分の精神拠点を「現時点」から「10年か20年ズレた時空間」に移すことにしたのだ。
 これが「激震」に接続する。

★舘野氏が取り戻した「過去の記憶」と、病以前のそれとの間には、大きなズレがあるのではないか。
 「徐々に過去の記憶が戻ってくるのが楽しくて」と舘野氏がいうとき、正確には、舘野氏は病以前の60年間とは異なる、新しい時空間を「徐々に、徐々に」創出していたのかもしれない。
 そうだとすれば、舘野氏の「楽しくて」と、わたしの「激震」は意味が近い。

★「120分間、怒濤の語り散らしライブ」の準備は、
 〈序論〉=職業は「研修主任」
 〈本論①〉=教師修業・プロ教師への道
 〈本論②〉=小中連携&学社連携
 〈フィナーレ〉=品格ある教育行為
 このうち、現在、〈本論①〉の終わり頃に登場するスライドを作成中。
 このあとの〈本論②〉については、これまで48やんと作りためたスライドを使うつもりだ。
 だから、実際には、中間点をかなり過ぎたあたりを疾駆していることになる。

過去の実践をなぞりつつ、少しズレたところの、新しい時空間を創出する仕事にしたい(^_-)。

★画像は、現在、作成中のスライド。

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