職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

わたしにピロリ菌がいないことが判明

2010-08-27 13:40:55 | Weblog

10.08.27 黙々と憑依の域に突入して踊りつづける心意気&美


DAKA古書店解体(廃業)作業の過程で、紛失していた柳田国男『雪国の春』が見つかった。
 この中の『浜の月夜』(1920年)、『青光館哀史』(1926年)に、大阪の高校生だったわたしは、運命的な異時空間体験ショックを受ける。
 書物も見つかったことだし、今年は久しぶりに小子内の盆踊りに出かけてみようと思った。
 画像は、2010/08/16 歌い手の「なにヤとやーれ なにヤとなされのう」に合わせて踊る小子内浜の人々。



盆踊りの日時を確かめるために、電話をどこにかけようかと逡巡し逡巡し(かけまくるというのはイヤなので^^;、ねらいを定めて)、小子内浜漁業協同組合にかけると女性が出て、8/16、3時から、場所は寺の駐車場だと教えてくれた。
 一瞬、月夜の3時かと思ったので再確認すると、午後3時だった(*^_^*)。
 きっと小子内のなにかの事情があって、昼の盆踊りになったのだろう。
 (その「事情」は、当日、訪問してわかることになる。)



柳田国男は2度、小子内を訪れている。
 1度目は南から北上(1920)。
 2度目は北から、開通間もないJR八戸線種市・陸中八木間を利用している(1926)。
 今回、約90年後、わたしは、その北上ルート(ま、ほんの、ほんの一部分だけだけれど)を追体験しようと、有家駅で下車し、徒歩で北上し、R45沿いにある「青光館跡」という立て札から右折して、小子内浜に入った。



「青光館跡」という立て札から右折して、細い坂道を下り、JR八戸線の鉄道橋をくぐと、すぐ右手が青光館跡だ。そして、1920年に柳田国男が「小川が一筋あって板橋がかかっている。その板橋をカラカラと鳴らして、子どもたちがおいおい渡って行く」と記した橋を渡ると、そこが小子内の盆踊り会場だった。



数人の男性が盆踊りのやぐらを組み立てている。作業はまだ始まったばかりだ。開始と教えられた「午後3時」は準備開始ということだったのか? たずねてみると「4時から」ということだった。3時というのは決して間違いではなく、少しズレただけのようだ。始まるまで近くの防潮堤や陸中八木駅を彷徨する。




4時に盆踊りが始まる。踊りの輪には太鼓を含め約40人、輪の外に見物人が20人ほど。酷暑の中、テープではないホンモノの歌い手の声にあわせ――わたし流にいえば、黙々と、憑依の域に突入して踊りつづける。心意気、あるいは、先祖から子孫へ連綿と伝わる美に感動。撮影や「立ち話的聞き取り」をしているうちに、わたしまでビールをごちそうになる。




昼の盆踊りになったわけ。「立ち話的聞き取り」から得た片々データを総合すると――あくまでわたしの推測として――(1)会場に張り巡らすちょうちんを含む照明関係等設営の労力不足(2)翌日、やぐらを撤去する労力不足等々で、やむなく昼の盆踊りになったようだ。歓迎の声もあり。不満の声もあり。

柳田国男が小子内浜に訪れ『青光館哀史』を記述してから約90年。大阪の高校生だったわたしが『青光館哀史』を読んでから約40年。歌い手の声を聴き、踊りを見、ビールを飲んでいると、柳田の生、わたしの生、そして小子内の人々の生、それぞれ別の生が、きしみながら蠢いている幻覚にとらえられた。



今回「立ち話的聞き取り」の過程で高齢の方から、わたしにとっては未知の「中村英二」(青光館跡石碑の発起人、『柳田国男と小子内浜』の著者)という人物の話を聞く。「八戸の中村さんを知っていますか?」と逆質問された。くわえてその著書の発行人は旧知の淵沢秀岳氏だ。うかつだった。衝撃が走る。

 わたしにピロリ菌がいないことが判明(^_^)v

◆まず、小子内浜の盆踊りの画像に短いコメント(約140字)をつけ、それが終わったら、次の3点について、こまかく書き込むつもりでいた。

(1)1920の柳田国男北上ルートの追体験。
(2)柳田の生、わたしの生、そして小子内の人々の生、それぞれ別の生が、きしみながら蠢いている幻覚。
(3)八戸の中村英二氏および旧知の淵沢秀岳氏のこと。

 しかし、短いコメントをつけるだけで、現時点での(小子内浜の盆踊りにこだわる)エネルギーが尽きたようだ。
 エネルギーが復活したら――いつになるかわからないけど――再び、書き込みたい。

◆現在、話題に取りあげたいと思っていること。

(1)ライオンズ6連敗。
 6試合、ぜんぶ――初めから終わりまでというわけではないが――TV観戦した。
 きのうのロッテ・唐川、ライオンズ・西口の緊迫した投げ合い……結果、1点差負け。
 6連敗のうち、4試合が、こういう1点差負け。
 イライラするが、しかし、さすがにライオンズ、よくやっていると思っている。
 これからも、ソフト、ロッテ、ハム、バファローズとのあいだで、こういう緊迫した試合がつづくと思うが、野武士軍団の子孫らしく、野武士軍団に、現代的なスマートさを加味し、涌井、片岡等のように無表情で、最後までがんばってほしい。

(2)民主代表選(後日、詳細)

(3)わたしにピロリ菌がいないことが判明(後日、詳細)

(4)廃墟になりつつある、わたしの「チャット」の生かし方。(ご覧のみなさま、ぜひ、チャットへも侵入してみてください(^_^)v。よろしければ、無人駅ノートに何か書くような気持ちで一言を。)



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