職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

★僕が過去において包まれた炎上を味方につけて(教師修業シリーズ・職員室通信)

2014-06-19 18:22:00 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信
★おまえはそんなことまで考えているのか? そんなことをやるというのか? じゃ、俺は抜ける
2014
06.19

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★「梅雨空の片岸分校」を撮影しようと、ひさしぶりに訪れたら、既に解体されていた。
 教師の語り、子どもたちの声がしみ込んでいた壁、床、天井、下足箱、古びた掲示物……みんな完全に消えていた。

 左の画像は、昨年11月下旬の片岸分校。

★6/11(水)、午前中は、プール清掃(体育時間の生徒&MINAMIネットメンバー)、教育実習生の授業参観、主任会。
 午後は、保護者と面談(教育相談)、実習生が在籍する大学の教授と面談。
 夜は、MINAMIネット実行委員会(内容の詳細は後日、このBLOGにアップ)。
 これらのあいまに、来週、某町でやることになっている「まちづくり研修会」の資料づくり。
 テーマは「保・幼・小・中の連携(垂直軸)に依拠した学社連携・融合(水平軸)の推進」。
 これは本校の経営の重点2=「学校・家庭・地域が協働できる教育システムづくりをめざし、小・中PTAを核にMINAMIネット事業を推進する」と、80%、重なり合う。
 ま、重なり合うから「業務」として引き受けた。
 発信のための研究ができる。
 発信することにより貴重な情報が得られる。
 資料は、これまでのパワーポイントのスライド等を少し手直しする程度でいい。
 ただ、手直しは徹底してやるつもり。

★手直しの観点――

(1)地域「教育システムづくり」(=教育コミュニティづくり)に携わる、多くの人々を紹介する。
 これまでも紹介してきた。
 今回は、もっと徹底する。
 1枚のスライドに人々の画像を10枚、20枚と重ねる。
 「連合町内会長です」「安協の支部長です」「子ども会の会長です」「MINAMIネット会長の48やんです」「本校の研修主任・公磨Tが授業力向上の5原則を説明しています」「教務主任の乱氏Tです」……。
 画像から伝わる「真剣さ」「楽しさ」「おもしろさ」「あたたかさ」等々から、地域コミュニティづくりの魅力を感じてもらいたい……味わってもらいたい……くわえて僕の「喜び」もビビッドに伝わるはずだ……と考えている。

(2)僕はいつも、ついつい内容を盛り込みすぎる。
 語りが駆け足になる。
 問いかけを挟みながら聞き手にも考えてもらうという語りが、まったくできない。
 今回は、スライドを提示するとき、聞き手がスライドを見る、僕もはじめてスライドを見るような気分で見る……この一瞬の間がとれるように、資料の量を大幅に減らす。
 減らすことによって、線状の説明が点状の説明になる。
 点と点のあいだは話を聞く側の想像に委ねる。
 僕の大冒険だ(^_^)v。(「1」の画像群は、パッパッパッと見てもらうものだから、これが増える分には問題はない。)

(3)スライドのメッセージを練り直す。
 前回、別な会場で使ったスライドの例――
 スライド上のメッセージは「連携&融合の調整に特化」となっている。
 が、実際の説明は「花火をあげようとするのではなく、既にある活動と活動の間に連携を創りだしていく、融合を創りだしていく。地道なコーディネート活動に徹する」となっている。
 バラバラだ。
 聞く側の頭にスッと入らない。
 スライドは、口頭で「花火をあげるのではなく」、文字メッセージで「地道なコーディネートに徹する」とでもすべきだろう。
 メッセージが練られていないスライドは他にも何枚かある。
 この際、ぜんぶ修正する。

(4)前回、「6つのポイント提示型」で全体を組み立てたために、単なる説明に終始してしまった。
 今回は、6つのポイントのうち、ポイント提示型3つ、問題解決型、ストーリー型3つで構成する。

(5)僕等の実践の課題を明確に打ち出す。
 「課題」というのは、現時点の欠点、弱点だ。
 ヘタをすると、敗戦の理由を聞かれたプロ野球の監督が「あそこであいつが打てなかったからだ」と同じニュアンスになってしまう。
 あるいは、「俺はこれでもう十分だと思っている。おまえはそんなことまで考えているのか? そんなことをやるというのか? じゃ、俺は抜ける……」と、ネットワークの崩壊につながる。
 俺も……俺も……俺も……俺も……俺も……俺も……。
 炎上だ。
 僕は過去において炎上に包まれた経験がある。
 だから極端に恐れる。
 僕の課題提示は、いつもビクビクしながら、ぼんやりと、まるでへたくそな詩でも書くように提示してきた(ノ△・。)。
 このことが、次のステップに対する僕自身のアマサ&哲学不足の原因になっている。
 今回は、聞く側のためにも、MINAMIネットのためにも、僕のためにも、炎上に細心の注意をはらいながらも、炎上を恐れず、僕の中のブレーキを外し、大冒険の旅に出るつもりだ。
 明確に「課題」を打ち出す。

 例として、項目だけを、粗く列挙すると――
 ①「学校から地域・家庭へのアウトソーシング計画」に対する教職員のディスカッション力の脆弱さ、未熟さ。(詳しくは後日のBLOGで)
 ②実務メンバーの不足←ひじょうに厳しい状況。
 ③補助金体質。
 これは誤解を受けるといけないので簡単に説明する。
 もちろん、どこからも補助金はもらっていない。
 活動資金はMINAMIネットに所属する小・中学校のPTAから拠出されている。
 これは「MINAMIネット=PTA」なら問題はない。
 しかし、PTAはMINAMIネット参加団体のひとつに過ぎない。
 要するに、MINAMIネットはPTAから補助金を受けているのと同じだ……といいたいのだ。
 財政的に独立しないとホンモノにはならない。
 ④活動のための常設の場がない。
 ⑤地域団体以外の地域住民の応援者(フォロワー)不在。
 
 エネルギーが尽きたので、中途半端だが、本日はこれで終わる。



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