教師の語り、子どもたちの声がしみ込んでいた壁、床、天井、下足箱、古びた掲示物……みんな完全に消えていた。 左の画像は、昨年11月下旬の片岸分校。 ★6/11(水)、午前中は、プール清掃(体育時間の生徒&MINAMIネットメンバー)、教育実習生の授業参観、主任会。 午後は、保護者と面談(教育相談)、実習生が在籍する大学の教授と面談。 夜は、MINAMIネット実行委員会(内容の詳細は後日、このBLOGにアップ)。 これらのあいまに、来週、某町でやることになっている「まちづくり研修会」の資料づくり。 テーマは「保・幼・小・中の連携(垂直軸)に依拠した学社連携・融合(水平軸)の推進」。 これは本校の経営の重点2=「学校・家庭・地域が協働できる教育システムづくりをめざし、小・中PTAを核にMINAMIネット事業を推進する」と、80%、重なり合う。 ま、重なり合うから「業務」として引き受けた。 発信のための研究ができる。 発信することにより貴重な情報が得られる。 資料は、これまでのパワーポイントのスライド等を少し手直しする程度でいい。 ただ、手直しは徹底してやるつもり。 ★手直しの観点―― (1)地域「教育システムづくり」(=教育コミュニティづくり)に携わる、多くの人々を紹介する。 これまでも紹介してきた。 今回は、もっと徹底する。 1枚のスライドに人々の画像を10枚、20枚と重ねる。 「連合町内会長です」「安協の支部長です」「子ども会の会長です」「MINAMIネット会長の48やんです」「本校の研修主任・公磨Tが授業力向上の5原則を説明しています」「教務主任の乱氏Tです」……。 画像から伝わる「真剣さ」「楽しさ」「おもしろさ」「あたたかさ」等々から、地域コミュニティづくりの魅力を感じてもらいたい……味わってもらいたい……くわえて僕の「喜び」もビビッドに伝わるはずだ……と考えている。 (2)僕はいつも、ついつい内容を盛り込みすぎる。 語りが駆け足になる。 問いかけを挟みながら聞き手にも考えてもらうという語りが、まったくできない。 今回は、スライドを提示するとき、聞き手がスライドを見る、僕もはじめてスライドを見るような気分で見る……この一瞬の間がとれるように、資料の量を大幅に減らす。 減らすことによって、線状の説明が点状の説明になる。 点と点のあいだは話を聞く側の想像に委ねる。 僕の大冒険だ(^_^)v。(「1」の画像群は、パッパッパッと見てもらうものだから、これが増える分には問題はない。) (3)スライドのメッセージを練り直す。 前回、別な会場で使ったスライドの例―― スライド上のメッセージは「連携&融合の調整に特化」となっている。 が、実際の説明は「花火をあげようとするのではなく、既にある活動と活動の間に連携を創りだしていく、融合を創りだしていく。地道なコーディネート活動に徹する」となっている。 バラバラだ。 聞く側の頭にスッと入らない。 スライドは、口頭で「花火をあげるのではなく」、文字メッセージで「地道なコーディネートに徹する」とでもすべきだろう。 メッセージが練られていないスライドは他にも何枚かある。 この際、ぜんぶ修正する。 (4)前回、「6つのポイント提示型」で全体を組み立てたために、単なる説明に終始してしまった。 今回は、6つのポイントのうち、ポイント提示型3つ、問題解決型、ストーリー型3つで構成する。 (5)僕等の実践の課題を明確に打ち出す。 「課題」というのは、現時点の欠点、弱点だ。 ヘタをすると、敗戦の理由を聞かれたプロ野球の監督が「あそこであいつが打てなかったからだ」と同じニュアンスになってしまう。 あるいは、「俺はこれでもう十分だと思っている。おまえはそんなことまで考えているのか? そんなことをやるというのか? じゃ、俺は抜ける……」と、ネットワークの崩壊につながる。 俺も……俺も……俺も……俺も……俺も……俺も……。 炎上だ。 僕は過去において炎上に包まれた経験がある。 だから極端に恐れる。 僕の課題提示は、いつもビクビクしながら、ぼんやりと、まるでへたくそな詩でも書くように提示してきた(ノ△・。)。 このことが、次のステップに対する僕自身のアマサ&哲学不足の原因になっている。 今回は、聞く側のためにも、MINAMIネットのためにも、僕のためにも、炎上に細心の注意をはらいながらも、炎上を恐れず、僕の中のブレーキを外し、大冒険の旅に出るつもりだ。 明確に「課題」を打ち出す。 例として、項目だけを、粗く列挙すると―― ①「学校から地域・家庭へのアウトソーシング計画」に対する教職員のディスカッション力の脆弱さ、未熟さ。(詳しくは後日のBLOGで) ②実務メンバーの不足←ひじょうに厳しい状況。 ③補助金体質。 これは誤解を受けるといけないので簡単に説明する。 もちろん、どこからも補助金はもらっていない。 活動資金はMINAMIネットに所属する小・中学校のPTAから拠出されている。 これは「MINAMIネット=PTA」なら問題はない。 しかし、PTAはMINAMIネット参加団体のひとつに過ぎない。 要するに、MINAMIネットはPTAから補助金を受けているのと同じだ……といいたいのだ。 財政的に独立しないとホンモノにはならない。 ④活動のための常設の場がない。 ⑤地域団体以外の地域住民の応援者(フォロワー)不在。 エネルギーが尽きたので、中途半端だが、本日はこれで終わる。 ★読んでいただき、感謝します。ついでといってはなんですが、下のバナーのクリック、ガンガン、よろしく頼みます☆(●≧з≦●)。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ★さらにリアルな情報は小高進の公式ホームページへ★ ★小高進のWEB無人駅線ページへ |
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