京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

太鼓望楼

2016年06月13日 04時31分44秒 | 
昨日は、昼から雨が降ってきた。夜には本降りとなりました。
梅雨ですね。
雨も降らないと困ります。雅満雅満。
「雅満(がまん)」とは「我慢(がまん)」の言い換えです。
「我慢」って我(エゴ)が満る(いっぱいになる)ようで使いたくないのです。
「雅(みやび)」が満る(いっぱいになる)方が好きなんですよ。
以下の建物の写真は、京女と篠田屋(しのだや)で食事をした後、市バスに乗るために待っていた時に撮った写真です。
三条京阪の南側にある元小学校の建物。


↑この建物は、以前京都市立有済小学校(きょうとしりつ ゆうさいしょうがっこう)だった。


↑この上に飛び出しているのは「太鼓望楼」というらしい。役割は、火の見櫓として、半鐘を鳴らして、火事を知らせるとともに、太鼓をたたいて番組(町組)内の人々に時刻を知らせたので、この望火楼は後に太鼓望楼と呼ばれました。
そういえば、最近、京都で火の見櫓はないかも。



この日は、時間がなかったので篠田屋で軽く食事をした。
やっぱり私は、カレーライス。
普通は、「皿盛」を注文しておられるのですが、私は「皿盛」より普通のカレーライスが好きかも。
高校時代、学校の食堂にスター食堂が入っていた。
その時のカレーライスがこんな感じの味だった。


↑篠田屋「カレーライス」


↑ウスターソースで味が完成します。好みですけど。

こういうカレーライスにウスターソースをかけて食べると昔の味になります。
家で食べていたカレーは、こういうタイプじゃなく、ハウスジャワカレーだった。



このラーメンは、京女の注文。
ここのラーメンも昔の味。
和風出汁の昔ながらのうどん屋さんのラーメン。


↑篠田屋「中華そば」

篠田屋にこれを目当てにこらえる人も多いと思う。
懐かしい味です。
私は、このタイプのラーメンなら食べられます。
こういう篠田屋さんのようなお店、調理している人が病気になったりしたらお店はどうなるだろう。
この頃、知っているお店が閉店続きでめげております。
どうか後継者を見つけてくださいね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (8)
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