京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

近所の秋

2014年11月30日 06時54分16秒 | 風景・和菓子
昨日の続き。
子供が小さい頃は、よく豊国廟の芝生の所に来ていた。
特に春の桜の頃がいいんです。
人がほとんどいないですから、ゆっくり桜が観られる。


↑この石段を登り切ると豊国廟がある。見えている階段の倍あります。いくら回復したとはいえ、この石段を登ろうという気になりません。

この撮影をしていた時も、観光の人は、いなかった。
時々、ハイキング風のシニアが来る程度。


↑秋の色合いが好き


↑裏を見てドッキリ!

ここは、京都市内からすると東山の中腹になります。
いまは、木が生い茂っているので、見晴らしはよくない。
昔は、京都市内が綺麗に見えていたでしょうね。


↑京都市の西南の方向。結構高いでしょ。このぐらいのところに京男は住んでいます。ちょっと凄いでしょ。坂を歩いて登り降りしている。病院でリハビリ担当の人にこのことを最初に訴えていた。

空気も下の方と違います。
坂を降りて東大路通まで行くと排気ガスの匂いが臭い。
京都市内は、盆地なんです。
風があまり吹かない。


↑豊国廟の一部がプリンセスラインバスの待機場になっています。いつも乗せてもらっています。

引っ越しをする前に下見に来たら、すごいところだと思った。
でもなんとなく慣れてしまった。
母の寝ずの番を自宅でしたのです。
不思議に思ったことは、鳥の声やセミの声がしないのが、とても不自然に感じられた。そういう音になれてしまっているのです。
空気も違うしね。これで涼しかったらもっといいのに。
冬は、南向きに面しているので暖かいです。
我が家は、暖房が最低限ですみます。


↑きれいな色

昨年からなんですが、下の写真のようなごく普通の風景に目が釘付けになるときがある。
自分でもよくわからないのです。
取りあえず、カメラを持っていたら写真を撮ります。
派手な紅葉の写真より、こういう景色の方が生命を感じやすいのかも。


↑なぜか通りがかりに綺麗と思った壁


↑亀屋良長「唐紅葉」


↑上用、黒こしあん

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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