京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

ここも寄らなきゃ

2014年11月27日 04時52分27秒 | 社寺・和菓子
ここは、真如堂の入り口にある叱枳尼天(だきにてん)さんの所。
ここも随分久しぶりです。
ここは、桜が綺麗なんです。



何年も前の春のことでした。
なにか呼ばれたような気がしたので入っていきました。
そんなに変わった神社でないと思った。
でも裏側に小さな入り口が・・・不思議な感じだったな。



「叱枳尼天」ってあまり馴染みのない存在だった。
同じようなことが「歓喜天」や「弁財天」でもありました。
みんな女性の神様ですね。女神さんとお友達なんだろうか・・・。



叱枳尼天は、白い狐に乗った女性の女神さんです。
結構付き合うのが難しい神さんらしい。
豊川稲荷も同じ叱枳尼天(この場合荼枳尼天と書いています。表示するかな?)が本尊の筈です。伏見稲荷も元々は、明治の神仏分離政策の時、宇迦之御魂神に変わったそうです。そういえば宇迦之御魂神も女性ですね。伊勢の外宮は、宇迦之御魂神さんなんです。
そういえば内宮は、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)も女性。
古代は女神さんが大活躍していたようですね。


↑本堂の裏にある出入り口?ちょっときれいになっていました。白きつねか緑のたぬきが、夜になると出入りするのかも。白い管狐(くだぎつね)みたいな姿で、出入りするのかもしれません。

これらの女神さんたちが助けてくれたのかも。
来春にでも、みんなに手土産の「清浄歓喜団」を持って御礼に行こうっと。
このお菓子は、千年ぐらいの歴史があるものです。○○天さんの好物なんです。
「三面大黒」なんかにも供えます。


↑亀屋清水「清浄歓喜団」




↑亀屋清水「ぶと」

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (6)
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