京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

永観堂入り口近辺の紅葉

2014年11月22日 04時44分55秒 | 風景・和菓子

↑永観堂


↑永観堂の拝観受付、この人の多さで1,000円はちょっとパス。

南禅寺からすこし北に歩くともう一つの紅葉スポット永観堂があります。
京男のお通いになっていた高校を通り過ぎるとあります。
昔は、こんなにたくさん観光客なんてこなかったのになぁ・・・。
休み時間、廊下から紅葉も観ていたと思うけど、なにも感動した憶えがない。
そんなもんなんでしょうね。
高校生が紅葉や黄葉を観て、しみじみと「きれいやなぁ・・・」なんて思わないですよね。





きっと年齢の中間視点を過ぎて、あの世の方が近くなると「ああ・・今年も紅葉が観れた。例年は観られるかな・・・。知り合いの○○君は亡くなったし、△△の親は亡くなった。喪中の葉書の交換会状態だし・・・。
来年の桜の咲く頃、病院の外来予約をしたけど、生きているのかなぁ・・・。
なんて思い出すと、こういう紅葉や黄葉が輝いて見える。
落ち葉を観て、仲間だと思うようになったりする。
きっとそうなのかも。



桜より紅葉の方が上記の状況が強いように思いますね。
秋の次は、当然冬だしね。



まあ、私の場合、そんなシットリした感傷もなく、拝観料の高さにビックリし、人の多さにウンザリし、次の哲学の道方面に駆け足状態で歩くのでした。
いま気付いた。永観堂の由来とか書いてない。いいですよね。誰かが書いていると思うし省略します。

次回に続く。


↑二條若狹屋「深山の錦」


↑黒糖きんとん、粒あん

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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