WALKER’S 

歩く男の日日

写経の時間

2014-11-03 | 日記

 写経を始めるにあたって、先ず決めたのは、字の上手い下手は気に留めないようにしようということです。気にしはじめるときりがないし、続けるのが嫌になってくるかもしれません。全ての人に分かる文字でありさえすればいい、と開き直っています。
 書き始めて今日で10日目、つつがなく10枚仕上げることができました。意外にもデスクにつくのは全く苦ではありません。テレビもラジオもステレオもつけず静かな中で書きますが不安はありません。そういうことが気にならないほど、文字と筆に集中せざるを得ません。余計なことを考えることもありますが、書き続けているとまた目の前の文字に入っていきます。時計も全く気にならず、45分が穏やかに流れていきます。
 来年の四国まであと150日、一つの札所に1枚納めるつもりだったのですが、この調子が続くようであれば2枚ずつ納めてもいいかと思い始めています。1枚ずつだと280g、2枚ずつだと560g。来年のお賽銭は5円玉ではなく1円玉にするので(納経料を支払うこともあり)それだけ重くなっても負担は変わりません。