WALKER’S 

歩く男の日日

39日目 (4)

2016-06-12 | 16年四国の旅


 與田寺を12時20分に出て38分で東照寺に到着です。途中にコンビニがあったのでアイスを買って昼食にします。與田寺からの道は一度歩いているのでもう大変な目に遭うことはありません。遍路シールも時々出てきます。
 東照寺には山門はなく境内もそんなに広くはなくてこぢんまりした感じではあるけれど、その縁起を見てみれば、ちょっとびっくりの由緒あるお寺でありました。四国の札所の多くで聞かれるのは大師が刻んだ仏が祀られている、ということ、でもその多くは高野聖の宣伝による根拠のない伝説のたぐいと思われるのに対して、こちらの薬師にははっきりと手印と御名が刻まれているということだからそれらとは全然違う本当に歴史と格式のあるお寺といえるでしょう。
 
 そうして見上げる大師像は一段とありがたみがあるような。


 東照寺から13分、13時23分、讃岐白鳥駅に到着です。電車は14時05分だから十分すぎるくらいの時間でした。

 14時37分、3番札所金泉寺に到着したのですが、板野駅から道をはずしてわちゃわちゃしてしまいました。最後の最後まで締まらないことです。この時期でこの時間なので歩き遍路さんはいませんでした。4月の初めなら5番当たりに宿をとる人がいてもおかしくないでしょう。

 15時13分、2番札所極楽寺に到着、この間もお遍路さんの姿を見かけることはありませんでした。境内でも車遍路の人が数人いるだけでしたが、お参りを終えて山門のところまで戻ってくると納経所の前のベンチで外国人の若いカップルが休んでいます。大きなザックも横にあるからこれから歩くということなのでしょう。

 1番札所のすぐ手前でちわ、まお、めぐみを思いがけず発見。昨年は気づかなかった。

 15時36分、1番札所霊仙寺に到着です。やはり歩き遍路さんは見かけませんでした。全くいないということではないけれど、すでにオフシーズンに入っているという感じです。300mほど手前で若い女性を追い抜いたのですが、結局お寺には入ってきませんでした。お参り納経は初日に済ませていて1周するのが目的で山門の前まで来てそのまま板東駅に向かったのかもしれません。むしろ普通の考え方といってもいいかもしれません。1番だけ2回お参りするのはいいとしても2回納経するのは理解できません。お寺の人にお礼参りのお接待を受けてそれはそれですごくよかったという人もいましたが。
 16時22分発のバスには余裕を持って乗ることができました。初めてここでアクエリアスを買うことができました。
     前期の費用は 23日間で 149742円
     後期の費用は 17日間で 116548円  交通費込み

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