WALKER’S 

歩く男の日日

11日目=続き

2020-04-10 | 日記

 おへんろ.ゲストハウスりり庵に到着したのは15時15分、それから6時間お風呂と食事の時間以外はずっと喋っていました。奥さんはお遍路が好きでお接待が好きでこの宿を始めてから多くの遍路宿にあいさつしに回ったそうです。お遍路は車で区切りで巡ることがほとんどで宿や遍路道ついてはあまり知識がなくていろんな質問を受けました。時間がいくらあっても足りない感じ。今日はうまく行かないことが多くて歩きの調子もあまりよくなくて沈みがちだったのですが全部吹き飛ばすような怒涛の6時間でした。

 SP春野は朝食が7時から、出発は8時になりました、これがそもそもの不調の原因だったかもしれません。写真はSP春野から種間寺へ向かう誰も歩かない道。

 こちらも誰も歩かない道、種間寺の手前3kmのところで新川川を渡らず手前で右折して土手の道を行く、この道は緑の点線の道のはずだったのですが正解は土手の右を並行する舗装道でした。

  春野から52分で種間寺に到着、遊庵で同宿だったSさんがお参りを終えて休憩しています。彼は高知屋だと思っていましたが後で訊くと海老庄からでした、納得。そして今日の宿も同宿です。

 種間寺を9時15分に出発、ここからも緑の道に挑戦です。仁淀川を渡る手前の二カ所の道は少し遠回りになるもののとても歩きやすいいい道でこれが昔の遍路道だったという感じもしました。歩きたい人は英語の地図を見て下さい。

 仁淀川を渡った後にも緑の道があります。上の写真はほとんどのお遍路さんが仁淀川の土手を下りるところ、ここは下りずにそのまま行き過ぎます。

 向こうに見える高速道路のすぐ手前まで土手の道を行きます。

 ここかと当たりをつけて下りたのですがちょっと早くて外してしまいました。

 迷いながらなんとか正解の神社の前にたどり着いたのですが、このあとも道しるべの通りに行ったら緑の道と違っていました。

 消化不良のまま清瀧寺を見上げる、種間寺から1時間41分で到着しました。境内には昨日フェリーでいっしょだった男性がお参りをしていました。お参りを終えしばらく休んで11時42分に札所をあとにします。

 喜久屋旅館の近くのファミリーマートでイートインを使う。かなり疲れてる。休みすぎて時間が押してしまったのでもちろんトンネルです。

 本日最後の札所に到着したのは14時28分、なんとかいい時間に宿に入れそうです。今日出会った歩き遍路さんは5人、逆打ちは一人でした。

 

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