WALKER’S 

歩く男の日日

地蔵越からあづり越 (1)

2020-04-25 | 古道と四国のみち


 番外霊場地蔵院(徳島市)から徳島市街を避けて山越えの近道が地蔵越えです。ただし山越えなので距離は近くても時間的にはあまり近道にはなっていないようです。ぼくは10年以上前に一度歩いたのですが、その時の印象がかなり悪くて以後歩くことはなくなった。今回再度歩くことになったのはあづり越えを歩くためです。あづり越えを知るきっかけはmachanのブログです。そのときは地図にも何も載っていないからどこにあるかもよく分からなかった。英語のへんろ地図を買ってようやくその位置がはっきりしたというわけです。地蔵院を出て県道を150m南へ進むと地蔵越えの入り口です。
  
 この登りの印象は悪くなかった、けれど10年以上前に1回登ったきりだから道の様子などは全く記憶に残っていませんでした。
 
 新しい遍路札、この道を行くお遍路さんは少なくないようです。


 上に県道が見えます、上がる手前は急傾斜だけど登りだからまだ苦手という感じではない。
 
 一旦県道に合流、ここで地蔵院から13分、


 県道に出る、


 1分ちょっとでまた山道へ入る、


 
 いよいよ峠かというところ、


 こういうとき外れることも多いけれど、ちゃんと峠でした。


 天保の文字がくっきり、江戸時代のお遍路さんがこの道を歩いたのは間違いないようだ、でも宿のこともあるからすべての人がこの道を歩いたとは思えない。


 下ります、下りのことも何も記憶に残っていなかったけれど、これはひどかったです。このあたりはまだいいけれど、


 一旦県道に下りて、


 すぐまた山道へ、


 ここが難関、平等寺道より歩きにくい、2~3度転ぶのが当たり前のような道。3度目は絶対ない。


 ようやく山道が終わりそう、


 地蔵院から30分で地蔵越え終了。


 県道に出て15分ほどで川の土手へ、前回の印象はこの土手の道が歩道がなくてすごく嫌だったとそれだけ覚えている。でも今回はあづりの方へ行くのでその道は歩かない。


 土手へ上がっていく道に遍路札、英語の地図ではあづり越となっています。


 土手に突き当たって右折する。


 右折したところ、


 土手に上がってきました、見えている橋を渡ります。




 新しい矢印もあります、日本語のへんろ地図には載っていないけど歩く人はいるのか、松山のNさんはこの春ぼくより一足先に歩かれていましたが。


 行政の矢印もある、ちょっと驚き、
   
 土手を下っていく道、下り切って右折、


 右折したところ、山並みの右の端当たりを越えていくはず


 この遍路札も新しい、




 道しるべは本当に行き届いています、地図には載っていないけれど。


 国道438号を横断します、


 横断したところにも矢印、でも国道438から国道192までの道は英語の地図の赤線とは少し違っています。


 突き当たって左折、


 左折したところ、


 右折して国道192号の下をくぐる、


 192を抜けたところ、