WALKER’S 

歩く男の日日

14日目 三原村は優しい

2015-04-18 | 15年四国の旅


 15時41分、三原村にある清水川荘に到着しました。6年ぶり4回目の投宿です。お風呂とトイレと食堂が新築されてかなり良くなっていました。これであれば再び訪れるのもいいかと思えるほどです。過去のひどい評価は全くあてにならないと言っていいでしょう。
 今日は25人の歩き遍路さんと出会いました。そのうち16人が金剛福寺に行かれたはずです。
 昨日書き忘れたのですが、民宿さくらでお接待のおにぎり2個いただきました。今日は先ず民宿田村でお接待のおにぎり2個いただきました。そして真念庵の納経所である大塚さん宅でお茶と小夏とクッキーをいただきました。休ませてもらっている時に帰って来られた奥さんに、テレビ見せてもらいましたよ、と声をかけると、「そう言って来られる方が最近多いの、テレビっていい意味でもこわいわ」と照れ笑い、西岡徳馬父娘といっしょに写った写真とサイン色紙が飾ってありました。三原村に入って宿もだいぶん近くなったころいきなり車から降りた女性に呼び止められお餅を1個手渡されました、さらに自販機でコーヒーを
買ってあげる、どれがいいと訊いた瞬間ブラックのボタンを押してガシャン、ブラックでよかった?あまりのスピードにハ、ハイと答えるしかありません、でも嬉しかったし本当においしかった。前にこの道を歩いたのは6年前、その時も感じたけれど三原村の人は優しい。今回も出会ったほとんどの人が笑顔で挨拶してくれました。こうしたお接待も本当にうれしくて楽しく歩くことができます。
 宿ではオーストラリアから来た男性と同宿、英語のできる人がいて色んなことを聞いてもらえました。食後にチョコレートを貰っちゃいました。英語のできる方は初めての遍路で宿のことを丁寧にレクチャーして差し上げました。遍路宿情報があればよかったのですが、今回は13部しか持って来なくて4日前にはけてしまいました。