最近流行りの、フェティッシュ系の写真集を買うが、写真の後補正
(Photoshopによるであろう加工)がひどく、必要以上に不愉快な気持ちに
なる。有り体に言って個人的な好みでしかないのだが、人物の写真で
やたらとソフトフォーカスにしているのを見ると、甘いものを食べ過ぎて
胸焼けを起こしたような感覚に陥る。
そこまで補正をかけた写真だったら、もう絵で良かろうに、と思う。
デジタルになって、写真も絵も、格段に補正がやりやすくなり、腕が
かなり未熟であっても簡単に“それらしい”仕上がりが実現できるように
なった。技術的な敷居が下がったことにより、半ば必然的に技術者の
人口も増し、教本などの情報も充実し、二次関数的な技術レベルの向上が
あるといっても良いような状態である。
20年くらい前であれば何も問題なかったような技術レベルであっても、
今では(プロであれば特に)出来ていて当たり前になってしまっている
ので、ダメなツールの使い方をしていると、より気になるのであろう。
とは言え、自分自身、未だにツールに使われている傾向があるので、
あまり大きなことは言えないのが実情である。件の写真集は
『人のふり見て…』の教訓として手元に置いておこう。
(Photoshopによるであろう加工)がひどく、必要以上に不愉快な気持ちに
なる。有り体に言って個人的な好みでしかないのだが、人物の写真で
やたらとソフトフォーカスにしているのを見ると、甘いものを食べ過ぎて
胸焼けを起こしたような感覚に陥る。
そこまで補正をかけた写真だったら、もう絵で良かろうに、と思う。
デジタルになって、写真も絵も、格段に補正がやりやすくなり、腕が
かなり未熟であっても簡単に“それらしい”仕上がりが実現できるように
なった。技術的な敷居が下がったことにより、半ば必然的に技術者の
人口も増し、教本などの情報も充実し、二次関数的な技術レベルの向上が
あるといっても良いような状態である。
20年くらい前であれば何も問題なかったような技術レベルであっても、
今では(プロであれば特に)出来ていて当たり前になってしまっている
ので、ダメなツールの使い方をしていると、より気になるのであろう。
とは言え、自分自身、未だにツールに使われている傾向があるので、
あまり大きなことは言えないのが実情である。件の写真集は
『人のふり見て…』の教訓として手元に置いておこう。