秩父・堂上の節分草 その4 思い込みの恐ろしさ

節分草祭りを満喫し、薬師の湯もたっぷり楽しみ、
帰りのバスもしっかり確保。復路のSライナー乗車の際の
すったもんだもクリアして無事でした。

が、、、実はもう一つのハプニングがあったのです。
1日目に書いたように、私たちは座席指定券を購入して
バスの時刻表と列車の連携もバッチリとれている筈でした。

でも念のために仲間の一人が帰りのバスの運転手さんに
「あ～、帰りの電車の指定券があるのは極楽だわ～。
　ところでこのバスは何時に秩父に着くの？
　ちょっとお土産とかお弁当を買う余裕はあるかしら？」

という問いへの答えは、（わざわざ運行表を引っ張りだして）
　　　「秩父到着は17：05だよ」

それからひと騒動。
　　　うっそぉ～～、やめてよ。
　　　私たちが乗る電車は17：07だから2分しかないの？
　　　それって、「バスを降りたら必死で走れ」ってこと？？
　　　観光客をいじめて走らせるなんて酷いじゃない！！

運転手さん曰く
　　　僕に言われてもどうしようもないスよ。
　　　僕は町営バスの雇われ運転手なんだから
　　　文句は町長に言ってくださいよ。

そりゃ、文句は言うわよっ！明日以降にね！！
だけど目先の問題は2分で老婆7人が階段を駆け上り、
予定のSライナーに乗り込めるのかどうか？！？

「アナタ、、、私たち、議会に文句を言ったり、ネットで炎上させて
　絶対に社会的問題になるから覚悟しておきなさいね！」という感じで
険悪な戦闘的雰囲気に。
（因みに上記発言は2歳年上の仲間。私じゃないので、お間違いなく･････）

ここで件の運転手氏は苦笑いしながら種明かし。
　　　「あんたらが秩父駅到着は何時？って聞いたから
　　　　運行表の通りに言っただけだよ。
　　　秩父鉄道にSライナーなんてあったっけかなぁ？
　　　と思いながらね。西武秩父駅なら4:47到着だよ」

つまり、私たちが乗る筈の電車は西武線池袋行きなので、
バスで降りるのは「西武秩父」駅。
これとは別に秩父鉄道の「秩父駅」がその先にあったのでした。

そうとは知らず、「町長のやり方を変えさせて、
街を活性化するにはどうしたらイイか？」など、
この運転手氏と一緒に数十分も議論を愉しめて
ラッキーだった（？）

ご参考までに、ややこしい路線図をどうぞ。

秩父・堂上の節分草 その３

節分草はしっかり保護された斜面地ですが、
その近辺にも美しい春の花々が咲き乱れていました。
上の写真は珍しい朱色のマンサク。残雪の白が引き立てています。

秩父・節分草の旅 ２

上の写真は小鹿野町節分草祭りのHPからコピーしました。
（私のスマホで撮ったら、目茶ピンボケだったので。）

去年まで夫婦で車で来て、夫は立派なカメラと三脚を使い、
時間をかけて撮っていたなぁ･･･････という感慨が。
でも今年は新しい女性友達との世界が広がりつつあるので
大感謝です。

ローブが張り巡らされた斜面地で下向きに咲く小さな花を
スマホで美しく撮るには、
①逆光で見上げる位置に咲く＜綺麗な＞花を探す。
②地面に這いつくばって、収まる画角を探る
③この間ずっと、不安定な態勢を柔軟性と筋力で維持する
④夫の場合は息も止めていたから、肺活量も大事かも。

節分草群生地は整地された植物園ではなく、
相当な斜面地ですから、滑りにくい運動靴が必要。
そして枯れ葉やぬかるみもあるので、突然バランスが崩れる
なんてこともあるから、体幹筋肉も必要です。

同好の仲間はカーブスに行っている人が多く、
筋力に関しては、相当鍛えられている様子。
それでも「寄る年波」には勝てず、足腰膝は痛むそう。

♨薬師の湯の談話室では、皆でくつろぎながら
それらを克服した自力整体の技をお伝えして喜ばれました。
もちろん、バス停での楽しいHIITも。

秩父 セツブンソウの旅

今年の十大ニュースに入りそうな長寿会plusの活動。
正確には、長寿会で知り合った80歳女性のネットワークで、
季節の山野草や展覧会、野草摘みなどを楽しむ会に参加。
（2/16にご紹介した宝登山もこのグループです。）

昨日は秩父の節分草を見に7人でお出かけ。
高齢女性なのに（？）情報能力が素晴らしくてビックリ。
宝登山の失敗を繰り返さないよう、
自由が丘から秩父まで乗り換えなしの指定席を予約してくださり、
物凄くコスパの良い快適な旅。

快晴+そよ風のハイキング日和で、節分草以外に福寿草や
赤いマンサクなどを楽しみ、有名な♨薬師の湯もゆったり楽しみ、
余裕で秩父駅に到着。何の問題もなくスイスイの帰路･････
かと思ったら、、、恐ろしいハプニングが！

薬師の湯からのバスが秩父駅に到着後、15分も余裕があり、
各自思い思いに電車の中で食べるおにぎりなどを調達。
みやげモノコーナーを楽しんで、出発4分前に改札を通過。

私は問題なく通って、指定席に辿り着きましたが、、、
一人が改札口でトラブルに。
理由は、往路で改札を通過する際、彼女はスイカを使わず、
写真の指定券を通したせいでした。（それで通貨できた）

で、帰路でスイカを使おうとしたら、朝の自由が丘入場しか
記録されていないので、読み取り機に怒られたわけです。
幸い、駅員さんが大急ぎで処理してくれて、
運転手さんも1～2分待ってくれて、無事に乗れました。

今回は宝登山のローカル電車と違い、全席指定のSライナー
ですから肝を冷やしました。
やっぱり、無駄なようでも発車5分前には改札を通過せねば
危ないのだということを良く理解した次第です。

パソコン教室の成果

私はITの基本的な勉強をしていないので
つまらない所で躓き、多大な労力を費やしてきました。

上の写真の黒く見える物体は防水使用のBluetoothスピーカー。
下は夫の遺品のスマホです。
私はお風呂に入りながら名曲に浸りたかったのですが、
接続が上手くいかず、2年くらい無駄に転がしていました。

でも、パソコン先生の優しい説明通りに操作すると、
あら不思議！私の操作では動かなかった機器がスイスイと
鳴るではありませんか！

ま、せっかちに動き過ぎるだけだったようですが、
説得力のあるプロにかかると、本当にスムーズに動きます。

団塊世代の友人の多くは、
「ITもパソコンも必要性を感じない」「何も困っていない」
と言っていますが、私にとっては生活を豊かにしてくれる必需品。

「youtuberになって、もっともっと人の役に立ちましょうよ！」
という先生のお言葉は、私にとっては思いがけないことで、
未だ半信半疑です。でも、好きな体操を広めることで
健康な高齢者が増え、医療費の削減に繋がるならサイコー。

今年は新しいことにチャレンジして
過去とは違う分野で羽ばたけそうな気がしています。

パソコンの出張教授

今年も早、6分の１が過ぎ去り、10大ニュース候補が登場。
その一つが目黒区のシルバー人材センターのパソコン教授です。

シルバーといっても、その道の達人なら相当な使い手のはず。
中目黒の教室まで行っても良かったのですが、
交通費だけで（＝出張料なし）我が家に来て下さるなら
願ったりかなったり。

でも、「恐そうな、または頑固そうなオジイサンだったら
どうしよー」などと変な心配（？）もしました。
ところがそれが全くの杞憂で、チャーミングな女性講師さん。
実際、大学でITの講座を持っていらっしゃるとか。

相談のメインは、自力整体とミュージカル研究会の
ホームページを復活させることで、WordPress導入を決定。
無料版でなく、一番安いVersionの1年契約にしました。

他に思いつく限りの質問を繰り出し、どんどん解決。
すっかり打ち解けて、パソコン関連以外の楽しいお喋りも。
惜しむらくは、彼女のスマホがiPhoneなので、
基本操作が嚙み合わないこと。私の現在のAndroidが壊れたら
次はiPhoneにすることに決定。

有能で素敵な人と知り合えて幸せです。