自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

危ない食べ物 続き 3

2012-05-08 21:34:21 | 生き方
p.113 β-カロチンとは?

もともと天然の成分で、人参やカボチャなどの緑黄色野菜に含まれる。
(中略)「健康作りに役立つ成分」として覚えている人が多い。
食品添加物として登録され、着色料として使われている。
(お菓子やマヨネーズ、アイスクリームなどに鮮やかなオレンジ色を
 つける時に使われる。)

p.114 β-カロチンが体内で変換されてできるビタミンAは医薬品扱い。

薬なので投与量も決まっているし、副作用もリストアップされている。
(中略)「妊娠前3ヶ月~妊娠3ヶ月までの間にビタミンAを1日10000
国際単位以上継続的に摂取した妊婦から生まれた児に先天異常の
割合が上昇した」という、かなり深刻な注意が含まれている。そのため
摂取上限が決められているうえに、妊娠中の人には基本的に使わない
ことになっている。

β-カロチンは、体内で必要量だけがビタミンAに変換されるので、
大量に摂っても副作用は起きないと長年いわれてきました。だから
β-カロチンのサプリメントには、摂取上限が特にありません。

****************************************************
専門用語や難しい言葉がたくさん登場するので、的確に要約することも
コメントすることも難しいのです。
なので、以下は私の<非常に感覚的なコメント>です。

出来合いの食品には数々の添加物が使われており、
その一つ一つは動物実験などにより安全性が確認されていても、
他の食品との食べ合わせや、サプリメントと併用することで起きうる
何かが恐ろしいと思います。

とっくに還暦を過ぎた私のような中高年は大丈夫でしょうし、
大多数の人にすぐに悪影響が出るかどうかも、全て未知数です。

でも僅かな割合でも、遺伝子が傷ついたり、障害児が生まれる可能性が
増えるなら、
「危ないモノには近づかない(=食べない)」ことが重要です。


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危ない食べ物 続き 2

2012-05-07 05:47:28 | 健康料理
以下は<牛乳パラドックス>の話です。

P.69 牛乳のカルシウムは、乳糖という牛乳特有の糖質と結合して
  存在しています。乳糖を分解しないと、カルシウムは吸収でき
  ません。乳糖を分解するのはラクターゼという消化酵素ですが、
  日本人の85%はこのラクターゼを持っていないのです。
  
  ラクターゼを持っていない人が牛乳を飲むと、お腹にガスが
  たまってごろごろしたり、下痢になったりします。とちらも、
  消化・吸収がうまくいっていないことを示す症状です。
  そんな状態でカルシウムは吸収されるのでしょうか。

  大半の日本人にとって牛乳は、むしろお腹の状態を
  悪くしてしまう食品なのです。

P.70 カルシウムさえ摂れば骨が強くなるというのは、大きな
  誤解です。骨を作るのに必要な栄養素はほかにもたくさん
  あります。ミネラルでいうとマグネシウムやリン。
  ビタミンDも必要です。

  ミネラルが体内で正常に働くには、理想的な比率があります。
  例えばカルシウムとマグネシウムは2:1のバランスが理想。
  しかし牛乳のカルシウム:マグネシウム比は10:1。

  だから牛乳を摂るほど、体の中は相対的にマグネシウム不足
  状態になってしまいます。この点からも、牛乳がカルシウム源
  として、必ずしも優れているわけではないことがわかります。

  リンとカルシウムは1:1のバランスで働きます。ここにも
  問題が隠れています。リンはインスタント食品や加工食品に
  多く含まれているため、いわゆるジャンクフードを多く食べる
  人の体内では、圧倒的にリン過剰になりがち。すると体は
  過剰なリンを体外に排出するのですが、このとき1:1の比率で
  カルシウムも一緒に捨ててしまいます。

  つまりカルシウムだけをいくら摂っても、食生活全般が
  乱れていたら、多くがむだになってしまうのです。

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危ないたべもの  続き

2012-05-06 05:54:01 | 推薦図書
P.39 人間の体は自然の一部です。自然の営みとぴったり合致
  するように、体のしくみもデザインされています。自然から
  かけ離れた食べ物は、必ずどこかで体に余計な負担を強いる。
  それが、私たちの健康を蝕んでしまうのです。

P.40 そういう意味で尤も不自然な甘み成分は、人工的に作られた
  甘味料でしょう。最近よく使われているのは、スクラロースや
  アセスルファムKといった成分。こういった自然界にはまったく
  存在しない化合物が、甘味料としてお貸しや飲料に配合されて
  います。

  人口成分なので、人間の消化酵素では分解できません。
  エネルギー源として利用されないのだからカロリーゼロ。
  ということで、「ノンカロリー」「無糖」などと大書きされた
  一見ヘルシー風な食品によく入っています。

  (中略)この種の成分の安全性をうたう説明としてよく見られる
  のが、「消化・吸収されずに排泄されるから大丈夫」という理屈。
  消化管の中を素通りして体内に入らないから安全だというのです。

P.41 でも腸管の内面には、体内の免疫システムなどと直結する
  レセプター(受容体)分子が多数、露出しています。腸の中を
  通るだけだから、体に影響を与えないという理屈は通りません。

  (中略)体にとって不要なもの、ないし有害なものが体内に
  入ってきたとき、体は肝臓の解毒システムや腎臓の排泄システム
  などを動員して、その成分を体外に排泄します。コンスタントに
  入ってくれば、それだけシステムに負担がかかるのです。
  そんなものを好き好んで体に入れる必要があるでしょうか?

  スクラロースやアセスルファムKは、食品添加物として厚生労働省の
  認可を受けています。だから安全性を確認する私見(動物実験)は、
  一応クリアしていることになる。

  でも、いったん政府から「安全だ」とお墨付きをもらった成分が、
  後になって毒性を持つとわかった例は、過去にいくらでもあります。
  世の中に流通すれば、動物実験とは比較にならないほどたくさんの
  人が摂取するから、私見では検出できなかった有害事象も見つかる
  のです。これって、まるで人体実験だと思いませんか?
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「じつは危ない食べ物」

2012-05-05 06:00:39 | 推薦図書
副題・ 健康志向・安全志向の落とし穴    
  南 清貴・著 2011/6 ワニブックス

私は東洋医学や体操だけでなく、食に関する本も常に読んでいます。
この本の著者は「食」の業界に深く関わり、情報を持つ方で
分り易い説明で、私たちが置かれている状況を教えてくれています。

詳しくは、この本を読んでいただくのが一番ですが、
私が特に気になっている部分を少しご紹介しておきます。

P.36・・・・「甘いものが欲しい」という強い衝動が生じたときは、
  体の中で何かが欠乏しています。補う必要があるから「欲しい」と
  感じるのです。

  問題は体の本能的な衝動は、現代の食卓にあふれている
  口当たりのよい甘み成分を想定していないということです。

  考えてみて下さい、人間がサルに近い姿で野生生活をしていたころ
  甘みを発する食べ物といえば何だったか。精製された砂糖を使った
  チョコレートやマカロン、きれいに精米された白米などは、
  あるはずもない。

  代表的な甘い食料は、熟した果実でしょう。これは、果糖など
  天然の糖質のほか、ビタミンCなどの微量栄養素も豊富に含んで
  います。だからビタミンCが欲しくて甘いものを食べたいと
  感じることもあるのです。
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母からの贈り物 ⑧ 社交ダンス--3

2012-05-04 05:34:29 | 生き方
「何故ジルバだけ踊れるの?」という質問がきました。

それは、ISAS勤務時代、教わる機会があったからです。
学部の時から競技ダンスをやっているという学生さんがいて、
とても詳しく色々なVariationを伝授してくれました。

おかげで一曲のダンスだけで一つのミュージカルが完成したほど!
曲は今は亡き加藤和彦氏の「産婆さんのサンバ」で
阿波踊りのイントロからジルバ、マンボ、チャールストン、
炭坑節ロックに「4羽の白鳥もどき」まで入れたダンスフュージョンです。

ただし、これほどまでに一生懸命練習したジルバも
一般のダンスパーティーで踊られるスタイルとは随分違います。
母のマンションのパーティーで一度だけ、踊ろうとしたことがありますが、
手の組み方や引き合いが全然違うのでビックリしました。
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母からの贈り物 ⑧ 社交ダンス--2

2012-05-03 17:23:57 | 健康法
母が暮らすマンションでは年に2回、ダンスパーティーがあります。
私は踊れないので、母の様子を眺めているのですが、
結構楽しく、学ぶことがたくさん有ります。

1.「綺麗に踊っている人は姿勢が良い」と分る。
2.「姿勢が良い人はドレスがシンプルでも素敵!」と感じる。
3.逆も真なり。もの凄く素敵(高価そう)なドレスを着ている人でも、
   猫背だと、素敵な衣装が仇になる・・・・・

でも、80歳前後の高齢者のパーティーなのだから、
お洒落をして、そこに参加するだけでも凄いことなのかも。  
現に私は踊れないから「壁の花」!

大事なことは、母が「好きなダンスを続けることで、
          元気で、一人暮らしを続けてくれること」です。
同居だったらすぐに喧嘩になりそうな私たち母子ですが、
一人暮らしをしてくれているから、優しくできるのだと思います。


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母からの贈り物 ⑧ 社交ダンス--1

2012-05-02 10:27:41 | 生き方
母はダンス・パーティーがあると結構まともに踊っています。
私はジルバしか出来ませんが、母は何でも一通りできるようです。

母が言うには、
ちゃんとしたダンス教室でなく、町の公民館クラス程度でも
長く続けていれば、ステップは忘れないそうです。
ただし、相手役の男性が<ちゃんとリード>してくれる、という
条件付です。

なんにしても、88歳になって、異性と抱き合って
<それなりに踊れる>ということは素晴らしいと思います。
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母からの贈り物 ⑦ 友の会--5

2012-05-01 08:36:05 | 生き方
<仏を作って魂を入れず>というのが私の姿だったのでしょう。
おかずもおやつも出来合いのモノは一切買わず、
すべて手作りで、家計簿までちゃんとつけようとして、
私は大事なことを忘れてしまっていました。

この後、我が家は決定的な危機を迎えたのですが、
それを乗り切って、一応、魂も思い出した(つもり!)し、
老後の生活習慣として、やはり「友の会方式」は役立っています。

米寿を迎えた母は、「モノを定位置に戻すとか、家計簿をつける、
料理をする」など、夢のまた夢・・・・・のような生活ですが、
「90近くなれば、こんなもんなのよ」と教えてくれているのかも。
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