自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「健康は眼にきけ」 2 発達障害

2017-08-09 05:52:18 | 図書メモ


「発達障害」というのは、最近よく聞く言葉です。
著者の大まかな分類によると、

P.82 ①精神発達遅延:精神面、運動面の全体の発達に遅れがある場合。

   ②広汎性発達障害:精神面、運動面の一部の発達に歪みがある場合。
     対人スキルや社会性の問題が目立つ。
     自閉症やアスペルガー症候群も含まれる。

   ③注意欠陥多動性障害:ADHDという名で、時々メディアに登場している。
     (中略)生徒ひとりひとりの性格や個性、能力にあまり配慮せず、
      一律に教育する日本の学校教育下では、
      先生にとって、少々扱いにくい困った子供になります。

   ④学習障害:とくに算数、書く、読むといった、
      特定の能力を獲得しにくい発達障害。
      (中略)算数は得意なのに読解力が乏しいといった、
      ある特殊な領域の不得意性が見られる。
      (中略)なので、眼が悪いのではないかと心配して、
      眼科を受診するケースも少なくない。

P.84 日本人は、横並びが大好きで、
   そこから少し外れた人を阻害するという、
   人間としてまことに未熟な行動をとりやすいようです。

   教育者や為政者にとっては、それゆえ、効率良くコントロールできる
   とても扱いやすい人種だということにもなります。

   しかし、個々の有する特別な個性、天賦の才が
   伸ばされない環境にあるとも言えそうです。

P.85 どこか特別に秀いるところもありうるのです。
   (中略)(児童精神医学の)星野仁彦医師によると、
   ベートーヴェンやアインシュタインやピカソが
   発達障害だったと書いています。レオナルドダヴィンチも?

   (中略)でも、そういう人が、日本では出にくいのではないでしょうか。
   それは、日本人の精神の稚拙さにもあると、私は思います。

私も、星野医師や若倉医師の説に大賛成です。

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