自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「大往生したけりゃ 医療とかかわるな」

2012-05-31 05:37:19 | 推薦図書
副題「自然死」のすすめ  中村仁一・著 2012/1 幻冬社

大ベストセラーだけあって、面白い切り口です。
言葉がシニカルで、遠慮がないところも私好み。

私は母の右往左往ぶりに辟易しているので、
この本を読みなさいヨ!と突きつけたいほどです。

まずは印象的な言葉の抜粋を。
*******************************************

P.7 年寄りの最後の大事な役割は、できるだけ自然に「死んでみせる」
   ことです。しかし、「逝き方」は「生き方」なのです。
   今日は昨日の続きです。昨日と全く違う今日はありえません。

   ということは、今日の生き方が問われるわけです。

*******************************************

母よ、「長く生き過ぎたわ。」とか「早くお迎えが来て欲しい。」などと
言わないで、もう一花咲かせてください。咲かなくてもイイから、
<咲かせようとする努力>だけは続けて欲しいのです。

「それが出来なくなるのが、老化というモノなのよ。」
「マサコも88歳になれば分るわよ。」などと
諦め顔にならないで! お願いだから!!

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2 コメント

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Unknown (大谷佳子)
2012-06-21 01:25:03
やっと、中村先生の本を購入しました。今度の日曜日、「大往生せんでもいいやん!」という講演会を聞きに行くことにしていたのですが、中村先生の本のパロディだとやっと、気がつきました。
最近、私自身もボケてきたのか、本を購入しても、読む暇がありません。
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介護 (大谷佳子)
2012-06-27 02:17:55
中村仁一先生の「大往生したけりゃ、医療とかかわるな」は、未だ途中なんですけど、面白いです。
京都高尾病院は良い病院だと、友達も入院しました。医療の中身をしっていらっしゃるから、おっしゃっていることが良くわかります。
医療関係者には、ちょっと嫌な題名でしょうね。
若い人は病院に行ったら良いと思いますけど、年寄りには、病院はあんまり行くところではないと言う意味だと、私は思います。
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