メンデルの法則

4匹の子猫の出現で、メンデルの法則がはっきりと理解されると同時に
トニーの出生への疑い（！）が晴れたのは目出度いこと（？）でした。

実はトニーはミニコミ誌に載った「アメショーのハーフを差し上げます」という
里親募集に応募して、貰い受けた猫なのです。が・・・・・・・・
飼い主ファミリーが3人連れでお届けくださった子猫が籠から出てきたときの驚き！

「母猫はこれよ」と、純正アメショーの写真まで見せてくれましたが、
目の前の子猫は、どう見てもフツーの黒トラです。

貰い受けに出かけていったのならともかく、
先方様が「お届けしますから！」と言われて、届けられてしまった子猫を
「アメショー風じゃないからいりません」とも言えず、ま、可愛い子猫ではあるので、
「う～～む」と思いながら受け入れた、という「いわく付きの猫」なのです。

母親のマリアは気品あるアビシニア風の野性的な猫ですが、栃木の田舎の捨て猫です。
そんな両親の子ども達は完璧なアメショー風が3匹と完璧な黒トラが1匹で、
メンデルの遺伝の法則そのままでした。

とにかく誕生から3ヶ月の間、子猫達の愛くるしい姿を堪能しました。
写真は当時流行ったコダックのカレンダーに優るとも劣らぬ我が家の最高傑作です。
「劣性遺伝だったトニーちゃん、ずっと疑ってきてゴメンナサイね！」


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