自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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養老先生、病院へ行く  2  ヘルスリテラシー

2022-07-23 05:54:28 | 健康法


世の中的には、「健康診断が大好き、または必要性を感じるから
毎年、欠かさない」という人が多数派のようです。

方や、養老氏のように
「医療システムには近づかない」「好きなように生きる」
「具合が悪いときだけは、西洋医学に頼る」人が少し(?)
もちろん私も、こちら側の立場です。

86歳の養老氏が突然の不調で入院し、色々検査を受けた結果、
p.60 ピロリ菌感染、大腸ポリープ、軽度の肺気腫

などが見つけられたが、どちらも治療は拒否されたそうです。
Heavy smokerだそうなので、肺がんリスクも高いでしょう。
それらは承知の上で、自分の身体の声を聴きながら、
<排除したい痛み・苦しみがない限り、治療は受けない>
という生き方に共感します。

中川医師はp.112で
「日本人はヘルスリテラシーが低い」と解説しています。
p.113 (日本人のがん検診の受診率の低さに関し)
   受けない理由は、医療に対する正しい知識があれば、
   理由にならないものばかりです。ここから読み取れるのは、
   日本人のヘルスリテラシー(健康や医療に関する情報を
   正確に理解し活用できる能力)が低いということです。

   ヘルスリテラシーが低い人は病気や治療の知識も少なく
   がん検診や予防接種などを利用しないため、病気の症状に
   気づきにくく、死亡率も高くなることがわかっています。

じゃあ、養老氏や私がヘルスリテラシーが低いのか?というと、
むしろ結構、勉強していて、真実に近づいているように感じます。
医療の世話にならないために、病気や治療について勉強しているし、
書物で医療界の検診の実情や、裏事情なども知っています。

なので、<平均値から外れた肉体・人間は、治療しまくる>という
医療システムから遠ざかっていたいのです。
養老先生は東大病院に顔がきき(?)、不調を感じたときに
すぐに受診でき、すぐに原因が特定され、危ないところを救われた。
これはかなりの強運だったそうです。

こういったツテを持たない私ですから、
「少なくとも、タバコには近づかないし、添加物の多い食事も避ける」
「溜まった毒素は、運動と食物繊維の多い食事でデトックス」
私に強運があるかどうかは不明ですが、出来る限りの努力はしているので、
何が起きても後悔はありません。
コメント
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