自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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声を使って健康に!

2020-05-09 05:57:04 | 唄と踊り


小学生の頃は、「恥ずかしがらずに、大きな声を」出せればOKでした。
音楽の時間でさえ、ハーモニーという概念は教わらなかったと思います。
映画やディズニーのアニメを観て、「綺麗なソプラノ」には憧れました。

一変したのは、高校に入って、藝大卒の音楽の先生が、
授業でシューベルトの「冬の旅」を使ってくださってから。
暗い内容にもかかわらず、美しい音楽と綺麗な声が心をとろけさせました。
在学中に何度か、その先生の個人レッスンを受けました。

が、、、折しもマイク真木や森山良子のフォークソング・ブームで、
私の興味はギターの弾き語りに流れ、フォーク少女に転身。
就職直後のISASの合唱団では、アコーディオン伴奏の「歌声」風の歌と、
混声4部のアカペラ曲に初めて触れ、感激しました。

初めてベルカントに触れたのは、PTAの友人の歌を間近で聴いたとき。
同じ人間なのに、(フツーの、太めのオバサンなのに?!)この違いは??
後で分かったことは、その友人はフツーではなく、音大卒ではないけれど
小さい頃から声楽を習い、大人になってからも研鑽を積んだ方。

その彼女からも数年間、個人レッスンを受け、その後、縁あって
女性だけのアカペラ合唱団”Sweet Adelines, International"に入会。
ここで初めて、「響かせる声」を学び、ハーモニーの喜びを理解。

その後、そのアカペラ指導者だった先生に師事し、学んだことは、
①息と声のタイミングを合わせること。
②喉はもちろん、全身のどこにも力を入れないこと。
③喉を鳴らすのではなく、空気を音にして遠くに飛ばすこと。

どれをとっても、「あっ、そ!」と分かるようなことではなく、
定期的にレッスンを受け続け、その都度直され、一旦できてもすぐ忘れ、
身に付くまでには何年もかかる、または永久に到達できない?難しさ。

しかし!!! 完璧には歌えなくても、少~しずつは進歩して、
現在は夫婦で本物のオペラ・アリアに挑戦するほど楽しんでいます。
「挑戦する≠ちゃんと歌える」ではないので、威張れませんが、

胸を張って言えることは、
毎日1時間も歌う習慣があると、心肺機能を目いっぱい使えて、
色々な筋肉がついて、姿勢が良くなり、粘膜も強くなります。

つまり免疫機能が上がって、ばっちりコロナ対策に!
こんな日が来ようとは、想像もできませんでしたが、
普段から健康的な生活をし、自分の身体を理解し、燃えるモノを持つことの
大切さを痛感するこの頃です。

コメント
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