自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「声をキレイにすると超健康になる」  角田晃一・著  2018/10

2019-02-06 11:44:09 | 図書メモ




著者は医学博士。力を入れている研究は、

 中枢を含む感覚器へのinput と output の解明と治療への応用、
 音声言語嚥下外科手術と経済的治療法の開発など

   声に異常を感じたら放置せず、「多分風邪だろう」などと自己判断せずに、
   耳鼻咽喉科に行く方が良い。(重篤な病気の前兆の可能性があるから)

   加齢により、喉付近の筋肉が弱ってくるのは自然の摂理なので、
   予防の体操や暮らし方をお勧めしたい。
   著者が考案した「ピシッと声トレ」は、
   簡単な体操を一日二分程度で絶大な効果が望める優れもの。

P.56~59まで4種類の体操が紹介されています。注意する点は、
P.55 どの体操をするときも、
   体に力を入れる瞬間に「1」、「2」と数えるのですが、
   数字は「い~ち」と伸ばすのでなく、短く「いちっ」とハッキリ発声します。

   この体操は、力を入れる瞬間に声帯を閉じることで、
   声帯と声帯を動かす周辺の筋肉を鍛えていますから、
   力を入れる瞬間に、はっきりと大きな声で短く「いちっ」と言うことがポイント。

P.56~ 具体的な体操は、イラスト付きの本書を読んでくださいね。簡単にメモすると、
   ①「椅子を用いた体操」
     椅子に座り、座面の両端またはパイプ部分などを掴み、
     胸を張ってギュッと腕を伸ばす瞬間に発声。

P.57 ②「壁押し」声トレ
     壁を使った腕立て伏せのように、掌を壁につけて前傾姿勢になり、
     曲げた肘を伸ばす瞬間に発声。

P.58 ③「手合わせ」声トレ
     胸の前で合掌。両手を押し合うのと同時に発声。

P.59 ④「胸張り」声トレ
     胸の前で両手をグーにして合わせ、肘を背中側に引く瞬間に発声。
     肩甲骨を寄せる感じで胸を張る。

全て、30秒で10回行うペースを目安に自分で決めて、最低2種類を毎日行う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする