自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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人は「のど」から老いる「のど」から若返る  福島英・著 2018/9

2019-02-02 05:49:15 | 図書メモ




P.50 外国人の声がパワフルな理由ーー喉に負担のかからない声の出し方

   外国人が使っている声は、響く上に、とても深く聞こえます。
   外国語は子音が多いなどの理由もあり、ハスキーに聞こえても、
   のどに負担のない発声をしています。

   海外では、大きな声でというより、鋭い入り方でパッと音にできないと、
   声のインパクトに欠けます。これは集約度と方向性の問題です。
   声を出すときのイメージが大きく関わってきます。

   それに対して日本人の声は、母音(アイウエオ)中心で、
   声帯をならす(有声音)ため、疲れやすいのです。
   すぐにのどに負担がかかってしまいます。

   これは、体や息が充分に使われないまま、無理に浅い息で、
   浅いところで大きな声を出そうとしているからです。
   日本語は元々、
   浅い息で口内だけで発声できてしまうからです。
   
あ~ぁ・・・日本に生まれて損した・・・・と思います。
実際、昔の職場で英国からきた天文学者さんの話を聞いたとき、
「なんて深い声で、俳優みたいな声なんでしょう! 素敵!」と思ったものです。

P.75 役者声とは:体からの声
     一流の俳優は<絶妙に息を声にしていく>。

という記述がありますが、欧米の人は役者でなくても、ふか~~い息で
説得力のある話し方をする人が多いと感じてきました。

コメント
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