自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「最後の 英語やり直し」 ②

2014-12-31 06:09:29 | 推薦図書








今日は、是非とも覚えておきたい言葉ばかりなので、
しっかり書き写します。
以下、著書からの書き写し・メモです。


P.69 あなたの英語学習は、頭はやる気があっても、

   心がついていっていなかったことが問題だったのです。


   私の大好きな比喩、「象使い」と「象」の話をご存知でしょうか。

   「象使い」とは「理性」で、「象」とは「感情」のことです。

   「頭」と「心」のこと、と言ってもいいでしょう。


   あなたの中には、「象使い」と「象」が住んでいます。

   あなたの理性は、「象使い」です。

   長期的な計画を立てたり、必要性を検証する。

  
   巨大な「象」にまたがり、ムチを振るうので、一見リーダーのように見えます。


   しかし、「象使い」の支配力には限界があります。

   何と言っても、「象」は「象使い」より、はるかに巨大で強力です。

   (中略)だから、「象」が勝手にある方向に進み出すと、

   「象使い」がそれを止めるのは容易でなく、しばしば敗北します。


   この「象」があなたの感情です。

   だから、あなたがどんなに英語を学ぼうと象使いレベルで考えても、

   象さんはやる気もないし、やり方も知らないから、

   楽で簡単な日本語の住処から出ようとしないのです。



P.70   「象使い」と「象」の比喩 

   アメリカの心理学者、ジョナサン・ハイトが使って、

   日本でも訳されたベスト・セラー

   『スイッチ!「変われない」を変える方法』に引用され、広まりました。


   感情、心というものの扱い難さを、「象」というイメージは、

   たしかにうまく表現しています。



   あなたの行動は、6トンの象さんの上に、ちょこーーーんと、

   その100分の1の重さしかない象使い君が乗っているのですから、

   象さんと象使いがけんかした場合は、

   間違いなく象さんに負けてしまうことになります。



P.71 大きな問題は、「象使い」(理性)が疲れやすいことです。

   「象使い」にはエネルギーがありません。

   これは実験で確かめられています。
   
   
   理性の支配力は、もちろんゼロではありませんが、

   ある一定時間で消耗します。

   あなたのダイエットや英語が三日坊主に終わったのはそのせいです。


   一方、「象」にはエネルギーがあります。人間のエネルギー、やる気、

   熱意ーーーこれらは「象」、感情や本能からもたらされるのです。

   だから、「英語を学習するのは正しい」「この計画なら効果的だ」といった、

   理性的な判断だけではダメなのです。


   重要なのは、「象」、すなわち人の感情、心を味方につけることです。

   これはマーケティングにせよ、会社経営にせよ、政府の施策にせよ、

   よりよい結果を得る目的でものごとを変えようとするときの要諦です。



P.72 まずは「象さんに方向を指し示すこと」です。

   ただの目標ではなく、心「象」に響く目標が必要です。

   象さんが喜んで、うれしがって、象使いに指示されなくても

   生きたくなるくらいのワクワク感です。


これ以上書くと、盗作のようになってしまうので、止めますが、
本当に役に立つ言葉だと思います。

私自身は、このメモを何度も読み返して、肝に銘じ、
くじけそうになった時は、これを検証しようと思います。

このブログの読者で、英語学習でお悩みの方は、
とにかくこの本を読まれることをお薦めします。
コメント
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