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玉肌日記

2017年04月01日 | 玉肌日記
【瀬戸内温泉(鹿児島県大島郡瀬戸内町)】
奄美大島の南端にある温泉。奄美ご出身の方にご案内いただき、複数家族で同島を訪問するも、既定スケジュールを消化後にさらに休暇をつけて大島南端 にある同温泉を訪問。南国の温泉というのは熱帯地方に泳ぐ魚と同様になんだかピリッとした印象になく、非常なるテロテロ感があるのだが、南国では元来それほど需要がないのであろうか、大島での温泉は非常に少なく、web検索するに2〜3か所のみ。こちらの温泉名は不明だが、「きゅらの湯」(”きゅら”は美しい、綺麗の意の奄美方言)なる名称で、源泉名は瀬戸内1号。泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物泉でpH6.0。泉温が26°Cと低いことから明らかに加熱をしており、入浴温度は42°C程度で南国にしては外気対比でもなかなかに熱い。御覧のように赤褐色の湯だが、塩分味等はほとんど感じず、匂いもなし。ただ同島はハブで有名で、入浴する前にはハブ・ショー(ハブに愛まショー)を 見たものだから、入浴中でもその警戒は怠れない。湯の投入口も水面上には見当たらず、循環濾過系と思われる。湯船も浅く、水道向こうの加計呂麻(かけろま)島がハッキリを見える絶景ではあるものの、温泉としてはイマイチでこの絶景にしては稀なる閑散具合。 複数回入る機会に恵まれたが、日中に入ったときには恐ろしいほどの湯船底のヌメリがあり、転倒必至という状態だったが、翌朝には全くヌメリ感はなく、単なる清掃の問題か。もともとダイビング専用の宿泊施設だったものを改築しているが、温泉浴場にもプールの更衣室感が十二分にあってこれまた不調和。
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