真賀温泉(岡山県真庭市)
米子自動車道の湯原ICから国道313号を岡山方向に南下した場所にある温泉。非常に小さな温泉集落を形成しているが、メインの旅館もかなり寂れており、共同湯のみで成立している感もあるが、その共同湯には「幕湯」なる湯があり、時の殿様も入浴したとの由。この幕湯は混浴ながら、男湯・女湯も雰囲気十分。無色透明無味の泉質はアルカリ単純泉(ph9.4)ながら、浴槽中央に突き刺された竹筒の中から湯が湧き出てくるという仕組みでこれがなんとも面白い。この竹筒先からあふれる湯量を見るになかなかの湧出量であって、ここも当然ながら源泉かけ流し。この真賀温泉は浴槽が深いのがその特徴であって、幕湯で120cm程度、男湯で80cm程度あり、幕湯に入ろうとすると番台のおばあちゃんから、「深いから溺れないように」という注意の言葉を拝領。湯の温度は公称39.5℃と温めで非常にゆったりと長時間入浴することが可能。そして入浴後はかなりの保温効果であり、顔や体の火照りはしばらく止まらず。ここでは水深が深いことから、お尻を突き出すようにして足を伸ばして水中に立ち、手は前の石へ、という”く”の字型の格好で入浴するのが正統らしい(というのも写真のおじさんがそれを証明している)。
米子自動車道の湯原ICから国道313号を岡山方向に南下した場所にある温泉。非常に小さな温泉集落を形成しているが、メインの旅館もかなり寂れており、共同湯のみで成立している感もあるが、その共同湯には「幕湯」なる湯があり、時の殿様も入浴したとの由。この幕湯は混浴ながら、男湯・女湯も雰囲気十分。無色透明無味の泉質はアルカリ単純泉(ph9.4)ながら、浴槽中央に突き刺された竹筒の中から湯が湧き出てくるという仕組みでこれがなんとも面白い。この竹筒先からあふれる湯量を見るになかなかの湧出量であって、ここも当然ながら源泉かけ流し。この真賀温泉は浴槽が深いのがその特徴であって、幕湯で120cm程度、男湯で80cm程度あり、幕湯に入ろうとすると番台のおばあちゃんから、「深いから溺れないように」という注意の言葉を拝領。湯の温度は公称39.5℃と温めで非常にゆったりと長時間入浴することが可能。そして入浴後はかなりの保温効果であり、顔や体の火照りはしばらく止まらず。ここでは水深が深いことから、お尻を突き出すようにして足を伸ばして水中に立ち、手は前の石へ、という”く”の字型の格好で入浴するのが正統らしい(というのも写真のおじさんがそれを証明している)。