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九州全線阿房列車(20)

2023年01月07日 | 畸観綺譚
九州全線阿房列車(20)
第4日目
6時起床。今日は九州北部の混沌とした路線を乗ったのち、唐津・伊万里を経て佐賀から佐世保に向かう。0700にチェックアウトすると小倉から0728発(添田ゆき)に乗車。添田は日田彦山線の駅だが、昨日通過したその先の久大本線・夜明駅まで豪雨で不通になっている。小倉周辺はそこそこ発展して住宅田園風景が続くが、途中の南小倉・城野でほとんどが下車。0848添田に着くがもともと終着駅でなく、天災により突然終着駅になったために周囲にインフラは何もなし。ここから日田方面に代行バスが出ているが乗るのは1人。乗客が少ないせいか小型のコミュニティ・バスが駅舎隣の道の駅から接続している。折り返し0902発(田川後藤寺ゆき)に乗り0916田川後藤寺着。接続に20分強あるので駅を降りてみるがこちらも何も無し。寒い季節には暖かい駅待合室のありがたみを痛感、東京には駅待合室なんていう風情は一切なし。駅構内の通行橋がコールタールの板張りなのがなんとも渋い一方、発車時刻表はディスプレイ電光表示というアンマッチさ。0942発(新飯塚ゆき)に乗るが、途中に麻生セメントや石灰岩を産出する関の山鉱山を抜けていく景色はプラント・マニアでなくとも圧巻。1007新飯塚着、ここでも20分ほど乗継待ち。この付近は路線が入り乱れていて待ち時間ロスが相応にある。駅前に降り立つとここも何もなし。「新」だからなにもないのか? 1032発(博多ゆき)で大都会たる博多へ。博多は過去に何度も訪問歴あるので、華麗にスルー、地下鉄空港線へと急いで予定より20分前の1127発(筑前前原ゆき)に乗車。
【図】第四日目行程。黒線部分が本日のノルマ。晴れた海が見える路線に乗ると心も晴れる。
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