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玉肌日記

2008年09月20日 | 玉肌日記
【ニセコ五色温泉(北海道ニセコ)】
ニセコ北部の山中、道道58号線にある温泉。ニセコというとスキー場のイメージがあり、かなり開発されているという印象にあったが、このニセコ五色温泉の付近にはあまりスキー場がなく、結果としてその開発が及んでいない。倶知安(くっちゃん)からウニウニと58号線を爆走していくと、峠を越えたところに突如出現するが、当地域にはいくつか温泉宿があるも、その中でそのままの名前を冠したニセコ五色温泉旅館を訪問。早速、風呂場に向かうが、やや珍しく2つある浴場は完全なる男女別であり、まずは露天風呂もある”からまつの湯”へ。脱衣所から内湯、そこから露天に出ることができるが、北海道にきて乳白色の硫黄泉はここで二回目(初回は知床の”熊の湯”)。当方幼少の折、ツムラが出していた入浴剤で”登別カルルスの湯”という白濁の入浴剤があり、好んで使用していたと記憶するも、まさに当方の”北海道の温泉”はこのイメージが踏襲されていたのだが、場所は登別ではなく違うとは言え、まさにそのイメージ通り。粒子の細かい乳白色で硫黄の匂いもそれほどキツくない(が、しっかりと毛穴に吸収され、その後もしっかりと体臭は硫黄フラグランスでしばらく取れない...)。温度も露天は温め、内湯は熱めで、特に露天は外気に左右されるようながら、景色を見ながらの長湯ができるほどに心地よい。泉質は酸性なる模様で、味はやや酸っぱ目ながらそれは後を引かない(Ph3.2)。こちらは平日というのにかなりなる集客にて、人が絶えず、中高齢者中心に付近の散策後に入浴、というパターンなのか、その後に訪問した他のニセコの温泉と対比すると、非常に”万人受け”する温泉と思料。次はなかなか近代的なる温泉棟の内湯に入るも、こちらも泉質は同様。一応、露天はあるも、清掃中後の湯だめの時間なのか、湯は半分程度しかなく、使用不可の状態。しかし、内湯奥はガラス張りになっており、向こうの禿げ山がよく見える。施設も奇麗かつ、温泉に入っている気充分なる白濁の湯、これで客が来ないワケなし。