ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

JAPAN ⅩⅤ vs Classic ALL Blacks

2007年05月12日 | ラグビー
秩父宮で行われた試合を観てきました。
試合開始2時間ほど前に行きましたが自由席はかなり埋まっており席を探すのに
苦労するくらい混雑していました。みんなは誰を観に来ているのでしょうか?

両チームのメンバー紹介で一番歓声の大きかったのが来日したClassic ALL Blacksの
目玉でもあるかつてのスーパースター、ジョナ・ロムーでした。ロムーの次に大きな
歓声を受けていたのは今回はフルバックでの登場となったカルロス・スペンサーでした。

今回は正式なテストマッチではないから国歌斉唱は無いとどこかで読んだような気がしましたが
両国の国歌斉唱もハカもありました。
生ハカは鳥肌が立つくらい興奮しますね。
さて、試合は前半Classic ALL Blacksに一方的に攻め込まれ2トライを奪われます。
JAPANも終盤になって敵陣深くまで攻め込みますがミスもありなかなかトライを奪うことが出来ません。
2つのペナルティーゴールで6点を挙げるのが精一杯です。
それでも前半は健闘し6-10で折り返します。

後半、SHがジャスティン・マーシャルに代わりFWがぐいぐいと前に出てきてJAPANに
プレッシャーをかけます。自陣22m付近でのマイボールラインナウトを2本立て続けに奪われ、
2本ともトライに結びついてしまいます。
対照的にJAPANはノッコンなどのイージーなミスが多くトライを取れそうな雰囲気は
全くありませんでした。
その後も2本のトライを追加され最終スコアは6-36となりました。

Classic ALL Blacksの素晴らしいプレーは沢山ありましたがSOジャスティン・マーシャルや
三洋電機に所属するトニー・ブラウンの正確なプレー。スペンサーのトリッキーなパス。
マーシャルの強気なFW操作。
そしてその他のプレーヤーも随所に「おおっ!」とうならせるプレーを見せていました。
これらのプレーを見るだけでも会場に足を運んだ価値は十分にありました。大満足です。
多くの観客(私もそのひとりですが)のお目当てであったジョナ・ロムーは残念ながら
見せ場はありませんでした。どころか前半に本来は独走でトライを取れたはずの状況で
トライライン直前、日本のWTB北川に足を引っ掛けられトライを逃すという状態でした。
残念ながらかつてのロムーの面影は既に無く、オールブラックスへの復帰もあり得ないだろうと思いました。

またこういう機会があるといいですね。

日本選手の活躍についてはまた次回。