週末の湯沢に、夜も遅めに到着した。稼ぎ時の冬場とちがい、開いているお店は多くない。
数年前に、こちらが一足先に注文したにもかかわらず地元客の握りを優先された事があり、それ以来訪れていない店だが、近頃の評判は悪くないので、あえて訪ねてみる事にした。
お店の内装は20年前とたいして変わらない(20年前とではお店の名は変わったが)。
何を注文しても、たっぷりとしたもりで出してくるのは、以前と変わらない。それでいて安価で嫌な材料は使っていないようだ。
それではと、注文したのは鯨の味噌漬け。
鯨の脂身を味噌漬し、タマネギをお供に食べる。鯨の脂身は新潟人の好物で、夏場にみそ汁に入れたりするようだ。脂身は熱々のみそ汁に溶け出し、お汁の上部に脂の層を造る。これにより、お汁がさめにくくなる。
これは元気の素である。
続いて、鰤の山掛け。山掛けは、マグロを使うのが多いと思うが、新潟では鮮度の良い鰤が大量に捕れるからか、鰤を使う。出汁の味が、もともと味わいの深い鰤を引き立てる。
これも
納得の一皿である。
締めは鉄火巻き。
マグロの赤身と、もっと脂ののった部位を組み合わせて、なかなかまねの出来ない味に仕上げてある。
お客が次から次とやって来る冬場は別として、それなりにゆっくりできるお店と思ってもよいのかもしれない。
数年前に、こちらが一足先に注文したにもかかわらず地元客の握りを優先された事があり、それ以来訪れていない店だが、近頃の評判は悪くないので、あえて訪ねてみる事にした。
お店の内装は20年前とたいして変わらない(20年前とではお店の名は変わったが)。
何を注文しても、たっぷりとしたもりで出してくるのは、以前と変わらない。それでいて安価で嫌な材料は使っていないようだ。
それではと、注文したのは鯨の味噌漬け。
鯨の脂身を味噌漬し、タマネギをお供に食べる。鯨の脂身は新潟人の好物で、夏場にみそ汁に入れたりするようだ。脂身は熱々のみそ汁に溶け出し、お汁の上部に脂の層を造る。これにより、お汁がさめにくくなる。
これは元気の素である。
続いて、鰤の山掛け。山掛けは、マグロを使うのが多いと思うが、新潟では鮮度の良い鰤が大量に捕れるからか、鰤を使う。出汁の味が、もともと味わいの深い鰤を引き立てる。
これも
納得の一皿である。
締めは鉄火巻き。
マグロの赤身と、もっと脂ののった部位を組み合わせて、なかなかまねの出来ない味に仕上げてある。
お客が次から次とやって来る冬場は別として、それなりにゆっくりできるお店と思ってもよいのかもしれない。