![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/af/104f59ce884e5812e843ba8639387961.jpg)
週末の湯沢に、夜も遅めに到着した。稼ぎ時の冬場とちがい、開いているお店は多くない。
数年前に、こちらが一足先に注文したにもかかわらず地元客の握りを優先された事があり、それ以来訪れていない店だが、近頃の評判は悪くないので、あえて訪ねてみる事にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/de/b1840dbf9026ce7bbce00a9d39444d90.jpg)
お店の内装は20年前とたいして変わらない(20年前とではお店の名は変わったが)。
何を注文しても、たっぷりとしたもりで出してくるのは、以前と変わらない。それでいて安価で嫌な材料は使っていないようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b8/237fbb7bd935d5c1fd2f9424eb2d5bcf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/d3/d19521b288ca2ce7838c6e239a5ec419.jpg)
それではと、注文したのは鯨の味噌漬け。
鯨の脂身を味噌漬し、タマネギをお供に食べる。鯨の脂身は新潟人の好物で、夏場にみそ汁に入れたりするようだ。脂身は熱々のみそ汁に溶け出し、お汁の上部に脂の層を造る。これにより、お汁がさめにくくなる。
これは元気の素である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/3f/8fe4616fda415e2528018846032053b2.jpg)
続いて、鰤の山掛け。山掛けは、マグロを使うのが多いと思うが、新潟では鮮度の良い鰤が大量に捕れるからか、鰤を使う。出汁の味が、もともと味わいの深い鰤を引き立てる。
これも
納得の一皿である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/3c/6ee55cb53c99a1d6eaf89e297376983e.jpg)
締めは鉄火巻き。
マグロの赤身と、もっと脂ののった部位を組み合わせて、なかなかまねの出来ない味に仕上げてある。
お客が次から次とやって来る冬場は別として、それなりにゆっくりできるお店と思ってもよいのかもしれない。
数年前に、こちらが一足先に注文したにもかかわらず地元客の握りを優先された事があり、それ以来訪れていない店だが、近頃の評判は悪くないので、あえて訪ねてみる事にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/de/b1840dbf9026ce7bbce00a9d39444d90.jpg)
お店の内装は20年前とたいして変わらない(20年前とではお店の名は変わったが)。
何を注文しても、たっぷりとしたもりで出してくるのは、以前と変わらない。それでいて安価で嫌な材料は使っていないようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b8/237fbb7bd935d5c1fd2f9424eb2d5bcf.jpg)
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それではと、注文したのは鯨の味噌漬け。
鯨の脂身を味噌漬し、タマネギをお供に食べる。鯨の脂身は新潟人の好物で、夏場にみそ汁に入れたりするようだ。脂身は熱々のみそ汁に溶け出し、お汁の上部に脂の層を造る。これにより、お汁がさめにくくなる。
これは元気の素である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/3f/8fe4616fda415e2528018846032053b2.jpg)
続いて、鰤の山掛け。山掛けは、マグロを使うのが多いと思うが、新潟では鮮度の良い鰤が大量に捕れるからか、鰤を使う。出汁の味が、もともと味わいの深い鰤を引き立てる。
これも
納得の一皿である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/3c/6ee55cb53c99a1d6eaf89e297376983e.jpg)
締めは鉄火巻き。
マグロの赤身と、もっと脂ののった部位を組み合わせて、なかなかまねの出来ない味に仕上げてある。
お客が次から次とやって来る冬場は別として、それなりにゆっくりできるお店と思ってもよいのかもしれない。
鯨汁とは、この味噌漬けもお酒が進みそう。
鰤のやま掛けも珍しいですし、二種の鮪の鉄火巻きも魅力です。
土地によっての食文化に触れられるのは実に素敵なことですね♪
このお店が、なかなかの仕事をし、お値打ちなお店である事は確かだと思います。それに新潟アイデンティティーを持って食材に臨み、それが独特の味わいを生み出しているようです。
しかし、過去の出来事を全く忘れようとは思わないです。
そんなにはありませんよね。
昔は、
給食でも出ていたんですけど…。
これからは、
食べることすらできない時代となりそうです。
鯨。確かに食べる事が難しくなりそうな世の中の趨勢です。
鯨のトロの握りを食べた記憶があります。お店は覚えていません。脂に嫌味がなく、身の味の濃いのに驚いた記憶があります。多分、関東の寿司屋さんでの事です。
それに比べて、新潟人の鯨好きは深みを感じます。味噌漬けも知恵を尽くした食べ方のように思われ、タマネギを添えるのは明治以降の食べ方なのでしょうね。
食べられなくなる前に、もう少し調べてみたくなります。