日本庭園鑑賞便覧(本ブログでは「便覧」と表記する事が多い)によれば、桃山時代の作とされているが、今は全く荒れるに任せている状態で、申し訳程度に修理の手は入っているが本気でなんとかする気はまるでないように見られる。名古屋程の大都市が、これだけの縁のある庭園を放っておくとは、なんとも嘆かわしい。
それでも築山に築かれた石組みの枯滝には、その昔の迫力と気品を感じる。
しかし、それも少し見る位置を変えると、かなり怪しげな石組みに見えてしまう。
築山の脇にある蘇鉄の大樹に誘われて、奥を覗けば、
廃墟と化した池泉が視界に入り、呆然と立ち尽くすこととなる。
それでも築山に築かれた石組みの枯滝には、その昔の迫力と気品を感じる。
しかし、それも少し見る位置を変えると、かなり怪しげな石組みに見えてしまう。
築山の脇にある蘇鉄の大樹に誘われて、奥を覗けば、
廃墟と化した池泉が視界に入り、呆然と立ち尽くすこととなる。