まいど、日本機関紙出版です。

〒553-0006 大阪市福島区吉野3-2-35
 TEL06-6465-1254 FAX06-6465-1255 

来年もよろしくお願いします。

2009年12月31日 | 丸ちゃんの私的時間

 4夜連続の年末夜回り活動が昨夜で終了。昨夜はちょっと暖かな気温。近隣の地域では、昼間家の人がいるのに泥棒が入ったとの情報も入るが、幸い我が地域には特に何事もなく恙なく今のところは暮れていきそうな様子です。

 9時半より打ち上げ開始。うーむ、この時間から弁当かと思いながら各自好きな飲み物で乾杯、地域の子ども状況、交通取り締まり関係、それぞれの健康問題、公民館の役員交替、鳩山首相の毎月1500万円の小遣い問題などバラバラの話題で飲食が進み夜は更けていきました。

 今年最後の1日。帰省のための道路状況を確認、どうも中国地方は雪で大荒れ模様、山陽自動車道は福山以西は通行止めになっています。仕方がないので雪道の中国道で帰る決意をします。昨年は滑ったからなあ…。

 先ほどからNHK-FMの「アコギ三昧・15時間連続放送」を聴いています。押尾コータローさんや田中彬博さんらが出ていますね。おっと、岡崎倫典さんも出演ですか。知人に教えてもらいました。うーん、年の暮れをアコギを聴きながら過ごせるとは、NHKもなかなかやりますね!

 さてこの1年、出版界も他業界同様に苦しい状況にありました。そんななか日本機関紙出版は多くのみなさんに支えられてなんとか持ちこたえてくることが出来ました。ありがとうございました。こんなことを書くと、いつ潰れるのか、大丈夫かと心配される向きもありますが、気持ちは明るく、まだまだこれからという思いは持っています。出したい本の企画も頭の中にいろいろあります。

 どうか著者関係のみなさん、あるいはこれから本を出したいと思っている読者のみなさん、どんどん提案してください。そして意味ある売れる本を出しましょう。(笑)

 来年もよろしくお願いしま~す。

 では今から車のタイヤとチェーンの点検に行ってきます。おお、外は寒そうです…。

 

 

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今回の冬休み

2009年12月29日 | 丸ちゃんの私的時間

 今日から年末年始の休みに入っています。4日から再開です。

 特別な予定は何もないのですが、27日から30日までは毎晩8時半から11時まで自治会の夜回りがあります。毎晩2ラウンド回ります。だから観たいテレビが観れません。まあ、つまんない番組が多いので気にしないのですが。

 31日から2日まで神戸と広島に帰省します。子どもらは付いてくるんかなあ?雪道はいやですね。去年はあわや…という経験をしましたからね。

 他の時間は仕事をせねばなりません! 休み明けに校正の戻しと新刊の出稿があるので、なんとか早めにことが進むようにと思っているのです。今日もだいたいパソコンの前に座って仕事してました。

 ああ、しんどい…。

 

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子ども同士のトラブル、親もいっしょに解決~子どものまなざし 29

2009年12月29日 | 土佐いく子の教育つれづれ

■友だちほしいからや
 これから職員朝会が始まろうというあわただしい時間に、親からの電話です。じゅんちゃんのお母さんからでした。少し興奮した声で、クラスのゆうちゃんが「止めて」と言ってもちょっかいをかけ、いやがらせを続けるから学校を休みたいと…。

「それはご心配ですね。早速きょう話を聞いてみます。様子がわかったらまた連絡入れますから。いやあ実は最近、じゅんちゃんの表情が暗く気になっていたところでした。よう連絡してくれました」

「先生、じゅんはね『いややけど、ゆうちゃんほんまは友だち欲しいんとちがうか』って言いますねん」

「そんなふうに考えられるって、じゅんちゃんはずいぶん成長しましたね」

 昼休みに話を聞こうと思っていた矢先の給食時間でした。ちょうどその日は二人のいるグループで私が給食をとる順番でした。しゃべりながら食事をしていると、じゅんち

ゃんが自分から訴えたのです。

「先生、ゆうちゃんのこといややねん、止めてほしいのに止めてくれへん」

「そうか、いやだったね。でも自分からよう言えたやんか」

「私にだけ違うで。他の子にもいやなことしてる!」

「じゃあきょう5時間目の学級活動の時、みんなにも聞いてもらって知恵を借りよう」

 そして、話し合いの時間、じゅんちゃんはしっかりと自分の思いを語ってくれたのです。すると、克ちゃんが「ゆうちゃんはな、友だちになって遊びたいから、そんなんしてるんちがうか。オレらと遊ぼうや」と。

 友だちの行動の裏にあるものを読み取り、みんなでみんなをよくしようとする空気ができてきた三年生の成長をうれしくも思った日でした。

■うちへ連れておいで
 その夜、じゅんちゃんの母親に電話を入れました。

「先生、きょう一日のこと、じゅんから聞いて安心いたしました。明るい顔で帰って来ました。私たちもこの学校に転校してくるまでいろんなトラブルを経験し悩んできました。私ね、娘に言うてるんです。『ゆうちゃん、妹も連れてうちへ遊びにおいで』と言うてあげなさいと。娘は『またいやなことしたらいやや』と言うんですが、父親が『よっしゃオレが遊んだるから』って言うてますわ」

「まあ、そんなふうに受け止めてくださって感謝!感激です。ありがとう」と言うと、電話口でいっそう弾んだ声で「ゆうちゃんのお母さんって、あの角の弁当屋さんですよね。ご挨拶だけはしたことありますが、ゆうちゃんのお母さんとは知りませんでした。ついこの前知ったんです。あの方よう働いてはりますよね。またお弁当買いに行って、親もお友だちになりますわ」。

 なんだか電話口でうるっときてしまった私でした。

 すぐにムカつく、キレる、大人も子どもも他人に攻撃的な現代ですが、わが子がいやな思いをしたというのに、クラスの友だちや親をこんなふうに見ていただけるなんて…

。まだまだこの時代見捨てたもんじゃありません。親を「モンスターペアレント」なんて呼ばないでと思うのです。

 あの池田の事件以来、何かあると学校から不審者対策の手紙を配布しているのです。この日も不審者に気をつけろ、優しい声をかけてきても知らない人には付いて行ってはいけません…と。人を見たら気をつけろという手紙を配りながら、淋しい時代だなあ、だから今こそ人は信じられるということを身をもって伝えたい、と改めて思った日でした。

 なぜかこの日、一番安心した表情をしていたのは、ゆうちゃんでした。
 親にも、子どもの間でのトラブルをどう受け止め、どう解決していくのか学ぶ機会になればと思って、この話を両方の親の了解をとって、学校だよりに掲載したことでした。
(とさ・いくこ 中泉尾小学校教育専門員・大阪大学講師)

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『山登りねこ ミケ』本、著者営業進む

2009年12月27日 | 岡田裕の山登りねこ、ミケ@安曇野

 現在校正中の新刊本『山登りねこ ミケ』。だいぶ予定より遅れて進行中ですが、営業のほうは、著者の岡田さんのクリスマスカードを使った出版案内で予約がどんどん届いているそうです。誠にありがたいことです。

 相当数のカードを送られたようで、すでに過半数を超える人たちから注文が寄せられている模様。どうやら多くのミケファンの人たちに助けられての出版となりそうです。

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「ぎんのスプーン」の夜はグダグダ状態に…

2009年12月26日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 昨夜の今頃はまだ新大阪は「ぎんのスプーン」で歌ってました。

 25日の世間はクリスマスの日、こちらは新大阪は「ぎんのスプーン」でうたごえ&フォークのクリスマス。といっても特にクリスマスに関することはなにもありませんでしたが。

 久々の訪問となった明日香さんのお店。しばらく事情があって閉店状態でしたが元気な姿に再び会えてなによりでした。

 7時過ぎ、食事関係持ち込みでとりあえず4人で乾杯、パンにチーズにサラダをつまみながら飲んでいると、仕事上がりの人たちが次々に集結。なぜかすでに出来上がった状態の某新聞社社会部メンバー3人の乱入もあったりで、欠席連絡相次ぎ、開催が危ぶまれるという不安は杞憂となり、12人の集まりとなりました。

 自己紹介、難読漢字テスト、今年を1文字で表したら、などを話のネタにワイワイガヤガヤ。時間が経つのは速いもので、気がつくと1曲も歌わないうちに帰りの時間になる人もいるような時間となっていました。

 酒のピッチが速い人が多く、大方のグダグダ状態になった人を放ってテーブルからカウンター席に移り、11時過ぎ頃からようやくギターを弾き始めました。しかし数曲歌っていると間もなく新大阪発12時33分高槻行きの終電時間。急いで荷物をまとめ店を飛び出しました。駅まで疾走! 残念なことに身体は昔のようにはいきません。ぜえぜえ言いながら駅の階段を駆け上がり改札へ。満員の最終電車に乗り込むとゴホッ、ゴホッと咳き込む始末でした。

 やれやれと思いつつ、グダグダ状態になりながらもまだ店に残っている人たちはどうするんかなあと気にしながら家路に向かったのでした。ふうっ…。

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今年は片山潜・生誕150周年でした

2009年12月24日 | 現在おすすめの本

 労働運動機関紙の先達といえば『労働世界』(1897~1901)ですが、今年はその創刊者片山潜の生誕150周年でした。

 私と片山潜の出会いは1996年11月の関西勤労者教育協会・戦前の出版物を保存する会主催の「片山潜バスツアー」にお誘いを受けたことが始まりでした。当時私の上司であった小森孝児さんと一緒に参加、バス中で〈クイズ・片山潜ABC〉を解きながら生家のある岡山県久米南町羽出木に向かいました。記念碑への献花、資料館の見学、そして生家でおにぎりや漬け物をご馳走になりながら、猿橋真(当時:関西勤労協副会長)の「日本の労働運動と片山潜」と題する講演を聴いたことを覚えています。

 片山潜は1859年(安政6)、現在の岡山県久米南町で庄屋の家に生まれました。明治の開国を数年後に迎えるこの時期、全国には大凶作による米価高騰、生活困窮、課役重税、村役人の乱脈などで農民や庶民の暴動、打ち壊し、また百姓一揆が広がり、遠くヨーロッパでは国際労働者協会が作られた頃でした。

 小学校時代より学問好きだった潜はより高い学問を志して上京、印刷工、漢学塾などを経て25歳で渡米、その後13年間働きながら大学を転々としつつも学びを深め、キリスト教入信、そして社会主義に目覚めていきます。

 37歳の時に帰国、1897年にキリスト教社会主義の立場から東京に貧しき人々のための社会事業施設「キングスレー館」を開設。また日清戦争後の社会情勢を背景に労働運動が巻き起こる中、高野房太郎らと労働組合期成会を結成、日本初の労働組合である鉄工組合の発会を行い、そして労働運動の本格的な機関紙『労働世界』を創刊したのです。

 発行は労働新聞社が行い、タブロイド判10ページ、1部2銭、個人購読制、月2回刊で100号まで発行されています。創刊号では「労働世界の目的は『労働は神聖なり』『団結は勢力なり』との金言を実行する」と約束し、「これはそれまで労働が下賤な仕事として見られ、労働者の団結など全く考えられなかったことに対する、新鮮な叫びだった」(隅谷三喜男)のです。

 毎号の最後のページは英文欄で、労働運動の先輩にあたる英米などの労働運動情報などが載っていて、世界に開かれた目を養うことも編集方針の1つでした。

 現在『労働世界』の実物を目にすることは残存自体が稀少なため困難ですが、その復刻紙面の一部を『〈労働世界〉と片山潜』(解説・小森孝児、監修・隅谷三喜男・1997年・日本機関紙出版)で手にすることができます。最も遅くに発見された4号分と2色刷の創刊号を含む全10号分90頁を解説書と参照資料紙面付きのセットにしています。

 手にすれば日本の労働運動草創期の機関紙活動の熱きパワーを実感することができます。


『労働世界』の復刻紙面とガイドブックを収録


これが『労働世界』の創刊号

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電車の中で見知らぬ女子高生に話しかけてしまいました!

2009年12月23日 | 編集・営業ふらふら雑記

 先日、野田駅で乗った環状線でのことです。

 空いている席を探していると、3人掛の席に緑のジャージにブルーの制服スカート姿の2人の女子高生が通路を挟んで向き合って話をしていました。たまたまそこしか空いてなかったのでそのうちの1つの席に座りました。

 本を読み始めたのですが、私の隣にいる女子高生が向かいの友達に話しかけている内容がちょっと気になってきました。

「ああ、やっとバイトの給料もらえるわあ。うれしい」

「これで携帯の料金払えるから、また使えるようになるわあ」

「うちのバイトなあ、有休があんねんやんか」

「何日やったかなあ、働いたら3日の有休があんねん」

「ふーん、アルバイトに有休ねえ」と私の頭の中はますます彼女の話が気になりはじめ、本に集中できません。

「で、この前有休もらおうとしたらなあ、上の人がなあ、葬式とかいうような時でないと認められへんって言うねんで」

「なんか変やろう?」

「そやから、せっかく使おうとしても使われへんから、困ってんねん」

 うーん、どうやら私の頭の中は大阪のおばちゃん状態になったようです。ついに我慢しきれずに他人の話に割り込んでしまったのです。突然本を閉じた私は眼の辺りを中心に化粧を決めたその女子高生に向かって、

「なあ、何のバイトしてるん?」
 
 と尋ねてしまいました。ちょっと驚いた風の彼女でしたが、

「テレアポのバイトです」

「そう。でもちゃんと有休があるのはなかなかしっかりた会社やん」

「ええ、うちの会社は割とそう言うことはきっちりしているみたいです」

「何の会社?」

「NTTの関連会社です」

「そうかあ。でも有休使うのに葬式なんかでないと使われへんなんておかしいわなあ」

「ああ、はい…」

「有休なんて自由にいつでも使えるんやから、そう言うたらええねんで」

「はい」

「でもバイト頑張ってるんやなあ」

 そんな話をしていると電車は間もなく大阪駅に着きました。「がんばりや」と声をかけると彼女たちは私にニコッとうれしそうなお辞儀をして降りていったのでした。

 がんばれ、女子高生!!

 

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あのポスターの人の本を準備中!

2009年12月22日 | ただ今、編集作業中の本

 今、大阪府下で一番よく見かける男性ポスターといえばたぶんこの人でしょう。(大阪府以外の人はごめんなさい)

 そう、清水ただしさん。現在大阪市会議員で来夏の参議院選挙の候補者です。昨日はこの清水さんの本を作るために、朝家を出てから夜帰るまでをまるまる同行取材しました。

 立候補の記者会見では異色の候補者として注目され、現在は大阪府下各地から彼に対する熱いラブコールが寄せられています。

 某放送局の向かいにあるマンション下で9時に待ち合わせ、事務所が手配した車で午前中は富田林、午後一番に堺、続いて大阪市内は馬場町、夕方には大正区、そして夜には電車で茨木市と、結構タイトなスケジュールで5カ所の演説や懇談会、対話、集会、デモと、精力的にこなしました。

 大阪市内では市会議員としての清水さんはよく知られているのですが、府下的にはまだまだこれからの人です。しかし、「あのポスターのイケメンの人ってどんな人なん?」とか「いやー、なんかバナナのたたき売りしたり、芸人やってはったらしいし、話がめちゃオモロイねんてぇ」…などの噂が噂を呼んで、昨日も行くとこ行くとこ、たいへん沸き立ちました。

 すでに新聞のインタビューなどで清水さんのことはある程度知られているようですが、彼の繰り出す言葉はとにかく人を惹きつけます。笑い、涙、怒り、優しさ、そして希望。話を聞いた人はきっとファンになると思います。

 そんな彼の魅力いっぱいの本をただいま準備中です。

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まあ、いいではないですか…機関紙協会忘年会裏事情

2009年12月20日 | 行事のご案内&報告

 一昨日は機関紙協会大阪の事務局忘年会でした。場所は昨年好評だった京橋の蒲生洋食堂。

 何となく行きがかり上、幹事役のようなものを担当することになり、店主のSさんと何回かのメールでのやりとり、そして内容盛り上げのためのクイズ作成、さらに景品準備と、ぎりぎりセーフで準備して会場へ行きました。

 事務局員9人にN岡理事長、O石副理事長を加えて6時過ぎに開会。一通りの飲食が落ち着いた8時頃、ぜひ一献を交えたいとの事務局の要望に応えて、神戸女学院I川教授にも参加してもらいました。

 ご本人は「なぜ私がここに?」という感じだったらしいですが、まあいいではないですか、楽しく飲みましょうということで、2回目の乾杯後一通りのメンバー紹介をし、大阪検定クイズや難読漢字テスト、同じく書き方テスト、そして最後はビンゴゲームで激しい景品争奪戦が繰り広げられ、その後はあれやこれやの多方面にわたる雑談合戦とI川教授も思わず「大丈夫かいなあ…」と漏らすほどの機関紙出版の内実暴露話などが、勢いの衰えることのないアルコールの追加注文の声にかき消されながらも展開していったのでした。

 10時半を回った頃に一応解散とし、I川教授と何人かで隣の山葵に2次会移動。すると「慰安婦」問題仲間のT石さんが労働組合つながりの私と同じ戌年生まれのケアマネジャーさんを連れてひょっこり来店合流となりました。

 何も食べずに冷酒を2杯飲んだのは覚えているのすが、何を話したのかさっぱり記憶にありません。閉店時間までいたことは覚えています。みなさんと別れた後の大阪駅は高槻行き最終電車、でも満員状態です。よく考えると深夜12時を回った満員の最終電車とは、まあ国際的には異常な世界でしょうね。

 


 

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親の失敗談に安心する~『子どものまなざし』紹介記事

2009年12月17日 | 書評・紹介記事

『北海道新聞』(2009年12月8日号)に『子どものまなざし』を紹介いただきました。ありがとうございました。


        画像をクリックしてお読みください。

 


 

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初版部数をさらに検討すべきか・・・

2009年12月15日 | 編集・営業ふらふら雑記

 この日曜日の『朝日』第1面に「出版苦境2兆円割れ」の見出し。うーん、この年末に暗い見出しである。どうしろと言うのか…。

「昨年5点あったミリオンセラーが今年は2点しかなかった」と書いてあったが、そんなことよりも、今年の出版点数は20年前の倍以上になったのに、売上が20年前の水準に戻ったという記事の方が切実である。

 小社にたとえるならば要するに、昔は3000部売れていたものが今は1500部しか売れなくなっている、ということ。そのため出版社は出版点数を増やして自転車操業に陥るということなのだが。

 原因にはいろんな要素があるのだろうけど…。困ったもんだ…。

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自転車で9条の会・近畿交流会へ

2009年12月14日 | 丸ちゃんの私的時間

 昨日は関西大学で行われた「9条の会」近畿ブロック交流会へ半日参加してきました。

 勝手知ったる我が母校、しかも地元なので気軽に自転車で向かいました。千里山という小高い山の上に向かうには基本的に登り坂。ちょっと汗かき気味に相当の運動をしながら駐輪場に自転車をいれて表に出ると、キャンパス構内は日曜日なのに人でいっぱいです。やれ予備校の模擬試験、やれ公認会計士セミナー、やれ甲子園ボウル方面ご一行の貸し切りバス数台…。

 さてめざすべき会場は何処かと、以前これも何かの集会できたときの会場辺りを思い出しながら歩いていると、昔の商経学舎辺りにそれらしき看板を発見。会場は最近できたばかりのような立派なホールでした。

 とりあえず受付をすませてホールに入るとまだ主催関係者以外の人の姿は見えず、一番乗りです。大丈夫かいなと思いながら、ロビーの書籍販売コーナーに行き、吹田市民書房の応援販売にきている梅書房のN谷さんとBC本の風のT村さんと一緒に、今日の記念講演者である渡辺治先生の本などのセールスを開会まで手伝いました。

 もちろんウチの本もおいてあるのですが、余り憲法とは関係ないテーマなのでそれは自然に任せて、とりあえずはメイン商品の販売ということしにました。

 開会時間になったのでホールに戻り着席。いつの間にか場内はほぼ満員になっていました。開会挨拶は「九条の会 おおさか」の事務局長の吉田栄司さん(関西大学法学部長)。挨拶の中で関西大学の九条の会の活動について触れられ、「なかなか頑張ってるんや…」と感心していました。

 さて渡辺治先生のお話です。テーマは「民主党政権と改憲の行方~九条の会の新しい課題を探る」でした。

1.民主党政権は3つの構成部分からなっている。1つは鳩山、岡田らの〈仕方のない構造改革派〉=党執行部=頭は右を向いている。2つは小沢と地方議員、新人議員ら利益誘導型政治を進める=胴体は後ろ向きで、旧来の自民型政治で民主独裁政権を狙う。特に陳情窓口一本化は要注意。陳情を受ける代わりに「何をしてくれるのか=集票」を要求する。3つは長妻らの中堅議員層で運動や地域との関係でマニュフェストの実現をめざす手足の部分。この3つの構成部分がジグザグしながら動いている。

2.9条の会の新しい課題は、まず一服状態から立ち上がること。世論は運動次第で大きく変化する。明文改憲が遠のいた今、今度は解釈改憲の動きに機敏に対応すること。また改憲実行体制をめざすたとえば、内閣法制局長官の答弁禁止とか衆院比例80削減などの国会の非民主的運営を許さない。そして9条の会と改憲阻止の運動は車の両輪、一致点を大事に大きな輪を作る運動にしていくこと。

 など、他にもいろいろ興味深いお話でした。

 講演の後は近畿2府4県、それぞれ1つずつ、いろんな9条の会から活動報告がありました。みなさん、言いたいことがいっぱいおありのようで、なかなか時間内に収めるのが難しかったようでした。

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米軍基地の存在そのものが問題

2009年12月12日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 一晩たってもう少し考えてみました。沖縄・米軍普天間基地問題は「県外、国外移設」が鳩山さんの公約ですが、でもこれでも問題の根本解決にはならないのではないかと。

 沖縄・宜野湾市の伊波市長が言われてます。「そもそも危険性を除去使用としているのに、新しい危険性をつくったら意味がない」(『しんぶん赤旗』12月11日)と。新しい危険を作らないということは、廃止・撤去、そして返還しか道はないということだと思うのです。

 ということは、じゃあグアムに移転すればそれでいいのかということになります。すると今度は、グアムで同じ危険性が出てくることになる。結局、それも海外へのたらい回しということになるのでそれで根本的な問題が解決するとは思えません。

 何が問題なのか。詰まるところ、米軍基地の存在そのものが問題なのです。

 まもなく戦争が終わって65年、日米同盟50年の年を迎えます。その間、ずっと日本には外国(米軍)の軍事基地が世界有数の規模でもって存在し続けてきている。異常な状態です。

 この異常な状態を良しとするために日本国内の諸勢力やアメリカ政府はあれやこれやと理由付けをしてきました。でもホントにそれは正しかったのかどうか。

 沖縄の人たちと真に連帯する覚悟があり、そしてなにより平和な世界を創ろうとするならば、いまこそ、そのこと自体を問うていかないと、それこそ著名なジャーナリスト氏が言われているような「ことの解決までまた半世紀を要する」ことになってしまうと思うのです。

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関空に移設、歓迎? それっておかしくない?

2009年12月11日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル


 沖縄・米軍普天間基地問題で鳩山政権が右往左往しています。これに関して橋下大阪府知事が関西空港への移設も1つの考えだと発言し、物議を醸しているようです。

 実は以前大正区で、沖縄人民党として米軍の沖縄支配に立ち上がった親川さんのお話を聴きました。その時に思ったのですが、米軍基地問題では沖縄と本土では相当の意識の違いがある、日本という国は戦前から今日まで沖縄の犠牲の上に成り立ってる、でもそのことをいったいどれだけの国民が自覚しているのだろうかと。

 また、米軍基地反対と言うならば、沖縄ばかりに(もちろん他の自治体にもあるのですが)基地を押し付けずに、たとえば大阪に持って来たらそれを引き受けるくらいの気持ちを持ってもいいんではないかと。

 さらに、でもそれが厭ならじゃあどうするのか、やっぱりその先にある日本国内に米軍基地があるというそもそもの異常なる問題に正面から手をつけないと解決しないじゃないかと、きっと誰もがそう考えるようになるだろうと思ったものでした。

 だから橋下知事の発言を知った時、実は「それもありかなあ…。沖縄の負担が軽減されるし、関空の赤字解消になるのなら」とふと思ったのですが、でもやはりそれは違うだろうと今は考えます。

 関空に持って来たって、それはただ問題が先送りになるだけの話です。事態の根本解決には全然つながらないし、基地のたらい回しに反対している沖縄の人たちがそのことを歓迎するとはとても思えないし、それってどこかで沖縄の人たちを愚弄している気がするのです。

 でもなぜか、残念なことに私も尊敬するある著名なジャーナリストがこの橋下発言を歓迎されています。これにはちょっと驚きました。

 その方は橋下発言に関して大阪府民の間には「賛同の声が渦巻いている」と書かれているのですが、えっ、そうなん?それは違うでしょというのが正直な感想です。

 また「第一、アメリカ軍に引っ越す気がないのに、どうやって国外に持っていかせるのか」と。

 さらに「日米安保の原理、原則を振り回したら、ことの解決までまた半世紀を要するかも知れない。その間、世界一危険な基地、普天間の不安と沖縄の苦悩はそのままにしておけというのか」とも書かれています。

 なんかちょっとがっかりです。どうして問題の解決への展望を探ろうとしないのか、どうして闘うことを諦めてしまわれたのか…。

 時代はもう大きく変わろうとしています。その時代の変わり目をペンを武器にジャーナリストとして闘ってほしいです。

 ところで、鳩山さんは総選挙で「県外、国外移設」を公約して首相になったんだから、やはりそこはきちんとそのことに向けて全力を注いでほしいです。

 いろいろアメリカの高官が脅しをかけていますが、とにかく後悔しないように、言うべきことは正面から言う。とにかくオバマさんに会って「普天間基地は日本から出ていって」と言ってほしい。

 厭だと言われたらどうするか。まあ交渉ごとというのは断られてから始まるものですから。言いたいことも言わないで「対等な関係」なんてあり得ませんよ。

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子育て名言がいっぱい~『子どものまなざし』紹介記事

2009年12月10日 | 書評・紹介記事

『しんぶん赤旗 日曜版』2009年12月6日付に『子どものまなざし』を紹介いただきました。ありがとうございます。

●この本について見る→コチラです

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