まいど、日本機関紙出版です。

〒553-0006 大阪市福島区吉野3-2-35
 TEL06-6465-1254 FAX06-6465-1255 

自治会のお別れ会で後期高齢者医療制度に怒りの声!

2008年03月30日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

  夕方、自治会の役員・班長の交替のお別れ会に出席。お花見弁当にビールほか手作料理をいただきながら賑やかなひと時を過ごす。出席者がほとんど高齢者なので、自然と話題が各人の入院・手術・通院など医療方面の話題になってくる。大方の人が何らかの形で体にメスを入れた経験の持ち主ばかり。

 そんな中、自然に話題が後期高齢者医療制度について移っていく。まだこの制度について詳しく知っていない人もいたが、それでも大変な負担になる、苦しめられる、とんでもない制度になるというようなことではだれもが認めるようで、「小泉政権以降こうなったんや」「どんどん年寄りは痛めつけられていく」「早く死ねといわれているようなもんや」「年金暮らしの人はホント、大変やでえ」「ちっともええことなんかないなあ~」「物価も上がって大変やし~」「ごぼ天なんか50%もあがってたでえ」・・・などなど怒りの声が続出した宴会になったのであった。福田はん、年寄りは怒っているぞ――!

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第67回戦跡ウォーキング=手作りの街 北天満・天五中崎商店街を歩こう!

2008年03月29日 | 行事のご案内&報告

【ご案内】

 大阪大空襲で焼失を免れた天五中崎商店街通りの防空壕や焼け跡に再び芽吹いた野崎公園の大銀杏。進駐軍に接収された北野病院などの戦跡を歩きながら、戦争体験のお話も聞きかす。敗戦時15歳であった郷土史家の水野さん(北区在住)の現地ガイドで歩きます。

●日時 2008年4月26日(土)10時~12時 雨天決行

●集合場所 JR環状線「天満」駅改札口集合

●コース内容
 おいでやす通りのフリーマーケットやレトロな駄菓子屋さん→青空書房→カラト金物店(2畳分ぐらいの防空壕あり)→新北野病院→度量衡ビル(戦前からのビル)→野崎公園大銀杏→元天満中学校、北府税事務所(元小学校)→大融寺(自由民権の碑)→曽根崎お初天神(機銃掃射弾痕跡)→現地解散

●参加費用 500円(通信連絡、資料代)高校生以下無料。3人以上のグループ参加は1人無料。

●案内ガイド 水野信男さん(北区郷土史家)

●参加は必ず事前申し込みを下記にお願します
   
●申込先 日本機関紙協会大阪府本部戦跡ウォーキング係
     〒553-006 大阪市福島区吉野3-2-35
     TEL:06-6465-1201
     FAX:06-6465-1205

●お問い合わせ先は、こちらです。

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またまた1週間が終わり、来週は4月である。うーむ・・・。

2008年03月28日 | 編集・営業ふらふら雑記

 どうも毎日が早く過ぎるように感じる。今週もすで明日は週末である。しかし時間の経過とはありがたいもので、なんとなく月曜日の衝撃も少しずつ薄らいで来ている。ただし事態は何も変わっていないのだが、とにかく前へと進むしかない。

 火曜日は次の新刊の初校ゲラが出来たので、著者関係11ヵ所へ送付、校正を依頼した。代表編者以外に1団体・8個人が著者として関わっているので大変なのだ。さてどのように朱入れされて戻ってくるか。どうか大幅な書き換えが無いように頼みます。
 
 水曜日、どんな仕事をしたか思い出せない。
 夕方早目に飛び出し、心斎橋のライブハウ・ビッグキャットヘ向かう。次男のバンドが出演するコンテストが開かれるのでその応援である。入口でA部さん父に会う。なんと家族で応援に来てくれたのだ。ありがたいことである。4階に上がり会場へ入る。入場料とは別に1ドリンク500円の券を買う。高校生バンドのライブなので禁酒・禁煙、ビールがない。300人ぐらいの立ち見ホールで椅子もない。3時間余り立ち続けるのはちょっとしんどい。全部で6バンドがそれぞれ30分の演奏、その後審査発表である。優勝したバンドにはこのイベントを主催したライブハウスが1年間さまざまなサポートをしてくれるらしい。1番目のバンドの演奏をとりあえず聴く。前に一度聴いたことのある「ねこの手」という5人組。息子によれば優勝候補らしいが、トップバッターなのでちょっと緊張気味か。それでもなかなかの演奏であった。まだ1組目が終わったばかりであったが、疲れたのでロビーに出る。幸いに次男のバンドのCD販売用のデスクと椅子があったのでそこにA部さんと居座ることにする。2つのバンド演奏をスルーして4組目を聴きに再び会場内に入る。ギター、ベース、ドラムの女子高生3人組のバンド。ドラムの子がボーカルでこれが素晴らしい演奏なのだ。よくあれだけドラムを叩きながら歌が歌えるものだと感心する。5組目はギター、ベース、ドラム、ボーカルの4人組。このボーカルの女の子がまた上手い。体全身で歌を表現する姿は高校生とは思えない。同じ高校の生徒たちなのか、舞台下で両手を上げての声援が賑やかであった。

 そしてラストに登場したのがわが次男のバンドである。他のバンドよりかなり異質な雰囲気で演奏を終えた後、司会者が「すごい、すごい」と連発、印象には残ったバンドのようであった。

 さて審査発表。優勝バンドは3人組女の子バンド、ドラムの上手いボーカルのバンドであった。他にいくつか賞があって次男のバンドの女性ベーシストが「ベストベーシスト賞」というのをもらっていた。この春から看護学校へ行くそうである。

 後でわかったことだが、この6バンドはみんなお互いに知り合いで、まあいつも同じライブハウスやスタジオで練習しているから当然なのだが、なんと優勝した3人組バンドは次男と同じ高校の軽音部の部員であった。

 昨日の木曜日、朝から製本屋さんへ来週委託予定の新刊本を受け取りに行く。1500部。1日でも早く無くなることを願う。午後、新聞広告を出稿する。新刊単品一発勝負の三八広告である。今度はどんな反応があるか、ないか?

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50年目の大ショック!!

2008年03月25日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 1週間の始まりの昨日、朝から巨大な衝撃に襲われた。ガ~~~ン!!! 地震ではない。それは『朝日』の第2面を開き何気なく目をやった時のことである。えっ? 何これ? まさか・・・。嘘でしょ―! 目が点になる? これ、誤植ちゃうん? 落ち着け、落ち着け。一旦視線をはずし、もう一度よく見てみる。やはり確かにそう書いてある。あの人の名前である。えーーーーっ、なんでなん? 何かの間違いでしょ。胸の鼓動が激しくなるのがわかる。嘘やろ~っ。かなりうつろな気分で家を出た。新聞記者が特種を抜かれるというのはこういう気分なのか? 人生50年目にしてこういうショックは初めてである。ありえないことだ。
 
 結局、昨日は1日中鬱々とした気持ちで過ごした。信じられない。それはないやろ~。なぜだ! 頭をもたげる不信感。何度も通ったあの日々は何やったん? そこに込めたこの思い、どうしてくれるん? どうも現実とは思えないような・・・。これ、夢ちゃう? それはないでしょう。お金のため? あのような立場にあった人が、こういうことをするの? それはあかんでしょ、人間として。まさか日本の良識とさえ言われるところが、そんなことをするのですか? 売れればなんでもありか? 極めて不可解である。

 いろいろなことを考えたり、想像したりして2日目の今日も引きずったまま調子が上がらない1日が終わった。うーむ、どう考えてもおかしい。何があったのか? 先方から返事がないことにはどうしようもない。こっちからすべきなのか・・・。

 *これを読んだ皆さんには何のことかさっぱりわからないことで申し訳ありません。そのうちにお伝えできる時がくればいいのですが。まあ私にとっては生涯忘れられない出来事になりそうです。まだしばらくは引きずりそうです。/【>△<】\

 

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「兵士たちが記録した南京大虐殺」~NNNドキュメント'08、4月6日(日)24:55~25:50

2008年03月25日 | 新刊案内

 小社刊行の『私の従軍中国戦線』村瀬守保写真集 一兵士が写した戦場の記録――の一部写真を映像資料として使ったNNNドキュメント’08が4月6日(日)の深夜12時55分から1時50分まで放送されます(日本テレビ系列)。


 福島県在住の民間研究者が南京作戦に参加した部隊を調査した結果、集めた陣中日記に1937年(昭和12)12月16日と17日に収容した捕虜約15000人を揚子江のほとりで虐殺した記述を発見、同様の記載が数多く見られることから南京虐殺の事実を裏付ける貴重な資料として『南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち』(大月書店)として出版されています。番組はこの研究者の調査活動を取材しながら南京事件の真実を明らかにするというもので、通常の30分放送を1時間に枠を広げて放送するという力の入った内容となっています。多くの方の視聴を呼びかけます。なおCS放送(日本テレビ)で再放送も予定されています。

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一味も二味も違った内容の本です~『やる気を引き出す子育て・教育』(田中敏夫著)

2008年03月24日 | 書評・紹介記事

日本子どもを守る会機関紙『子どもを守る』3月15日号に紹介されました。
ありがとうございます。

この本について見る

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最後の最後までプランナーであった糸川精一さん。

2008年03月22日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 20日の祝日夜、小社から4点の本を出版された大阪読売広告社元会長の糸川精一さんのお通夜(公益社千里会館)に出席した。1938年横浜生まれの69歳、7年間の闘病生活の果て、まだ若くしての惜しまれるご逝去であった。

 60年安保闘争冷めやらぬ中、平和と自由、そして民主主義の理念を心の刻みこみ大学卒業後、大阪読売広告社に入社、仕事と労働組合活動両面で独創性あふれる活躍を示し、75年取締役企画制作局長に就任、以後常務、専務を歴任。1992年6月代表取締役社長、2001年6月取締役会長の任に。博物館学芸員、ショッピングセンター管理士の資格を取得、宣伝広告プランナーとして大阪キタのいわゆる阪急村、阪急3番街、8番街、ナビオ阪急、HEP FIVEなど人・若者が集まる街つくりをプロデュースしてきた。特に身近な仕事歴としては阪急の川の流れる地下街やHEPの赤い観覧車などがある。

 一方で糸川さんは、日本の民主勢力前進のために大きく尽力された方でもあった。宣伝広告プランナーという立場から数多くの選挙宣伝にご自身の職業能力を惜しみなく発揮され、また民主諸団体の機関紙宣伝活動や日本機関紙協会大阪府本部の機関紙学校、機関紙学園、機関紙コンクールをはじめ様々な研究会・講座の講師、審査員などを務められるなどさまざまな形で協力をいただいた。

 また小社からは、①『イベント企画入門』―あなたもイベントプロデューサー催し事百科の徹底的研究(1983年)、②『意見広告入門』―その実態&歴史&海外事情&出稿知識=実例133点 (1984年)、③『地域活性化イベント入門』(1986年)、④『キタの街おこし自分史』キタの街おこし自分史 団塊世代&ジュニアむけ広告戦略(2003年)の4点を刊行、特に『イベント企画入門』は増刷を重ね続けたロングセラー本となった。

 お通夜は、糸川さんが選挙参謀としてかかわった5年前の大阪市長選挙で候補者を務めた渡辺武さんによる故人の歩みの紹介で始まった。その中で渡辺さんは、生前糸川さんが、実は自身の葬儀の進め方まで遺言状のような形で書き遺しておいたことを紹介、事実、その内容に沿ってこのお通夜も営まれた。形式は無宗教の音楽葬にする。戒名は付けない。焼香はやめて献花にし、献花中はラヴェルの「ボレロ」をエンドレスで流す―――。糸川さんの友人のご子息がバイオリンを演奏、アメイジング・グレイスほか4曲が流れる中、各々が故人を偲ぶ時間がゆっくりと流れた。遺族を代表して喪主であるご長男が「父は自由と責任を私たちに教えてくれました」と挨拶されたのが印象的であった。
 まさに最後の最後までイベントプランナーであった糸川精一さんに合掌――。


 

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新刊本、編集担当からのメッセージ

2008年03月19日 | 編集・営業ふらふら雑記

 新刊本が昨日から来週末にかけて順次出来上がってくる。なにしろ製本屋さんが家内制手工業なので時間がかかるのだ。でもこれでいい。この方がいろいろハプニングがあったときに対処しやすいこともある。さっそく著者団体へ500部納品してきた。

 「『この国に生まれてよかったか』~生活保護利用者438人 命の叫び」という少しタイトルは長いが、身近なところではいい書名だと言われているのだが、どうだろうか。 編著者は全大阪生活と健康を守る会連合会(大生連)。全国的に命と暮らし、そして医療、福祉、教育をはじめ生活に困ってる人たちを様々な形で支援する組織だ。

 438人。これほど多くの生活保護利用者の「生」の声が広く明らかにされるのはこの本が初めてだろう。原稿を寄せていただいた尾藤弁護士が言われるように、生活保護制度はもはや決して「あの人」たちの制度ではない。いつ、誰が利用するようになっても不思議ではない落とし穴が、今この国のあちこちに広がっている。生活保護利用者はこの10年間でほぼ倍増、国税庁調査では年収200万円以下の世帯が2006年、21年ぶりに1000万人を超えた。日本銀行の家計調査では貯蓄をしていな2人以上世帯は20.6%、5世帯に1世帯が貯蓄なしで、単身世帯では30%を超えている。また高齢者を中心に貯蓄の切り崩しが進んでいるという。

 憲法25条「健康で文化的な最低限度の生活をする権利」、その精神は生活保護制度によって具現されている。しかしそれが実行される現場は利用しようとする人たちにとって相当に冷たく厳しい。

 この本にはその現場で起こっていること、そして利用者のリアルな生活実態と生の声が数多く記録され、その1つひとつを読むごとにまさに書名の通りの「この国に生まれてよかったか」という思いを強く抱かざるを得なくなるのだ。

 しかし希望はある。政府が「水際作戦」や「硫黄島作戦」を展開してくる役所の窓口で、憲法25条と生活保護法制定の基本理念を武器に次々と反撃を行い利用を勝ち取っている人々の姿が描かれているからだ。さらにそれを支えてきた「私の要求」運動の存在。低所得者、生活困窮者である弱者1人ひとりが自分の言葉で生活を語り要求を掲げ、交渉に臨んでいく運動だ。

 編者の大生連事務局長である大口さんはその姿を本書「あとがき」に次のように記している。

 「生活保護利用者の訴えはその迫力が違います。生まれて初めてマイクを握る人が100人以上の参加者の前で話す、その時手も声も震えています。しかし、『人間らしく生きたい』という言葉の重み、その生々しさは、まわりのものを圧倒し、粛然とさせます。そしてこの中で発言をした人とそれを聞いた人たちとの、強固な一体感が生まれ、団結して闘うことの大切さを実感します」

 この本が生活保護問題に関心のある人のみならず、幅広い人たちに共感を広げていくことを強く願うものです。特に政府・厚労省関係の人にはぜひとも読んでもらいたいです。
 
 

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最新刊『この国に生まれてよかったか』~生活保護利用者438人 命の叫び 

2008年03月16日 | 新刊案内

尾藤廣喜氏推薦!(生活保護問題対策全国会議代表幹事)

 この本には生きた「当事者」の苦しみ、悩み、叫びがある。生活保護制度は一部の「あの人たちの制度」ではない。誰もがいつ「貧困」に陥るかも知れない可能性がある今、それは「私たちの制度」なのだ。その事実を知るためにまず「当事者」の声を聞くことから出発しよう。
 

 
『この国に生まれてよかったか』 生活保護利用者438人 命の叫び

全大阪生活と健康を守る会連合会編著

A5判 260ページ 定価1500円

●もくじ

 はじめに

第1章 生活保護利用者438人は訴える

      アンケートの結果について

  1.1万円で1ヵ月食べていく生活です

  2.会社の倒産で失業、家族4人の食費は1日400円、そして自己破産へ

  3.これからお金がかかる2人の子どもの将来が不安

  4.死を待つしかありません。光が見えません

   5.議員さんは無料で乗れるのに私たちにも優しくして欲しい

  6.早く仕事をしろ。そして保護を切れるようにしろと

  7.1人で申請した時、何の返答もなく追い返され、路頭に迷った


第2章 生活保護利用者、自ら語る

   1.9月末までに、月収9万3千円の仕事を見つけなければ保護は打ち切り

  2.1人暮らしの保護費の生活がこんなに苦しいとは

  3.近所の付き合いができないことが一番つらい

   4.夫の暴力から逃れても母子加算廃止で、やりくりに夜も眠れず

  5.役所は生活保護の申請者を人として扱って

   6.どうして70歳になったら生活保護は下がるんですか?

  7.大阪府は「若い人でも生活保護を受けられる」と国に言うべきだ

  8.毎日は風呂に入れないので、低体温症の妻の体を温めている

  9.知的障害者と喘息の子を抱えてどうすればいいのか

   10.映画を観たのは30年前。身内の法事も断り続ける

   11.夫婦ともガンを患い、欠かせない毎日の入浴

   12.入退院の繰り返しで、父母の祥月命日のお布施も出せない 

   13.どこまで苦しめるの?

    14.「散歩している元気があれば少しは働いたら」と嫌がらせも

   15.銀行通帳の振込欄に「セイカツホゴ」と記入、これは人権侵害

  16.風呂の回数を減らすのは、こたえる

  17.いちばんお金のかかるときなのに、納得できない

【母子加算削減に対して】

   1.子どもの能力を生かせてやりたくても、そのお金がない 

   2.子どもは毎日お風呂に入っていないと、いじめの対象   
    に
【厚生省生活扶助基準検討委員会に対して】

    1.生活扶助基準の引き下げの検討に対する意見

   2.私はこんな生活をしています

第3章 最近の生活保護、人権侵害事例

   1.母子世帯の申請を「若いから働け」と追い返す

   2.腎不全で苦しむ人に申請書を渡さない役所に抗議、遡及して支給へ

   3.重い精神障害で働けないのに「家賃が高い」と申請を

  4.申請を拒否され、乾パンだけを渡され飢えをしのぐ

  5.猛抗議してようやく申請書を受理させる

   6.「働けるなら受付けられない。仕事を見つけてから来い」

  7.前夫の暴力から逃れて、保護申請

  8.商売の失敗は保護理由にならないと、申請書を出し渋る

   9.うつ病の人を違法な事前調査の末、申請させず

  10.申請する前に、民生委員のところへ行けと「指導」

  11.申請直後「留守のため居住確認ができない」と「却下」

  12.申請直後「前夫の扶養能力あり」という理由で「却下」

  13.「福祉事務所には、死んでも、2度と行きたくない」

  14.生活保護費47日分を遡って支給させる

  15.4か月前に遡って支給させる

  16.07年9月7日のテレビで報道された西淀川区の生活保護申請権侵害に関する質問と要望

  17.新聞報道された生活保護に対する違法行為への質問状


第4章 2006年11月2日付、朝日新聞社説に対する意見

  1.社説「生活保護、使いやすく自立しやすく」について

 2.「母子加算の廃止はやむをえまい」について

 3.問われている「健康で文化的な最低生活」保障の確立

 4.居住用資産を保有する高齢者の生活保護からの除外について

 5.「『有期保護制度』は参考になる」について

  6.「生活保護から保険料を徴収し、医療費を自己負担」について

 7.「住宅や教育は自治体が責任を持って運営」について

 8.最後に

あとがき

資料① あなたも生活保護が利用できます

資料② あなたの暮らしに役立つ制度のご紹介

資料③ 全大阪生活と健康を守る会連合会所在地一覧                    
     

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2分の1成人式を祝う~土佐いく子の子どもlたちのまなざし⑪

2008年03月14日 | 土佐いく子の教育つれづれ

 ■命の連続性を学ぶ

 20歳の半分、二分の一成人式を保護者の皆さんと一緒に祝いました。
 式をする日までこんな授業に取り組みました。書家、相田みつをさんの「命のバトンタッチ」という詩や「いのちのまつり」という絵本を使って、命の連続性を学びました


 つながる命の中で一人でももし死んでいたら、あなたの命はこの世には生まれ出てこなかったという事実は、とび上がるほどの驚きであったようです。「オレってすごい!

」と椅子の上にあがって叫んでいた子もいました。
 次に、生命誕生の歴史を知ります。40億年前に海に一つの命が生まれ、それが長い歴史を経て、魚類、両生類、…哺乳類、そして人類の発生へと進化してきたのです。しか

もその歴史をお母さんのお腹の中で繰り返すというのですから、これまた驚きでした。
 そして、自分の「いのち年」が「40億年10年3ヵ月」であったことに心をつくして学びを深めたことでした。

 ■10歳の自分を熱く見つめる

 一方、親から自分の誕生にまつわる話や小さかった頃のことを取材して、記念誌にまとめさせていきました。
 また、10歳になった自分の成長を見つめ確かめながら文に綴りました。
「10歳になって、なんか自分が好きになってめっちゃ楽しくなった。友だちとのもめごとも自分らで解決できるようになったで! 言いたいことをはっきり言えるよ。作文と

か日記を書くのがまよわなくなって、好きになってうれしい。それに、今はゲームとかするより友だちとSケンとかダブルボンバーとかして遊ぶのがおもしろくなった」
 さらには、四年生の1年間のみんなの成長の足跡を「よびかけ」にしました。
 当日は、おじいちゃんやおばあちゃんも出席してくださって、教室の後ろも廊下もいっぱいの人でした。花で飾られた教室、これもみんな子どもたちの手作りの花です。
 凛とした張りのある声で「いのち」(小海永二)の詩の朗読が始まります。和気あいあいとした雰囲気の中で、小さい頃の話や10歳の自分の成長が語られていきます。

 ■生まれてきてくれてありがとう

 続いて「よびかけ」です。卒業式のように厳粛で、堂々とした語りに思わず涙していたお母さんたちでした。産み出してから今日までのことを思いめぐらせてもいたのでしょう。「よびかけ」に続く歌とリコーダーの演奏を聞きながら、こみあげてくるものがあったようです。


 最後は「親から子への手紙」でした。
「はるか、二分の一成人式おめでとう。はるかが生まれた日、お父さんは家で今か今かと待っていましたが、いつのまにか寝てしまい、病院に着いたらもう産まれていました

。女の子が産まれてほしかったから嬉しかったです。そんなはるかももう10歳。最近お母さんに似てきたのがちょっと心配。兄ちゃんの野球のおつき合いばかりで遊んであげられなくてごめんね。これからは買物、スケート、映画、吉本もはるかにつき合うよ。お父さんお母さんの子どもに生まれてきてくれてありがとう。父より」

(とさ・いくこ 大阪市立加賀屋小学校教諭)

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37度を切るとそれーっと~給食室から見た子どもたち⑪

2008年03月11日 | 給食室から見た子どもたち
 りんご組さんの○○ちゃん「残します」と元気のない声で食器を返しにきた。普段はおかわりもよくするのにどうしたのかな。
 聞いてみると、3日前38度の熱があったとか。「かわいそうに、あと1日家でゆっくりさせてやったらいいのに」と、退職したいまはそう思ってしまう。
 しかし、私も在職中は同じことをした。37度を切ると「それー」とばかりに保育所につれていった。子どもが病気のときは本当にしんどかったなあ。
 わが娘達も仕事を続けている。同じように体温計にふり回されているみたい。淋しいときもあったろうに、忘れたのかな。聞いてみると「保育所は楽しかった」と。ケロリとしている。愚痴をこぼしながらも仕事にいってる。そして輝いてる(親バカ!)。
 ○○ちゃん、はやく元気になってね。
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高橋尚子はやはりすごい!

2008年03月10日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル
 昨夜のスポーツニュース。名古屋国際女子マラソンで残念な結果に終わった高橋尚子選手の記者会見を見て感動した。「あきらめなければ夢はかなう」といって望んだ試合であったが、夢はかなわなかった。でも、最後まであきらめずに走り続けたその姿に多くのファンや人々が勇気づけられたことだと思う。すばらしい。これからもまだまだ走り続けるという言葉に、不世出たるアスリートの姿を見た。出身大学が家のすぐ近くにあるのでますます応援したくなった。彼女を支え続けるスポンサーも偉いではないか!
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素直な感性を持った子どもこそ~『やる気を引き出す子育て・教育』(田中敏夫著)

2008年03月10日 | 書評・紹介記事

神戸子どもを守る会の村井湛(むらい・たとお)さんに書評いただきました。ありがとうございました。

この本について見る

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何が大事なことなのか。

2008年03月09日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 突然の「三浦逮捕」ニュースの嵐であった。なんで今頃、こんなニュースが大きく報道されるのか…。はっきり言ってどうでもいいニュースなのだが、それこそ超重大ニュースのように新聞、テレビ、週刊誌などほとんどすべてのジャーナリズムが大きく扱っていた。新聞にしろテレビにしろ、限られた紙面と時間があるので、何かが大きく扱われれば、何かが小さく隅っこに追いやられることになる。ではどんなニュースが小さくなり、国民の目から遠ざけられていったのか。そこん所をよく見て、今の日本のマスコミ≒情報産業の役割を押さえておきたいと思う。


 そんな中、数日前の『朝日』に自社の大阪本社ビルを巨大な2つの高層ビルに建て替えるという記事が大きく出ていた。再開発、老朽化、景観、賑わい、防災などがその理由のようで、大阪中之島地区の最大級のビルになるそうである。立派なビルになるのは別に構わない。文句もない。高い購読料と巨額の広告収入で稼いできたものを何に使おうと結構なことである。要は中身である。巨大な高層ビルを建て最新の印刷工場を備え、高度な仕事環境が与えられたとしても、その結果が上記のような報道姿勢としてこれからも表れていくとしたらどうなのでしょうか?と『朝日』に対してジャーナリズムとしての役割をそれなりに期待する1人の読者としては考えてしまうのだが。
 それにしても近代建築の大阪朝日ビルや新朝日ビルが建て替えられるのは至極残念!


 

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土休の日、仕事に出るが・・・

2008年03月09日 | 編集・営業ふらふら雑記
 昨日は土休にも関わらず、たまっている仕事、早く片付けねばならない仕事があるので1人職場へ。よおーっし、これと、これと、これを処理しようと目標設定し取りかかるが、やはり土曜日ということもあってか、どうも気分が締らない。あちこちの誘惑に抗いきれずふらふらしながら仕事をするので結局予定の半分ぐらいしかできなかった。まあこんなもんやろう。やれやれの1日であった。
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