まいど、日本機関紙出版です。

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次の新刊は『べラミ楽団の20世紀 音楽でつづる日本現代史』(本庄豊/著)です!

2024年06月23日 | 新刊案内

次の新刊はわが機関紙出版史上でも異色中の異色の本。うーん、こういう世界があるのかと驚きの1冊になりました。

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海外航路や上海租界などでの楽団演奏はあったが、ジャズという音楽が日本で本格的に流行し定着するのは、1945年の敗戦後のことである。ジャズを持ち込んだのはアメリカ占領軍だが、演奏者は日本人の「にわかジャズミュージシャン」。彼らはアメリカ軍専用のダンスホールや各地キャンプ(基地)で米兵を慰めるためにジャズを奏でた。サンフランシスコ講和条約から朝鮮戦争期には日本人ジャズミュージシャンの演奏技術が飛躍的に向上し、彼らは高給取りとなっていった。

朝鮮戦争の休戦で米兵が本国に帰還したり、米軍基地が占領下の沖縄に集中するようになると、仕事を失ったジャズミュージシャンは芸能界やジャズ喫茶などで演奏するようになった。京都三条にあった高級ナイトクラブ「ベラミ」の前身もジャズ喫茶だった。

本書はその「ベラミ」の盛衰とバンドマスター・野力久良の一生を導きの糸として、ジャズやポップスを中心とした音楽の戦後史を社会運動的視点から描く。朝ドラ「カムカム」や「ブギウギ」でジャズに関心を抱いた方たちにもお薦めする一冊。

・著者 本庄豊
・判型/頁数 四六判 ソフトカバー 316頁
・本体価格 1600円
・出来日 6月21日
・書店発売日 7月2日
Amazon楽天ブックスなどで予約受付中

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次の新刊は『しのび寄る「新しい戦前」 ここまで来ている戦争準備』(渡辺国男/著)です!

2024年06月06日 | 新刊案内

2022年の年末、日本政府は改定安保三文書の閣議決定で戦争への道をさらに大きく踏み出すことになりました。「新しい戦前」とはそれを受けてタモリ氏がテレビ番組の中で発した言葉ですが、この本ではここ十数年のスパンで日本の政治の流れを俯瞰しながら、着々と戦争国家づくりの布石が打たれてきていることを検証し、戦争しない国(憲法9条)から戦争できる国(安全保障法制)、そして戦争できる国から戦争する国(改定安保三文書)へと「この国のかたち」が変えられようとしていることを追及します。

・著者 渡辺国男

・判型/頁数 四六判 ソフトカバー 218頁

・本体価格 1400円

・出来日 6月14日

・書店発売日 6月27日

・Amazonで予約受付中

 

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次の新刊は『万博は今すぐ中止! 被災地の復旧・復興を』です!

2024年02月28日 | 新刊案内

能登半島を襲った巨大地震。今なお多数の崩壊家屋と避難生活の人々。その被災地の復旧、復興に最大の障害となるのが2025年4月開催予定の大阪・関西万博です。昨年来、事業費の膨張が明るみにでて、万博に対する国民の批判は急速に高まる一方です。万博のテーマは「いのち輝く」、サブテーマは「いのちを守る」。であるならば、万博はきっぱり中止して、被災地の復旧・復興のために全力を尽くすべきです。

本書は昨年10月末に行われた「ストップ 万博・カジノシンポジウム」(日本共産党大阪府委員会主催)の内容を加筆修正してまとめたのですが、各パネリストの発言はとても説得力のあるもので、全国の、万博を止めたいという市民と運動に応える内容となっています。ぜひお読みください。

【目次紹介】

  • 万博はきっぱり中止を  たつみコータロー
  • カジノ用地賃料不当鑑定・談合疑惑を追及  本田祐典
  • 「お前はすでに…」大阪IRの崖っぷちな状況  鳥畑与一
  • 夢洲は市民の資産万博やカジノで破壊するな  藤永のぶよ
  • カジノは基本方針に適合しなければ認定取消を  桜田照雄
  • そこのけそこのけ万博・カジノが通る大阪市  山中智子
  • シンポジストへのQ&Aから

 

・編者 日本共産党大阪府委員会

・判型/頁数 A5判ブックレット/78頁

・本体価格 900円

・出来日 3月12日

・書店発売日 3月26日

・ネット書店販売予約開始→Amazon 楽天ブックス

・お申込み・ご注文、お急ぎの方はこちらへ→日本機関紙出版センター

 

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今年最初の発売本は、纐纈厚さんの『「戦争をする国」日本と反戦・護憲運動のこれから 「核抑止神話」「同盟信仰」の危うさ』

2024年01月06日 | 新刊案内

今年最初の新刊案内は纐纈厚さんの『『「戦争をする国」日本と反戦・護憲運動のこれから 「核抑止神話」「同盟信仰」の危うさ』。12月の出来ですが書店での販売は今月からです。よろしくお願いいたします。
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日本は2015年の新安保法制で「戦争のできる国」へと舵切りし、さらに「安保三文書」で「戦争をする国」に変わってしまった。アメリカとの共同関係のなかで、対中国包囲戦略の一翼を担うことが日本の安全保障に資するとする説明を本当に信じてよいのか。日本の防衛政策なるものが、戦争加担政策にしか受け止められない事実を指摘しながら、「戦争をする国」を批判する視座を共有すること、そして反戦及び護憲運動を通して、「戦争をしない国」あるいは「戦争ができない国」へと再転換を果たすべく方途を紡ぎ出したい。

・著者 纐纈厚/著

・判型/頁数 A5判ソフトカバー/168頁

・本体価格 1300円

・書店発売日 1月13日

ネット書店販売開始→Amazon 楽天ブックス

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神戸の疎開児童たちの文集が本になりました!

2023年12月18日 | 新刊案内

今年、神戸に通いながら編集協力させてもらった本。それが、兵庫の「語りつごう戦争」展の会のみなさんが発掘した学童疎開児童の文集とその解説を記した本です。兵庫県朝来市の竹田町のお寺に疎開していた児童たちが、終戦2週間後に、疎開体験と戦争が終わったことについて書いた鉛筆書きの文集ですが、こういうものが他で発見されたということを知りません。なのでとても貴重な文集です。

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あの戦争で日本各地が空襲されるようになり、戦争遂行の「足手まとい」になるからと始まった学童疎開。その児童たちが敗戦半月後に記した文集が発掘された。一生懸命書いたと思われる51名の鉛筆書きの拙い文章から、いまだ戦争が無くならないこの時代に生きる私たちは何を感じとることができるだろうか。

さらに「戦争展」に展示されたある疎開先で写された集合写真の中に、自身の姿を発見した女性が実はその文集執筆者の一人であったというその事実に私たちは驚くのであった・・・。

・編著者 「疎開生活壱ヶ年のあしあと」文集編集委員会/編

・判型/頁数 A5判ソフトカバー/182頁

・本体価格 1500円

・ただいま好評発売中です。※お急ぎの方は小社に直接お申込みください。

・Amazonはこちらです

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次の新刊は『〝次期〟介護保険改悪と障害者65歳問題』(大阪社保協介護保険対策委員会/編)です!

2023年10月31日 | 新刊案内

次の新刊は大阪社保協介護保険対策委員会の『〝次期〟介護保険改悪と障害者65歳問題』です。来年の介護保険改定の内容と障害者の介護保険優先原則について考えます。
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「高齢者人口がピークを迎える2024年ごろ」に向け、人手不足と介護費用増加の危機感を煽り、負担増と給付抑制のために「次の介護保険見直し」に着手する政府に対して、地域からの介護保障運動の課題を考える。また障害者の65歳「介護保険優先原則」の根本問題から、安心して使える社会保障制度の在り方を問いかける。

・編著者 大阪社保協介護保険対策委員会/編、日下部雅喜・雨田信幸/著

・判型/頁数 A5判ブックレット/80頁

・本体価格 900円

・出来日 11月1日 ※お急ぎの方は小社に直接お申込みください。

・書店発売日 11月15日予定

・ネット書店予約開始→Amazon

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次の新刊は『健康保険証廃止にストップを~ マイナンバーカードと保険証の一体化、その目的は医療情報の利活用』(黑田充/著)です

2023年10月24日 | 新刊案内

次の新刊は、マイナンバーカードと健康保険証廃止問題に決着をつける決定本です!
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マイナンバーカードを健康保険証の代わりに使うことで健康保険証を廃止するという計画が発表されて以降噴出した、さまざまな問題点を分析・解説、政府の杜撰な方針の撤回を求めていく。だがマイナンバー制度の問題を「個人情報が漏れると怖い」と狭くとらえていては、私たちの人権を守ることはできない。世論に抗してまで健康保険証廃止をゴリ押ししてまで進めるのはなぜなのか。個人情報がどう利活用されて「もうけのタネ」になるのか。それはどのようにして人権侵害をもたらすかを考えてみることが必要だ。

・著者 黑田 充

・判型/頁数 A5判ソフトカバー/192頁

・本体価格 1400円

・出来日 10月30日

・書店発売日 11月13日予定

・ネット書店予約開始→Amazon

・目次紹介

第1章 マイナンバーカードをめぐって今、起きている問題

第2章 健康保険証利用の仕組みとトラブルの原因

第3章 政府が主張するメリットは本当なのか

第4章 健康保険証廃止は弱者の切り捨て

第5章 マイナンバー制度とプロファイリング

第6章 なぜ起きたマイナンバーの誤登録

第7章 公的個人認証とマイナポータル

第8章 オンライン資格確認と医療DX

第9章 マイナンバー制度のさらなる利用拡大と人権侵害

第10章 プロファイリング、顔認識をめぐる世界の動き

11章 健康保険証廃止反対と個人情報保護、そして日本国憲法

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次の新刊は『私たちの広島サミット 被爆地から核廃絶を訴える』(G7広島サミットを考えるヒロシマ市民の会/編)

2023年09月19日 | 新刊案内

次の新刊は、先のG7サミットの宣言に大いなる疑問を抱いた広島の市みなさんからの提案で出版化された本です。ぜひ全世界の人たちとも共有したいメッセージが詰まっています!
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G7広島サミットは本当に「成功」だったのか。賛否に揺れたヒロシマは、あの熱狂をどう捉えたか。被爆地としての視座を示す、必読の1冊。被爆者や若者、平和を願う市民31人の声を集約し、緊急出版!  サーロー節子さん(カナダ在住広島被爆者)、川崎哲さん(核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員)、平岡敬(元広島市長)も寄稿!

・編集 G7広島サミットを考えるヒロシマ市民の会

・判型/頁数 A5判ソフトカバー/184頁

・本体価格 1400円

・出来日 9月22日

・書店発売日 10月6日予定

・ネット書店予約開始→Amazon

・執筆者と目次から
はじめに   神部 泰
足立修一   G7サミットを広島で開催したことにより核廃絶は前進したか
安彦恵里香  風化にあらがう
岡島由奈   G7広島サミットに向けて行った署名活動から学んだこと
岡久郁子   手立てを尽くして、「黒い雨」被爆者の救済を
忍岡妙子   核兵器廃絶の声を私たちはあげ続けます
神部 泰   平和への共同をさらに強く、大きく
小山美砂   空っぽだった「広島」 都合よく利用させないために
佐久間邦彦  広島のこころを踏みにじったG7「広島ビジョン」
佐々木猛也  ヒバクシャは、そして、われわれ広島市民は、「広島ビジョン」を拒否する!
佐藤 優   座して待っているだけでは平和はこない
サーロー節子 次の時代を創るのは市民社会の人びとの意思と行動
瀬戸麻由   小さな声とG7サミット
高東征二   「黒い雨」運動にかかわって
高橋悠太   核なき世界を日本から! 市民社会はとまらない
田中美穂   『社会を変える言葉を持つ』
辻 隆広   『はだしのゲン』削除・「ひろしま平和ノート」問題にG7の本質が
寺本 透   今って平和なん? 子どもたちと考えたG7
難波健治   岸田首相・松井市長は広島をどうしようとしているのか
平岡 敬   「広島ビジョン」に異議あり
藤川晴美   「このままでいいの⁉」を行動に‼ 再び戦争する国にさせないために
藤中 茂   子どもたちに安心と未来への希望を創り出すために
舟橋喜惠   大騒ぎのG7広島サミット! 核廃絶はどうなる
箕牧智之   世界の政治家に進めてほしい「核なき世界」
宮崎園子   「平和サミット」で奇しくも感じた「戦争の空気」
村上厚子   66回目の平和行進で核廃絶訴えて、元気に行進
望月みはる  被爆者の生活史は、核兵器の廃絶を訴える
森 眞理子  被爆地ヒロシマから大軍拡NO! 子どもたちに平和な未来を!
森 芳郎   「安保3文書」強行で、増強に拍車がかかる呉基地の現状
矢野美耶古  被爆者は黙らない
山田寿美子  核兵器廃絶実現!となるまで生き続けてこそ
渡部朋子   G7広島サミットは終わらない
本書に寄せて 川崎 哲

 

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次の新刊は『先住民族アイヌを学ぶⅡ 北海道に行ってみた』(共編/石川康宏 建石始 大澤香)

2023年09月04日 | 新刊案内

次の新刊は昨年出した『先住民族アイヌを学ぶ』の続編です!

神戸女学院大学の学生たちがアイヌを学びに北海道へ。萱野茂二風谷アイヌ博物館、平取町立二風谷アイヌ文化博物館、国立アイヌ民族博物館・ウポポイ(民族共生象徴空間)、知里幸恵 銀のしずく記念館とアイヌの口承文芸、歴史と文化、遺骨問題、そしてアイヌの言葉など様々な姿に触れてきた。漫画『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修者中川裕氏の特別講演「アイヌの世界観とアイヌ文化の現在」も収録。巻頭カラーグラビア付き、アイヌの今を学ぶ最新テキスト!

・共編 石川康宏 建石始 大澤香

・判型/頁数 A5判ソフトカバー/206頁

・本体価格 1500円

・出来日 9月13日

・書店発売日 9月27日予定

・ネット書店予約開始→Amazon

【もくじ紹介】

巻頭グラビア

はじめに 建石始(神戸女学院大学教授)

第1部 北海道に行ってみた

よく学び、楽しくすごした4日間 石川康宏(神戸女学院大学名誉教授)

第1章 アイヌ語と口承物語の継承者 木幡サチ子(アイヌ語口承文芸講師)
イランカラㇷ゚ テ〜こんにちは
小鳥と水の物語
カミナリが落ち、村は全滅に
祖父の子守唄を勉強し
〈質問に答えて〉

第2章 違いを認めて理解し合えば、戦いは起きない 貝澤耕一(平取アイヌ文化保存会事務局長)
世界で一番アイヌ民族の密度が高い村
歴史を明らかにしない国立博物館
アイヌ民族と二風谷ダム裁判
ロシア、ウクライナ、そしてアイヌ
先住民族と認めたが権利は認めない日本政府
日本は単一民族国家ではない
1人ひとりが違う存在として生きている
もっと相手を理解し自分を表現する
〈質問に答えて〉

第3章 過去に目を閉じる者に未来はない 木村二三夫(平取アイヌ遺骨を考える会共同代表)
アイヌが辿らされてきた屈辱的な歴史
日本政府は加害者という認識を学校教育で
「一通の嘆願書」をきっかけに
過酷な強制移住、強制労働と私の祖先
遺骨盗掘と返還問題
アイヌ政策推進法の周知徹底を
アイヌ遺跡を隠す北大
多民族多文化国家に歩みを
〈質問に答えて〉

第4章 アイヌ語を北海道の公用語にしたい 関根健司(平取町教育委員会・アイヌ語講師)
二風谷で妻と出会いアイヌ語に魅了
アイヌ語が話せないのは自然なこと
二風谷小学校でアイヌ語授業
マオリ族の言語学習メソッドに学んで
〈質問に答えて〉

第2部 北海道から帰ってきて

第1章 《学生座談会》フィールドワークを終えて
岡野眞生子 森谷野乃花 立花若葉 前田奈奈葉 濱野笑里 中川稚菜 野崎舞 久保田梨紗 末富琴子 飯田好花 松本佳子 新海沙和 石川康宏
1.平取町でみっちりお話をうかがって
2.それぞれの資料館を見て考えたこと
3.北海道を訪れる前と後で

第2章 《教員座談会》フィールドワークを終えて 石川康宏・建石始・大澤香
1.訪れたからこそ学べたこと
2.萱野茂二風谷アイヌ資料館で
3.60歳からアイヌ語を学んだ木幡サチ子さん
4.平取町立二風谷アイヌ文化博物館と貝澤耕一さん
5.アイヌ料理、舞踊、ムックㇼ、輪唱も
6.遺骨問題と木村二三夫さん
7.アイヌ語普及と関根健司さん
8.ウポポイ展示の明と暗
9.自分を重ねて観た知里幸恵 銀のしずく記念館
10.大学にもどって
11.学生たちの学びをふりかえって

第3部 アイヌの世界観とアイヌ文化の現在

中川裕先生をお招きして 石川康宏

第1章 アイヌの世界観とアイヌ文化の現在 中川裕(千葉大学名誉教授)
伝統的な音楽を現代化して歌うアイヌの人たち
アイヌ民族文化財団のアイヌ語ポータルサイト
日常生活をアイヌ語で
アイヌ文化は過去のものではない
キーワードはカムイ
カムイを日本語に訳せば
アイヌのカムイ観
あらゆるものと共生
ヤブマメの唱え事
アイヌと交易
『ゴールデンカムイ』を読み解く
人間とカムイの関係という思想
アイヌの世界観の中心にあるもの

第2章 中川裕先生と学生たちのQ&A
学校の教科書に書かれていない歴史の学び
アイヌ語習得はどうやって
ルーツに当たる方言の言葉を覚える
アイヌ文化は人に注目して
アイヌ語が氾濫する状況を
アイヌを知る交流の場を

おわりに 大澤香(神戸女学院大学准教授)

 

 

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次の新刊は上脇博之さんの『なぜ「政治とカネ」を告発し続けるのか~議会制民主主義の実現をめざして』です!

2023年08月01日 | 新刊案内

上脇博之さんと言えば「政治とカネ」問題のスペシャリストですが、なぜ次々に大物政治家を刑事告発し続けているのか、そのエネルギーはどこにあるのか、そんな疑問を一友人として抱き、本書を書いていただきました。ぜひお読みください!
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いつまでもなくならない「政治とカネ」の関係だが、この人ほどこの問題に真正面から挑み続ける人を知らない。次々に政治家の刑事告発・提訴を行い続ける憲法研究者が自らその素顔を語り、今なお議会制民主主義が実現しない日本社会を、熱き志を胸に問い続ける。

【石川康宏・全国革新懇代表世話人推薦‼】
焼きそば屋で哲学していた青年が麻雀をやめ、憲法研究の道に進んだ。それから37年。ドイツ憲法の分析から日本国憲法に照らして政治を監視する活動まで。敬愛する同志・上脇さんの熱い闘いの歩みがここにある。

・著者 上脇博之

・判型/頁数 46判ソフトカバー/196頁

・本体価格 1400円

・出来日 8月10日

・書店発売日 8月25日予定

・ネット書店予約開始→Amazon楽天ブックス

 

 

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次の新刊は『私たちは黙らない!』(平和を求め軍拡を許さない女たちの会 関西/編)です。

2023年04月02日 | 新刊案内

岸田政権の大軍拡予算が決まりましたが、これに大きな危機感を抱いた女性たちが1月11日に「平和を求め、軍拡を許さない女たちの会」が立ち上がり、声明を発表、賛同を募る運動がChange.orgで呼びかけられ広がっています。この本は、そのうち特に関西を中心にした賛同者たちがそれぞれの立場から声を上げようと、その思いを書き綴ったものです。ぜひ多くの方に読んでいただき、思いを共有してもらって、この取り組みの拡大の一助になればと思います。

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大軍拡路線に舵を切った2023年度予算が成立した。これに危機感を持った様々な分野で活躍する女性たちが互いに声を掛け合い「平和を求め、軍拡を許さない女たちの会」を立ち上げ、声明を発表すると共に、賛同署名を募る運動をChange.orgで呼びかけている。

軍拡は、子どもや女性、少子化対策をなおざりにしこの国を衰退に導き、近隣諸国に敵を作るだけで、やるべことは軍拡ではなく外交努力を積み重ね平和を模索することだ。

本書は、この日本社会に大きな危機感を持ち、「女たちの会」に賛同した有志によって編まれた。子どもたちが戦争で苦しむような社会にしたくない、軍拡の予算があれば社会的弱者をもっと救えるはずだ、勝手に政府だけで決めずにもっと市民の声を聞いてほしい――などの思いで、それぞれの立場から声を上げた。

【目次の紹介】

はじめに  平井美津子
阿久沢悦子 「武器を買うより、子どもの誕生日を祝いたい」
安彦恵里香 恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存することができるように
市田真理  子どもたちは わかってる
岡野八代  この国は、いったい何のために存在しているのか――人殺しを止めろ!
奥谷禮子  国民を守る術――「ほほづゑ」
小野川文子 障がいのある人・子どもそして家族と戦争
海北由希子 外国人労働者依存とトマホーク爆買い:
      人口減少と国力低下に歯止めがかけられない政権与党はクビに
景山佳代子 「国」を守るとは言っても、「民」を守るとは言わない日本政府
清末愛砂  語りの不可能性に向き合いながら、軍事力に依拠する安全保障に異を唱える
栗原佳子  「沖縄を再び戦場にしないで」 軍備増強に断固反対 元学徒ら声明
糀谷陽子  武器より教育
幸田 泉  岸田首相の「聞く力」は誰の話を聞いているのか
小山美砂  「被爆者」と認められない原爆被害者たちの、今も続く闘い
酒井かをり 戦争をはじめない決意と引き返すための対話を!
笹本育子  青年教職員たちの願いは
志田陽子  「安保3文書」にインフォームド・コンセントはあるか
志水博子  すでに公教育において戦争への準備は進みつつある
杉浦ひとみ 戦争のない社会で子どもたちを育てたい〜今こそコスタリカに学びたい
砂脇 恵  今、政治に求められているのは、いのちと暮らしの安全保障
髙橋恵子  1人でも多くの国民が幸せを感じることができる予算を
田中優子  今なら引き返せる
寺内順子  こどもたちの未来のために〜軍拡ではなく社会保障・教育費の拡充を
橋本智子  プチ憲法カフェ 〜私たちの「平和のうちに生存する権利」を守れ!
濱田恵美  心満たされた笑う大人の姿を子どもたちに見せてあげたい
菱山南帆  子女たちは軍拡に反対する
平井美津子 全ての子どもたちが平等に扱われる社会を
田佳子  「#軍拡より生活」で連帯していきましょう!
崎園子  履歴書に「想い」が伴わない軽薄さ
望月衣塑子 反戦を願うみんなの声をたぐり寄せて
おわりに  石田法子  今、声を上げずにいつ平和を語るのか? 

・編者 平和を求め軍拡を許さない女たちの会 関西

・判型/頁数 A5判ソフトカバー/178頁

・本体価格 1300円

・出来日 4月20日

・書店発売日 5月2日予定

・ネット書店予約開始→Amazon楽天ブックス

 

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次の新刊は『安倍晋三元首相銃撃事件の深層~統一協会と野合・癒着の闇を照らす 』(渡辺国男/著)です!

2023年03月13日 | 新刊案内

次の新刊は統一協会の闇を照らす本です。最近、マスコミ報道が少なくなった統一協問題ですが、問題の根本は何ら解明されていません。著者の渡辺さんは安倍首相殺害事件後明らかになった統一協会の闇に強い関心を持ち、膨大な量に上る数多くの出版物、新聞・テレビ報道、ネット記事などに目を通し、何が問題かを総括的に把握、その成果をまとめたのがこの本です。そして現時点ではまだ多くの問題が残っていることを訴え、さらなる解明の必要性を訴えています。

この春の一斉地方選挙、さらには予想される総選挙に向けて、安倍・菅・岸田政権と反社会的組織との関係が一層明らかにされることを期待して本書をお届けします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
世紀にわたって自民党と統一協会は、反共と反社会的活動のためにお互いを利用し合ってきた。その反社会的活動は司法が断罪してきたが、最も関係の深い人物たちが今なお自民党の要職や三権の長にあるなど政府・自民党には統一協会との深刻な癒着への反省がまったくない。問題の解明はまだこれからが本番なのだ。

・著者 渡辺国男
・判型/頁数 四六判ソフトカバー/264頁
・本体価格 1500円
・書店発売日 3月31日予定
・出来日 3月20日
・ネット書店予約開始→Amazon楽天ブックス

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次の新刊は『何が問題か マイナンバーカードで健康保険証廃止』(黑田充/著)です

2023年02月15日 | 新刊案内

次の新刊は、いま大きな問題になっている健康保険証の廃止について黑田充さんに書いていただきました。
岸田政権はが2022年6月に医療機関等に対しオンライン資格確認の導入をこの4月から義務付けることを閣議決定し、これによりマイナンバーカードの健康保険証としての利用がにわかに注目されるこになりました。そして河野デジタル大臣は2024年秋に保険証を原則廃止すると発表しています。さらにこれをめぐる動きでは、資格確認証の有料発行とか、岡山県備前市では子どもの給食費や給食費無料化対象者をカード取得者に限定するといったようなとんでもない動きがあります。いま一度、あらためてマイナンバーカードの目的について学び合うことが必要です。
・・・・・・・・・・・・・・
マイナンバーカードの健康保険証としての利用はカードを普及させるためではない。背景には国民の医療情報を利活用するための仕組みを構築する大きな狙いがあり、健康保険証としての利用は、カードが様々な免許や資格を証明する万能身分証に化ける入口に過ぎない。オンライン資格確認の義務付けや保険証廃止に反対しこれを跳ね返すには、政府の思惑を正しく知ることがまず必要だ。

・著者 黑田充
・判型/頁数 A5判ブックレット/112頁
・定価 1320円
・出来 2月28日
・書店発売 3月10日
・Amazonで予約開始
・楽天ブックスで予約開始

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次の新刊は『大阪のコロナ禍3年を検証する』(企画/大阪社会保障推進協議会)です!

2023年01月21日 | 新刊案内

この2月で新型コロナウィルス感染症が日本で広がり丸3年です。無数の人が感染し亡くなりました。特に大阪の惨状は目を覆うほどのものでした。第8波にある今、この3年間いのちの現場で何が起きていたのか、それを検証・再確認し、いのちを大切にする自治体行政への提言です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新型コロナ禍から3年、大阪ではコロナ死者数が全国最多となり、深刻な被害をもたらした。コロナ対策が後手に回った結果、保健所の機能はパンクし、医療機関は対応に追われ、介護・障がい現場では陽性者の留め置きが常態化するなど、各現場は過酷な状況に見舞われた。新型コロナが猛威をふるう中、それぞれの現場では何が起きていたのか。その時、大阪府政や自治体の対応は。第一線でコロナ禍に立ち向かった現場の目線から、コロナ禍の行政の対応を検証し、第8波以降を見据え、必要な対策を問題提起。

・企画 大阪社会保障推進協議会
・判型/頁数 A5判ブックレット/120頁
・定価 1320円
・出来 1月31日
・書店発売 2月13日
Amazonで予約開始
・そのほかのネット書店検索はこちらから

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次の新刊は上脇博之さんの『憲法の破壊者たち~自民・国民・維新・勝共・日本会議の改憲案を検証する』

2022年12月08日 | 新刊案内

著者の上脇博之さんと言えば、いつも「政治とカネ」関係の事件の報道・ニュースでコメントされてるのでご存じの方も多いと思いますが、憲法の研究者でもあります。小社からはこれまでに3点の改憲問題をテーマにした本を出版いただいており、本作が4点目となります。

岸田政権は、敵基地攻撃能力の保有、防衛費(軍事費)倍増、南西諸島の自衛隊基地増強など確実に戦争をする方向に歩み始めていますが、それに「NO!」を突き付けているのが憲法です。これこそが立憲主義です。いろいろ悪だくみを準備する彼らですが、野党の国会追及の前に口にするのは常に「憲法の範囲内で」「専守防衛の範囲で」・・・です。だから彼らはどうしてもこの憲法を壊したいという欲望を内に滾(たぎ)らせています。彼らの主張する改憲の何が問題なのか、ぜひこの本をテキストにして戦争反対と平和を求める、そして改憲反対の運動を広げましょう。
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私たち国民は、国会で改憲勢力が3分の2を占めた今、あらためて憲法第9条改憲がアメリカの要求であることに加え、反社会的団体の要求であるという事実も直視して、改憲政党が提案する改憲の問題性・危険性を冷静に確認する必要がある。

・著者/上脇博之(かみわきひろし)
・判型・頁数/A5判ソフトカバー/194頁
・定価/1540円(税込)
・出来/12月8日
・発売/12月19日
・ネット書店予約/Amazon 楽天ブックスほか

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