まいど、日本機関紙出版です。

〒553-0006 大阪市福島区吉野3-2-35
 TEL06-6465-1254 FAX06-6465-1255 

自転車に乗ってふらふらと・・・。

2007年09月28日 | 編集・営業ふらふら雑記
どうにも思ったように仕事がはかどらなくて困りものである。仕事が団子状態になりつつあり、あれもこれもという感じで、いつものパターンに突入か。とりあえずは懸案の神戸のT氏からの持込企画の原稿整理のメドがたったのでひと安心というところか。あとは表紙デザイン関係をどうするか・・・しばし考えておくことにする。
 金曜日なのでトーハン大阪支店にいつものように自転車に乗ってふらふらと出向く。車ではない。自転車である。だいたいの版元営業は車でやってくるものなのだが、わが社は自転車、しかも大型カゴを前後に備えた特注品の自転車なのだ。雨が降ったらケース付きに変身する。どうだ、参ったか。エコロジー&健康のためが表向きの理由だが、車に積むほどの荷物にならないのだ。もちろんたまにはあるが・・・。ガソリン高騰の折、節約にもなる。駐車場に車検・点検・修理など維持費も結構かかる。3年前から自転車にした。これがなかなか悪くない。渋滞もないし、大きな交差点以外では信号も適当にスルーできるし、時間は車と変わらないのだ。この自転車で梅田ぐらいまでなら簡単に行っている。郵便局や宅急便の発送もこれで行く。大きな荷物はトラック便が取りにきてくれるので、何の心配もない。
 さて、毎週火曜日と金曜日の週2回が搬入と短冊回収なのだが、今日は棚卸しの日なので搬入はない。行くと担当のTさんが「今日は全然荷物がないので、仕事にならない。何とかして~」とのこと。確かに暇そうにしている。まあ、こういう日もいいじゃないですか。ちなみに回収した短冊は1枚! 貴重な1枚である。高槻市芝生図書館からの注文である。芝生図書館さん、ありがとう! 昔はこんなことはなかった・・・、と言っても仕方がない。帰り道、出版輸送へ寄り日販の短冊を回収する。今日はまずまずの注文だ。顔なじみの兄ちゃんとしばし雑談を交わす。
 お昼近くになったので途中スーパーに寄り、食料品を仕入れ、いくつかの事務用品を購入。昼食後、午後の会議に備えてレジメを作成、3時からの会議に臨んだ。今回は新たな出版企画を2点提案、大方の合意を得る。内1点はまったく初めての分野の本になるので、さてどうなることやらである。明日、著者にさっそく連絡をとることにしよう。会議後、T氏の原稿整理を追い込み、I氏に支払う印税を手配する。
 明日の夜は京都の某所で石川ゼミ旅行に参加したチーム大人の集まりがある。まあ、打ち上げといったところか。そろそろその取材記事も書かなくてはならない・・・。よおーッし、週明け一番の仕事にしよう。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Key.Sugar 3thライブin天満教会のご案内

2007年09月26日 | 行事のご案内&報告

 いつもお世話になっている佐藤圭子こと、Key.Sugarさんのライブコンサートがありますので以下にご案内します。ぜひ聴きに来てください。きっと、新たな元気がわいてきます。

 みなさま、お元気ですか? ようやく秋らしくなってきましたね。
 2年半ぶりにライブを開くことになりました。会場は、ステンドグラスが美しい天満教会礼拝堂です。一昨年、「多喜二へのレクイエム」を作って以来、たくさんの出会いがありました。生きる希望をなくしていた年輩の女性が、毎晩この歌を聴いてくださり自死を思いとどめられた話、「亡くなった夫のことを歌ってくれているような気がした」「憲法を変えようとする動きに自分のできることをしなければと思った」など感想を寄せて下さった方、昨年1月には多喜二のご遺族のご自宅で、ミニホームコンサートを開き、今春は韓国「ナヌムの家」でハングル・日本語でこの歌を聴いていただくなど、ドラマの連続でした。

 10月13日は、小林多喜二の誕生日。生きていたら104歳の彼は、日本によるアジアの植民地化反対、絶対主義的天皇制を批判する小説を書いて、29歳の若さで時の権力に命を奪われました。不屈の小説家であると同時に、音楽を聴くこと、歌うことが大好きな人でもありました。弟の三吾さんのヴァイオリンで音をとってもらいながら、チャイコフスキーの「ただ憧れを知るものだけが」を歌ったりしたそうです。
 今回は、第1部で、小林多喜二ゆかりの音楽を、歌と朗読、ピアノで紹介します。ピアノに山崎幸次さん、尾オルガンに大谷友香さん、朗読に小松史郎さんを迎え、イタリア歌曲、チャイコフスキー歌曲のほか、日本歌謡、賛美歌など、これまで歌ったことのないものに挑戦します。恋人、家族を愛し、命がけで小説を書き続けた多喜二が、どんな心持でこれらの歌を口ずさんだのか、思いを馳せながら舞台に立ちたいと思います。
 第2部は、オリジナル・ソングを集めました。ゲーテの「野ばら」に自らも曲をつけメドレーで、高齢者ご夫妻に贈ったラブソングや、人間賛歌「間違えたっていいじゃないか」など、取材活動などを通じて感じた平和、人間の尊厳、命の輝きなどを歌います。お誘い合わせの上ぜひ、いらしてください。なお、お越しいただける場合は、お早めにお申し込みいただけたら幸いです。

●2007年10月13日(土)午後4時(3時半会場)
天満教会(地下鉄南森町下車)


大阪市北区天神西町4-15

●入場料 2000円
●演奏曲目 主よ人の望みの喜びを/アメイジンググレイス/多喜二へのレクイエム/ラ・マルセイエーズ/ニーナの死/ジョスランの子守唄/オ・ソレミヨ/ただ憧れを知る人だけが/まぼろしの影を追いて/荒城の月/日曜日/野ばらメドレー/朝の風と光につつまれて/住みなれた街に/天国に還った天使/青い空を抱きしめて/子ども叱るな来た道じゃ/間違えたっていいじゃないか/もし/私が先生になった時/私は歌う今日のように/ほか

●チケットのお申し込みは下記へ
 office Hare (yamamoto  design office hare)
  TEL&FAX 06-6882-0232 (090-3894-6368)
  e-mail hare@hare98.com

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコン新聞編集科を開講~機関紙学園受講生募集中

2007年09月21日 | 行事のご案内&報告

 日本機関紙学園関西校が10月4日(木)からはじまります。科目は「パソコン新聞編集科」の1科のみです。機関紙の役割、企画から編集作業までを実習しながら学びます。記事の書き方・見だし付け・レイアウトなどを編集ソフト「パーソナル編集長」を使って学びます。ぜひご参加を!
 くわしくは下記チラシかこちらまでお問合わせください。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな子どもいいな~子どもたちのまなざし⑤ 土佐いく子

2007年09月17日 | 土佐いく子の教育つれづれ

 礼儀正しく、勉強もよくできて、スポーツは抜群という「ハンカチ往時」のような少年がもてはやされると、わが子をどんな子どもに育てたいのか、という「子ども像」が狂わされてきているのではないか、と気になっています。「あんな子の親ってどんなにか幸せでしょうね」などと親たちが集まると話をしているのです。

■まっとうに育つ子は

 私は教師になってこのかた、たくさんの子どもたちに出会ってきました。こんな子はしっかり自立し、まっとうに育つぞと思った子どもって、どんな子どもだったでしょうか。
 ○「ああおいし」と言いながらお腹をすかせて帰って来て喜んで食事をする子
 ○どろんこになって帰って来て、ことんとぐっすり眠る子
 ○三日坊主のくせに、なんでもやってみたいと目を輝かす子
 ○お年玉の袋だって、お気に入りのものを大事にしまっておく子
 ○がらくた大好き、いろいろ集めては、物を作るのを楽しむ子
 ○年齢相応のどこにでもいる子ども
 ○ケンカも失敗もするけど、翌日ケロッとして、またケンカして叱られる子
 ○動植物の名前を知っていて、世話をしたりかわいがったりする子
 ○抱いてやったら素直に甘えられる子
 ○自分の好きなことがあって、それに熱中できる子
 ○えがおのかわいい子
 ○本を読んでもらうのを喜ぶ子
 ○友だちのうれしいことやがんばりをいっしょに喜べる子
 ○欲しいものが手に入るまで時間がかかっても待とうとする子
 ○きれいだなあ、いいなあと心をふるわせて感動できる子
 ○許せないことがあるとくってかかってくるが、自分が悪いとわかったら謝れる子
 ○泣き虫でも甘えん坊でもいい、人にやさしい子
 ○これがいい、これにすると自分で決められる子
 ○百点でなくっちゃとキリキリせず、まっいいかと少し大らかになれる子
 ○家では兄弟ゲンカをしても、外へ出たら兄弟を守ってやれる子
 ○「母ちゃん洗濯物入れといたで」とたまには親を喜ばせてくれる子
 ○小さい子をかわいがったり、年上の子とも遊ぶが、同年齢の子と必死になって遊ぶ子
 ○大人が本気になったら、本気になって話が聞ける子
 ○学校では一人前えらそうなことを言ってがんばっていても、家に帰るとダラダラもするし甘える子
 ○できないことやわからないことをバカにしない子
 ○大人になったら父ちゃんみたいな消防士になるねん、と大人にあこがれている子

 決して優等生ではないけれど、実に子どもらしく笑顔よしで甘えんぼでやんちゃな子どもたちでした。子育ては、何かをできるようにさせる能力を伸ばすことだ、とばかり思っていませんか。
 次回は「こんな母ちゃんいいな」を紹介します。(とさ・いくこ 大阪市立加賀屋小学校教諭)

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハルモニの声が届いたか? 安倍首相が劇的退陣へ!~韓国旅行

2007年09月16日 | 編集・営業ふらふら雑記

 10日から13日まで、神戸女学院大学石川ゼミの韓国旅行に同行した。参加者はゼミ生14人、元ゼミ生1人、他大学生2人、社会人5人に石川先生の合計23人である。主な訪問先は①ナヌムの家&「慰安婦」歴史館 ②3.1独立公園 ③西大門刑務所跡で、ほかに自由時間を利用していくつかの資料館を回った人もいた。
 石川ゼミのナヌムの家訪問は今回が4回目、毎回ハルモニの証言を聞き日本と韓国の現代史を学び、1人ひとりのゼミ生たちの成長に大きな影響を与えてきた。ナヌムの家は、いつかそのうちに機会があれば訪れてみたいと思っていた所だけに、今回のお誘いはありがたかった。
 12日、水曜集会でハルモニたちとともに日本政府(大使館)への抗議行動を行った直後に、安倍首相の退陣表明のニュースが飛び込んできたのはまさに劇的であった。一瞬、ハルモニたちの声が届いたのではないかと思った。ハルモニたちの人生はもう残り少ない。日本政府は一刻も早く心からの謝罪をしなければ、その未来はいつまでも閉ざされたままであろう。
 ハルモニの証言以外にもビデオ、資料館の展示、ガイドさんの話などさまざまな場面で学びの場に自らを置いてきたゼミ生たち。今回の韓国訪問を彼女たちは自身の成長の中でどのように受けとめたのだろうか。(取材ルポを追って掲載します。)

 ゼミ旅行の経過は以下をご覧ください。

 ・石川教授ブログ

・F田弁護士ブログ

 ・事務局長ブログ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国・ナヌムの家取材事前学習会

2007年09月09日 | 編集・営業ふらふら雑記

 10日から12日まで、神戸女学院大学石川ゼミの学生たちと韓国・「ナヌムの家」に行って来ます。昨日はそのための事前学習会が同大学であり、ゼミ生以外の参加者も参加、朝10時~6時半までみっちりと4冊のテキストと2本のビデオをレポート学習、数10年ぶりの勉強を実感しました。詳細はこちらです。帰国後、取材レポート掲載していきます。


学生のレポート15本をもとに質問・討議


水曜集会で掲げる横断幕を仕上げるゼミ生たち

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする