まいど、日本機関紙出版です。

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ギター店巡り、おお、これはいいんじゃない!!

2024年02月18日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

2月17日(土)

17日は午前から午後にかけて楽器店巡りへ。欲しいギターがあり有力候補を2点に絞ってきたが、とにかく実際に手で触れて音質、サイズ、操作性などを確認しなければということで出かけていく。

先ずは江坂のドルフィンギター。ここは以前から知ってはいたギター専門店だが、プロ演奏家御用達の店で高価なものが多く、少し近寄りがたい店だった。

が、目当てのaNueNueのBIRDGUITARは現在大阪ではここでしか販売していないのでとりあえずやって来たというわけだ。そんなに高価なものではない。ドアを開けるとなんと、すぐ目の前に3本が展示してあったので、店員さんに声をかけて順番に試奏させてもらった。なるほど、少し思っていたよりボディが小さいのが気になったがそれぞれになかなかいい音がする。試奏後も暫し店員さんとギター談義。最後に「検討します」と挨拶をして御堂筋江坂駅から心斎橋に向かう。

次に2点目のギターを求めて行った楽器店はヤマハミュージック大阪店。1階がギター売り場で大量にYAMAHAのギターが展示してある。

広い売り場には店員さんが2人。日曜日の昼時だからか、客は私一人。目当てのギターの在庫を事前に確認していたのですぐに展示場所に行き、店員さんに声をかけ試奏させてもらう。結果、おお、これはなかなか素晴らしいんじゃないの?という感じで、求めていたイメージ通りの感触を得た。この価格でこの音とは! うーん、とうなりながらもう一つ気になっていた他の種類のギターも試奏させてもらったが、これはどうもイマイチ。ほぼ最初のものに決まりという気持ちになって、常時在庫を確認し、そしてここでも「検討します」とお礼を言って店を出た。

こうしてまずは満足できた結果が得られ、あとは発注するだけなのだが、発注までの時間がなかなか楽しいのも事実で、しばらくは時間をおくことにしようかと思っている。

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吹田浜屋敷の音楽室で

2023年05月01日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

4月29日(土)

朝から掃除に洗濯。帰省していた三男はまずは東京方面へ旅立って行った。節約のため高速は使わずに地道を利用するそうだ。さて今日はどこまで行けるのか。まあ、安全運転でよろしく。

昼過ぎに福井からの来客を迎える。4年ぶりの再会となるのか、まずはお互いに元気でいて何よりだ。

昼ごはんを食べて、ギターを抱えて吹田浜屋敷の音楽室へ向かう。学生時代のサークル仲間と4年ぶりのシングアウトの集まりだ。このためにオリジナル曲を作ってきたメンバーもいるではないか! なかなかいい曲だった。まだ歌い込みが不十分だそうで、ぜひとも完成音源を作ってもらいたい。こちらは福井の彼君と一緒に『時代遅れのロックンロールバンド』を歌う。

3時間ほど遊んだ後は、すぐ近くのメンバーの家に移動し晩ごはん会となる。

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日本のフォークソングの源流、笠木透さん逝く・・・

2014年12月26日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

日本のフォークソングの源流、笠木透さんが亡くなった。

フォークジャンボリーの仕掛け人で、これを機にフォークソングが音楽産業に取り込まれていくが、本人は決して東京の芸能界には進まず、フィールド・フォークを提唱し、その生涯を庶民の暮らしの中の音楽に捧げてきた。

笠木透さんの音楽との出会いは、大学のうたごえサークルだった。

「私に人生といえるものがあるなら」「わが大地のうた」「私の子どもたちへ」をはじめとする数多くの彼の作詞・作曲した音楽が、社会的政治的関心を強く抱いていた若い体の中に染み、仲間たちと歌ってきた。

また笠木さんの幾つものコンサートも聴きに出かけた。そのすべてがまったくメジャーな音楽世界とは無縁のステージだった。

誰か有名な人が作った歌じゃなくて、自分たちが生きているそのままを歌い上げることの、面白さ、その生き生き感を自身の生き様として示してくれた。

人生の喜びの歌、闘いの歌、抵抗の歌、悲しみの歌…。全国あちこちに出かけて、その地の人々の生き様に触れ、歌を作ってきた。

この20年ぐらいでは、憲法の歌、反原発の歌、従軍慰安婦被害者の歌などが印象に残っている。

コンサートではユーモアいっぱいに、時には平和を脅かすものたちへ怒りをあげ、人々の暮らしを破壊するものへの厳しい批判の声を発し、会場はいつも権力者の滑稽さに笑いがあふれていた。

77歳の大往生だけど、きっと今の日本の現状を強く憂いながら、まだまだ歌を作り、歌い続けたかったにちがいないだろうと思う。

最近は仕事の忙しさにかまけて、ギターを手にすることがめっきり減っているけど、笠木さんの想いをあらためて自分なりに解して、やっぱりフォークソングを歌っていこうと決意を新たにさせられた。

 

 

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土佐拓也コンサートのご案内!

2014年05月09日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

いつもお世話になっている土佐いく子先生の息子さんのコンサートです。

もう何回も聴きに行っていますが、特に私が好きなのは生ギター1本での演奏ですね。

ホールに内に響き渡る透き通った声が魅力です。

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2011年7月10日第30回宵々山コンサート ナターシャセブン

2011年07月28日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

忘れてました! ナターシャセブン創設メンバーの「私を待つ人がいる」です。

 

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2011年7月10日、第30回宵々山コンサート 城田じゅんじさん「フォギーマウンテンブレイクダウン」

2011年07月13日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

ここで終わりかと思ったら…

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2011年7月10日 宵々山コンサート 北山修さんと高石友也さんが歌う「あの素晴らしい愛をもう一度」

2011年07月11日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

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去りゆく桜の季節を楽しむ

2010年04月12日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 昨日は「慰安婦」問題仲間のU野さんのお宅へお邪魔して、恒例の学んで、考えて、飲んで、しゃべって、歌っての会であった。

 場所は梅田からバスで1時間足らずの有馬温泉。ちょうど桜も見頃で、川べりでは桜祭りなんぞもやっていた。酔いつぶれる前にまじめに、各地であがりつつある意見書や決議についてそれぞれから報告があり、今後どうしていくか、取り組みなどについて意見交換した。

 後半はせっかくなので温泉に入り、音量を出しても大丈夫な部屋でうたごえ酒場に。去りゆく桜の季節にふさわしい、なかなかの一時を過ごさせてもらった。

 その様子はコチラでどうぞ。
 


 

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「ぎんのスプーン」の夜はグダグダ状態に…

2009年12月26日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 昨夜の今頃はまだ新大阪は「ぎんのスプーン」で歌ってました。

 25日の世間はクリスマスの日、こちらは新大阪は「ぎんのスプーン」でうたごえ&フォークのクリスマス。といっても特にクリスマスに関することはなにもありませんでしたが。

 久々の訪問となった明日香さんのお店。しばらく事情があって閉店状態でしたが元気な姿に再び会えてなによりでした。

 7時過ぎ、食事関係持ち込みでとりあえず4人で乾杯、パンにチーズにサラダをつまみながら飲んでいると、仕事上がりの人たちが次々に集結。なぜかすでに出来上がった状態の某新聞社社会部メンバー3人の乱入もあったりで、欠席連絡相次ぎ、開催が危ぶまれるという不安は杞憂となり、12人の集まりとなりました。

 自己紹介、難読漢字テスト、今年を1文字で表したら、などを話のネタにワイワイガヤガヤ。時間が経つのは速いもので、気がつくと1曲も歌わないうちに帰りの時間になる人もいるような時間となっていました。

 酒のピッチが速い人が多く、大方のグダグダ状態になった人を放ってテーブルからカウンター席に移り、11時過ぎ頃からようやくギターを弾き始めました。しかし数曲歌っていると間もなく新大阪発12時33分高槻行きの終電時間。急いで荷物をまとめ店を飛び出しました。駅まで疾走! 残念なことに身体は昔のようにはいきません。ぜえぜえ言いながら駅の階段を駆け上がり改札へ。満員の最終電車に乗り込むとゴホッ、ゴホッと咳き込む始末でした。

 やれやれと思いつつ、グダグダ状態になりながらもまだ店に残っている人たちはどうするんかなあと気にしながら家路に向かったのでした。ふうっ…。

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「慰安婦」問題、強制連行、朝鮮侵略、特攻、非戦、反戦を歌うCD『私は忘れない』 

2009年11月20日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 昨日書いてたCDがこれです。


 『私は忘れない』(笠木透と雑花塾 奈良・京都のみなさん)。全16曲入り。

 1.私は忘れない~戦争加害者である私のことを歌う
 
 2.ペ・ポンギさんは語る~「慰安婦」被害を語った最初の証言者。終戦時は沖縄にいて、この音声は『赤瓦の家』で川田文子さんが取材した時のもので、日本の近現代を語る貴重な証言です。

 3.ペ・ポンギさんは歩く~ペ・ポンギさんが沖縄の焼け跡をさまよい歩いていた時のことを歌う。

 4.ペ・ポンギさんの孤独な死~孤独な死を迎えたペ・ポンギさんのことを歌う。

 5.ムグンファの花刺繍~福岡に無理矢理連れてこられ「慰安婦」被害者となった16歳の少女を歌う。

 6.鳳仙花~南海のどこかで被害者となった恨みを歌う。

 7.私の証言~1991年、ソウルで実名を明らかにし被害を証言した金学順さんをテーマにした歌。

 8.死にぞこない~土地と言葉と名前を奪われた苦しみを歌う。

 9.朴の木の白い花~強制連行された者の心を歌う。

 10. ムグンファ~特攻隊に志願を強制された朝鮮の青年の気持ちを歌う。

 11. 水曜デモの現場から~現場録音

 12. 風のアリラン~知覧から飛び立ち特攻隊で死んだ朝鮮青年を歌う。

 13. 言葉~言葉を奪われた苦しみを歌う。

  14. 私の非戦宣言~1人の人間としての闘わない宣言を歌う。

  15. 軟弱者~軟弱者といわれてもいい。絶対に戦争はしないという覚悟を歌う。

  16. 問い~戦争を止まるために何が出来るのか…
  
    

   

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やっぱり原点は真理ちゃんのあの白いギターやね…、嗚呼、わがギター遍歴

2009年10月15日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 昨日、忌野清志郎さんのギター事始めについて書いていて、ああ、そう言えば昔は貧乏だったから誰でも同じようなことをしたんだなあ~とわがことを思い出していました。

 私の場合は、父親が若い頃弾いていた弾いていたギターが押し入れの奥のほうにしまい込んであるのを発見して、なんじゃこりゃという感じで初めてギターに触れたのです。ガットギターのようだが弦はスチールで、ピックガードが付いていて、ストラップは綿で編んだロープのようなもので作られていました。あの田端義男さん風のギターでした。

 父に弾いてみてくれといった記憶はないのですが、当時流行っていた「時間ですよ」というドラマで天地真理(懐かしい…)さんが銭湯の2階の窓辺に座って弾いていた白いギターに憧れていて、ああ、ギターは絶対に白くなくてはならない、やっぱり白いギターやねと、勝手に思いこんでいました。

 そこでどこからか白いペンキを探してきてその父親のギターに塗りたくりました。乾けば憧れのギターの完成です。弦は昔のままでほとんど錆だらけです。それでも気持ちは盛り上がっており、買ってきたギターの雑誌、ああ、これまた懐かしい「新譜ジャーナル」やナントカカントカ、いろいろありましたが、それらを見ながら練習したものです。

 そして高校に入り、親にどう頼み込んだのか忘れましたがとにかく頼み込んで、モーリスの15000円のフォークギターを買ってもらったのです。それまでの人生でこれほど高価なものは手にしたことはなかったです。高校に行くと同じクラスにギターを弾く奴がいて、クラブの合間などに一緒に弾くようになりました。

 1年の時の文化祭だったか、ある3年生が舞台で1人で弾き語りをしているのを聴きました。それがレコードそっくりにとてもうまく演奏していたのにびっくり、それは田舎のギター少年にとっては衝撃的な光景でした。

 高校を卒業して大学へ。大学では混声合唱団のサークルに入り、コンサートなどでは何人かの仲間とギターを担当していました。そして1年生の夏休み。悲惨なアルバイトをしてお金を貯めて、2本目のギターを購入しました。サークルの先輩に連れられて、心斎橋の三木楽器へ行きYAMAKIというメーカーのギターを買ったのです。音は良かったのですが、ちょっと弦高が高かったりという気に入らないことが出てきて、しばらく使った後、知人に押し売りました。

 その売ったお金で次に買ったのは東海楽器のキャッツアイというギターでした。これはなかなか弾きやすくいい音が出ていました。そのうちに最初に買ったギターは誰かに売ってしまっていました。誰に売ったのかなあ…。

 それから就職して買ったギターがS・ヤイリのちょっと形の丸っこい、アイルランドのローデンギターに似た形のギターで、これは天王寺の楽器屋さんで購入したものでした。これもなかなかいい音がする奴でしたが、難点は、ブリッジがバキッと剥がれてしまうことでした。(それってはっきり言って欠陥商品やねえ。まあいいけど)

 さすがに演奏中には剥がれなかったけど、ケースに仕舞っている間に悲惨な状況になっていたということが数回ありました。今は結局剥がれたまま放っています。そのうちに直さないといけませんが。

 さらにその後買ったのが、今一番よく弾いている愛媛のシーガル、塩崎さんのお手製ギターです。ギター好きのある書店員さんに連れられて、高槻のギターショップ主催の展示会、実演会に行き気に入った奴で、その場であれこれ希望を伝えて発注し、4ヵ月後ぐらいに手にすることが出来ました。その場では一番価格の安かったものですが、今もますますいい音が出てきています。

 さてこんなことを書いていると今夜は、しばらく触ってなかったギターに手を伸ばしてみたくなりました。

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第35回親子野外文化祭でシングアウト

2009年09月08日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 先週末は毎年恒例の吹田5中校区親子野外文化祭でした。

 吹田市立第5中学校区の保育園、学童保育など子どもに関わる団体で実行委員会を結成、親子で遊びを楽しみながらこの地域の子どもたちの豊かな成長を見守ろうといった趣旨で、毎年9月のほぼ第1土曜日の夕方開いてきました。

 今年は回を数えて35回目です。私が関わり始めたのは長男が保育園に入った時でしたからもう23年になります。  

 去りゆく夏にお別れを告げるにしてはまだまだ暑いこの時期ですが、それでも子どもたちにとっては夏の最後のお祭りです。

 この祭りの特徴はすべてが手作りの祭りということでしょう。何よりも舞台が手作りです。前日の夜、資材を置かせてもらっている第2さつき作業所まで車で行き、そこでトラックに資材を積み込み、また会場まで運びこんでおきます。

 翌本番当日、朝8時から舞台設営を開始、舞台回りから模擬店スペースの設定、提灯準備、草刈り、照明…など音響を除く様々な設営をすべて自分たちの力でやって準備します。さらに祭りが終了する8時半になるとすぐに解体・撤収作業にかかります。せっかく作ったのにわずか3時間の使用で解体です。そして翌日は仕舞い込み作業と公園掃除です。

 毎年のことながら会場は人、人、人でぎっしり埋まります。保育園児や学童っ子たちが舞台に出演するので、その子たちの家族がたくさん来場します。遠方からも孫の舞台を見に来られるおじいちゃん、おばあちゃんの姿もあります。

 他の地域のことは知りませんが、こういう祭りが他でやられているというのは聞いたことがありません。まあよく続けてきたと他の実行委員共々感心しています。こういうことができる地域がまだ残っているというのがいいじゃないかと思います。

 さてこの日私は、当初予定のプログラムが1つ空いたため時間潰しで急遽歌うことになりました。「みんなで歌おう」ということで5分間だけの出演でした。

 でも「みんなで歌おう」といっても、赤ちゃんからお年寄りまでの来場者ですから、まあ、無理なのです。何を歌おうかと悩んだ挙句、「翼をください」と「君が明日に生きる子どもなら」の2曲にしました。歌唱指導しながら歌詞をコールしながら、久々の歌う会といった感じです。でもお客さんにすれば、さあ、一緒に歌いましょうと言われてもすぐにはなかなか歌いにくいものですよね。

 歌ってもらえたのか、歌ってもらえなかったのかよくわからないまま、約4人の方から拍手をもらって出番は終了したのでした。


自分で言うのも何ですが、誰かに似ていますね…

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さらば、夏の時代、わが宵々山コンサート

2009年07月16日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 7月12日、祇園祭本宮に向けて盛り上がりを見せる京都は四条河原町から八坂神社の奥の院に位置する京都市円山公園音楽堂へ行きました。第29回宵々山コンサート〈これにて中締め〉です。

 前日の『朝日新聞』夕刊のこれが最後のコンサートになるとの記事を見て、そうだったのかと宣伝チラシの「これにて中締め」の意味を納得しました。世話方の中心を務めておられた三宅誠孝さんがこの1月に急逝されたことや運営経費のことなどが原因らしきことが記事には書いてありましたが、三宅さんが亡くなられていたのですね。ずっとコンサートを支えてこられたあの名物顔がもう拝見できなくなったのはとても寂しいです。

 そんなこともあってか、この最後のコンサート、見事に超満員になりました。昔は全席座席指定で入場券購入がたいへんだったのですが、ここんとこ満員状態には程遠い状態が続いていましたので、とにかく最後に大勢の人がお別れにやってきたことは何よりではないかと思います。
 
 ジリジリと暑い西日が射しこむ音楽堂が開場したのは開演1時間前の3時半。観客席前半分のほぼ中央辺りに席を確保、とにかく暑いのです。クーラーから2本目のビールを取り出しグビグビ…。一息ついたころの開演30分前、例によって永六輔さんの登場で場内の雰囲気は一気に高まったのです。


いつもの入場待ちで行列する人たち。昔は1番席を取るために1週間前からテントを張って並んでいた人もいました。


みなさんご一緒にシングアウトです。これで大部待ちくたびれ感も和らぎます。ありがとうございました。


 



西日が強く場内を照りつけます。


まさに中高年者でぎっしり満員。


永六輔さん登場。転倒して肺に肋骨が刺さっているそうですがまだまだお元気です。随所に笑いのあるスピーチは健在で、本番では宵々山コンサートにこれまで出演されすでに亡くなられた方たちを偲んでのレコードコンサートを再現、数々のエピソードを交えながらのDJ役を披露されました。


開演トップバッターは奈良のまつぼっくり少年少女合唱団(指揮:荒井敦子さん)でした。2年前に初出演、その元気な歌声に誰もが明るくなります。


高石ともやさん、古河さち子さん、村尾あいさんが登場、合唱団と一緒に歌いました。


会場の人たちも「ドレミの歌」で参加、音階ごとに分かれて立ち上がって歌いました。


金海たかひろさんはかつてのザ・ナターシャセブンのメンバーでした。フラットマンドリンの響きがすばらしいのです。


マーティ・ブレイシーさん(右)のリズムは身体全体で表現されるので楽しいです。彼については以前にコチラでも紹介しましたね。


ABCラジオパーソナリティ道上洋三さんが会場から登壇、ご自身が入院中に作られた曲、「ただ生きている、それだけでいい」を客席と一緒に歌われました。


特別企画、元締め役の永さんと高石さんの思いで対談です。


新潟から鼓童の藤本吉利さんらの大太鼓演奏。すごい迫力で場内は圧倒されました。素晴らしい!!


恒例の大提灯への火入式にやってきた中島啓江さん。この人も迫力の人です。


人間国宝・桂米朝さんと5代目桂米團治さんが登場、会場は大きな拍手に包まれました。


八坂神社の神火が場内をリレーします。


いよいよ押し迫ったコンサート、最後は米朝さんの「米朝締め」で中締めです。


高石さんの終わりを告げる歌の中、舞台では撤収作業がすすみます。


終わりが来ても誰一人帰ろうとしない観客席。

 会場を出るとき、またどこかでの再会をスタッフの方に伝えました。こうして我が夏の大いなるお楽しみが1つ消えていきました。ありがと~う!!

 

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うたごえ&フォーク@ぎんのスプーン

2009年06月13日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 明日は夕方から久々のうたごえ酒場です。これまで2回行っていた場所が近所の苦情で使えなくなったので新しいお店に変更しました。明日のお店は新大阪の「ぎんのスプーン」です。

 昨年、オーナーに本の原稿を書いてもらったことからお付き合いが始まったお店です。題して「うたごえ&フォークショットバー@ぎんのスプーン」。

 ビールにワインにお酒に焼酎、カクテルほかさまざまアルコールがオーナーの好みで仕入れられ、いつ行ってもこれ何なの?という面白さのあるお店なのです。昔懐かしいレコードやビデオ・映画などがたくさんコレクションされていてリクエストできますよ。

 さて明日はどんなことになるのでしょうかね。天気が荒れ模様なのでちょっと心配ですが・・・。

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己の演奏姿に唖然、呆然、自失・・・

2009年05月25日 | 丸ちゃんのギター&フォーク

 5月3日に行った「癒し癒されコンサート」の記録DVDを一緒にコンサートを作り上げたF田さんからもらいました。一体、己の演奏とはどのように観客席から見てもらい、聴かれているのか…。そんな疑問もあったので、とりあえず自分の演奏シーンを見てみました。

 うーむ、唖然、呆然、自失です。この声はいったい何だ? こんな声をしているのか…。自分が発する声というのは、自分以外の人は、自分が聞いている声とは違って聞こえるみたいで、なんと表現すればいいか、まあ、これが自分の声なので仕方があるまいと納得しながら、あれこれとまた次の機会への教訓として反省点を挙げてみました。

 1.ことばを大切に丁寧に発する。

 2.テンポがどうも早くなりすぎ。

 3.一本調子にならないように、1つ1つの曲について、曲想を描き、気持ちを込めて歌う。そのように歌ってるつもりなのですが、なかなか難しい。

 4.普段からよく歌っている曲はやはりそれなりに聞こえるので、とにかく練習不足にならないように。

 5.できれば歌詞は覚えて楽譜を見ないで演奏を。

 まあ、緊張もしているので普段の状態のまま演奏することはなかなかできないのですが、場数も必要なのでしょうね。

 ということで、次なる機会に向けて、練習をしていくことにします。

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